あなたにとって、限界とは一体何でしょうか?
私自身にとっては、限界というのは『ただの言葉』です笑。スポーツや勉強をしている中で、必ずこの限界という言葉が使われます。
確かに継続していく中で辛いことはたくさんあるでしょう。しかしある人にとっては『限界』だったとしても、別の人にとっては『ただの通過点』だったりもします。
同じ人間なのに、なぜこの限界に対する考え方がここまで違うのか?
今回は自分の限界について解説していくとともに、今あなたを縛っている限界を超えるための助言をさせていただきたいと思います。
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限界に対する考え方

まず自分の限界というのは、結局は『自分自身が決めている』ため、セルフイメージが大きく関係しています。
結局自分が勝手に限界だと設定しているだけで、そこが本当の限界であることはまずないのです。
例えば自分が野球というスポーツをしていたとします。毎日頑張って練習をしていても、自分一人で練習していると『自分自身が限界を設定してしまっている』ため、なかなか伸びていきません。
しかし自分が練習している環境に現役のプロ野球選手を入れるとどうでしょうか?おそらくプロの選手は、今まで自分がやっていたことの倍以上の練習量を平然とこなしているため、あなた自身も『自分の限界以上の練習』をすることになります。
そうなると、今までとは違った結果が返ってくるのです。プロの選手の練習を見て、自分のセルフイメージを変えることができれば、今の限界を超えることは不可能ではないのです。
結局限界は自分が作り出しているもの
人間はそう簡単には死にません。例え自分が限界だと持っているラインを超えても、そこで死んでしまう人はほとんどいません。
稀にセルフイメージが高すぎて、仕事や勉強・スポーツで無理をしてしまい、病気やケガをしてしまう人もいますが、常人ではまず考えられないパターンです。
どんな世界でも言えることですが、いかに自分の限界を超えるのかが成功するために重要な要素となります。
あなたの限界をヒョイっと超えてしまう人がいる
先ほどプロ野球選手の一例を挙げましたが、世の中には自分が限界だと思っているラインを平気で超えてしまうような人たちがゴロゴロいます。
その人たちは、常に自分の常識が高い位置にあるため、今自分がやっていることがむしろ『当たり前』だという感覚で物事に取り組んでいるのです。
普通の人からしたら、かなり限界を超えた練習量・勉強量だったとしても、それらのことを平然とやってのけてしまうのです。
なぜならその人たちにとってはその練習量・勉強量が『常識だから』です。
ある意味『当たり前のことを当たり前のようにやる』ということがその人たちにとっての常識なので、特別すごいことをしている気はさらさらないのです。
自分の限界を超えるためのステップ

ここまでの話で、自分の限界が設定されてしまっている理由はある程度理解して頂けたと思います。
今後自分の限界を超えるためには、まずは『自分が設定した限界を変える』必要があるのです。
勉強・仕事・スポーツなどどんなジャンルでも、この自分が設定した限界を変えることができれば、大きな結果を残すことは可能です。
では実際に自分の限界を超えるためにやらなければならないことをいくつかご紹介していきます。
自分の常識を疑うことから始める
まず最初に、自分が思っている常識を疑うことから始めましょう。今までの生き方をすると、今の自分が作られることは結果として分かっていますから、これからも同じように生きてしまっていては、また今までの自分のまま年を重ねていくことになります。
まずは自分の常識を疑い『自分の限界はこれくらいだ』と決めつけることをやめましょう。
よく聞く話ですが、子供の頃に『あなたはこれくらいしかできないからね』と親に言われ続けていた子は、大きな結果を残すことができません。
逆に『あなたは天才だからね』というような言葉をかけられ続けた子供は、将来的に大きな結果を残すことができるのです。
子供の頃は『親の常識が自分の常識』になるため、育ってきた環境が大きく影響します。
この環境の影響というのは、人生でもかなり重要な要素となります。
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しかしある程度大人になれば、自分自身で自分の常識を変えることができるため、まずは常識を疑うことが大切なのです。
セルフイメージを変える
今までの自分のセルフイメージでは、この先も同じような結果しか残すことはできません。限界というのは、このセルフイメージによって作られていますから、ここを変えない限り同じような未来が待っているのです。
セルフイメージを変える方法としては、先ほど一例でも挙げたように『すでにセルフイメージの高い人』と付き合うことが一番手っ取り早いです。
よく成功している人が『成功したければ、すでに成功している人に会いに行きなさい』と言いますが、これは自分のセルフイメージを上げるためでもあるのです。
すでにデータ化されている例を挙げると『いつも関わっている周りの人の年収の平均が自分の年収になる』というものがありますが、これもセルフイメージによるものです。
何かしらの分野で成功している人は、自分のセルフイメージを下げないためにも、周りに『セルフイメージの高い人』を置きたがるのです。
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明確なゴールを設定する
限界を突破したいということは、あなた自身が限界を突破して『叶えたい目標』があるはずです。
ここを明確にすることが重要な要素となります。先ほどのプロ野球選手の例で分かるように、プロの人は『プロ野球業界では、これくらいの練習が常識』だという考えなので、プロとして当たり前のようにハードな練習に取り組んでいます。
もし自分もプロ野球選手になりたいのであれば、同じように『自分がプロになるのであれば、このくらいの練習量が常識である』というセルフイメージを持つ必要があるのです。
明確なゴール設定ができれば、あとはその常識に従うだけです。
逆に明確なゴール設定がされていないと、毎日苦しい練習を続けるだけになってしまうので、将来的に大きな差が出てくるのです(多くの場合現状に引き戻されてしまいますが‥)。
毎日限界を少しだけ超えよう!

セルフイメージを変えたとしても、いきなり成功している人と同じ量の練習や勉強を実践することは難しいでしょう。
特にスポーツに関しては、ある程度の筋力量がなければ怪我にも繋がりますので、無理してもあまり良いことはありません。
まずは今の自分の現状を受け入れ、無理のないレベルで限界を超える必要があります。ここで重要なのが『限界をちょっとだけ超える』のを意識することです。
無理な練習や勉強ができないからといって『限界の手前で引き返す』と、結局今までの自分と何も変わりません。毎日ちょっとずつ自分の限界を声続けていると、数ヶ月後・数年後には『今までの自分の限界が通過点になっている』のです。
逆に毎回限界の手前で引き返していると『今までの自分の限界より手前が限界』に設定されてしまうのです。この差はとてつもなく大きいです。
常に居心地の良い環境でとどまっている人というのは、今までの自分の常識の範囲で生きることになってしまいます。
ここを抜け出すためにも、まずは『自分の限界を毎日少しずつ超える』ことを習慣化していく必要があるのです。
限界の前で引き返した人に成長はない
物事は継続しなければ大きな結果を出すことはできません。そのため、1日だけ限界を超えるようなハードなトレーニングをしても、翌日には『今日は辛いからやめよう‥』となってしまい、今までの自分の現実に引き戻されてしまいます。
この時に『自分が達成したい明確な目標』が設定されていれば、自分自身の常識が変わってくるため、限界を超えることが当然になってくるのです。
一番勿体無いのは『限界の手前で引き返してしまうこと』です。限界の手前ということは、今までの自分の限界を超えられていないということですから、間違いなく良い結果が出ません。
例えばTOEICで300点しか取れない人が、自分の限界の手前で勉強をやめてしまうと、その点数以上を出すことはなかなか難しいです。
逆に帰国子女レベルの人と出会い、その人の勉強量などを間近で見れば、あなたの常識が大きく変わり、限界の手前でやめてしまうことはなくなるでしょう。
何度もお伝えしていますが限界の手前で引き返した人に成長はありません。ここを乗り越えるためには『明確な目標設定』『自分の常識を疑うこと』が重要なポイントとなってくるのです。
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まとめ

セルフイメージさえ変えることができれば、限界を超えることはそこまで難しいことではありません。
自分の目標設定を明確にし、その目標を達成した自分の考え方に切り替えることができれば、成功することがむしろ当たり前という状況を作り出すことができます。
限界を突破することが目的ではなく手段となりますので、そこだけは勘違いしないように注意しておきましょう。
高いゴールを設定すれば、数ヶ月後・数年後には今とは全く違う自分に変われるはずです。もしこれから何か新しいことに挑戦するのであれば、今回お伝えしたことを頭に入れてみてください。