Pocket

他業種からIT業界に転職する際『派遣』の働き方は、参入障壁が低く未経験でも選びやすい選択肢です。

実際、私もプログラミング未経験の状態でIT派遣エージェントを利用し、時給1,500円の単価で仕事を頂いたことがあります。

その時の経験も踏まえた上で、今回は『派遣エンジニアの働き方はやめておくべきか?』について、私なりの答えをお伝えしていきます。

この記事を書いている私は現在WEBマーケターとして活動していますが、過去に派遣エンジニアとして働き、プログラミングスクールに通っていた経験があるため、未経験からエンジニアを目指す方の一つの参考事例になるはずです。

avatar
未経験から派遣エンジニアとして働き、その後プログラミングスクールに通って学び直した過去があります。

最初に結論をお伝えしてしまうと『派遣エンジニアの選択肢は条件付きであり!』です。

今回の内容を読めば、派遣エンジニアは一つの選択肢でしかないことが理解していただけることでしょう。

派遣エンジニアとして働くのは損しかない!?やめとけと言われる理由

なぜここまで派遣エンジニアの働き方にネガティブなイメージが付いているのか?

この点に関しては、日本社会が派遣に対して悪いイメージを持っていることも理由の一つですが、実はそれ以外にもわけがあります。

avatar
ネガティブなイメージには『過去のIT業界(現在は当てはまらない)』の常識も含まれているので注意が必要です。

エンジニアとしての時給が低い

本来エンジニアは他の職種よりも高い年収を貰える職業ではありますが、派遣エンジニアの場合は正社員と比較しても時給単価が低いです。

環境やスキルによってバラツキはあります。

エンジニアの働き方には

  1. 正社員エンジニア:スキル中・高
  2. 派遣エンジニア:スキル低
  3. フリーランスエンジニア:スキル高

この3つがありますが、中でも一番安く働くことになるのが『派遣エンジニア』です。

派遣の場合、高いスキルはそこまで求められませんが、その分賃金が低く設定されやすいので、長期間派遣エンジニアとして働き続けると低い時給で消耗していくことになってしまいます。

ちなみに派遣エンジニアとして働く場合、単価を上げる方法もありますのでエンジニア派遣が単価(料金相場)をUPさせるためにやるべきことの記事も参考にしてみてください。

安く使われるリスクがある

派遣エンジニアの働き方を利用してキャリアアップをすれば時給は上げられますが、ずっと派遣として働き続けると必ず時給が頭打ちになります。

avatar
企業にとって派遣は『安く働いてくれる便利な人材』とも取れるため、場合によってはスキルと時給に乖離が生まれて安く使われ続ける人もいます。

派遣エンジニアはあくまでも『選択肢の一つ』なので、くれぐれもここをキャリアのゴールに設定しないよう注意しましょう。

スキルの身につく仕事が任されずに単純労働で終わる可能性がある

エンジニアと一括りにしても、人によってスキルには雲泥の差がある業界。

その中でも、派遣エンジニアの仕事は単純労働で終わるものが多いため、長期的に派遣エンジニアとして働き続けても、数年後何もスキルが身についていない‥なんてこともあります。

avatar
派遣最大の強みは『自分で働く環境を選べる』ことなので、明らかにスキルが身につきそうもない現場に派遣された場合は、消耗する前に一度エージェントの担当者に相談するのが得策です。
派遣エンジニアはやめとけと言われる具体的な理由まとめ

低い時給で働く可能性が高い
安く使われ続けるリスクがある
単純労働ばかりで全くスキルが付かない可能性がある

未経験からエンジニアのキャリアを着実に積み上げていくには?

ネガティブな側面だけ聞くと不安になってしまうかもしれませんが、結局どんな働き方にも必ずデメリットはあります。

  • 正社員エンジニア:ある程度安定はしてるが一つの企業でスキルが凝り固まる
  • フリーランスエンジニア:一つの企業に属さないので収入にバラツキが出る
  • 派遣エンジニア:安く働かされてスキルが身につかないリスクがある
avatar
これを考えると、派遣エンジニアだけが一概に悪いとは言えないことが分かると思います。

結局のところ『スキル・実務経験』さえ身につけば、エンジニアが食いっぱぐれることはありません。

大事なのは、働き方ではなく『キャリアを積み上げられるか』です。

派遣エンジニアはやめといた方がいい人

派遣エンジニア以外の選択肢を選ぶべき人

・年齢が若く正社員エンジニアの道を選べる
・ある程度プログラミングスキルを持っている
・手堅く正社員エンジニアとして働き続けたい

エンジニアは20代であれば未経験でも正社員として雇ってもらうことは可能ですし、プログラミングスクール経由でスキルを身につけた後転職すれば、即戦力として働くこともできます。

若い年齢であえて派遣を選ぶメリットはそこまで多くはないため、もし20代そこそこでIT業界への転職を考えている場合は、派遣ではなく転職エージェントに相談するのが得策です。

avatar
未経験の状態であっても、IT業界の人材不足は深刻なので転職はそこまで難しくはないでしょう。

未経験の状態であっても、IT業界の人材不足は深刻なので転職はそこまで難しくはないでしょう。

ここでどうにもうまくいかない場合は、プログラミングスクールの受講、または派遣エージェントへの相談を考えましょう。

派遣エンジニアの選択肢を選んでも良い人

派遣エンジニアの選択肢がありな人

・ある程度年齢が高いが未経験(30代前後)
・プログラミングスクールの受講費用を払うのが難しい
・とりあえずエンジニアとして働いてみたい

派遣エンジニアの強みは、働く場所さえ決まればすぐに現場で実務経験を積めるところです。

プログラミングスクールの場合、最低でも1ヶ月・2ヶ月程度は勉強期間が必要になりますし、費用もかかります。

正社員を目指して転職を考えた場合、未経験で30代前後だと企業も『即戦力』を求めるため採用のハードルがグンと上がってしまいます。

ですが派遣エンジニアであれば、最短で現場での実務経験を積みながらスキルも磨けるので、その後転職する際に実務経験ありの正社員、もしくはフリーランスのキャリアも描けます。

avatar
当然それ相応の努力は必要になりますが、ある程度の年齢で他業種からIT業界へ転職する場合は、派遣エンジニアの選択肢を選ぶと良いでしょう。

まとめ

派遣エンジニアはやめとけと言われる真相

・他のエンジニアの働き方と比較すると条件が悪い
・日本人の派遣に対するイメージが最悪なので悲観的な声が多い
・任される仕事が単純労働ばかりの現場がある

エンジニア業界に参入すれば、当たり前のように派遣エンジニアの悲観的な言葉は聞きますが、これは結局『どう捉えるか?』です。

スキルを持っていて、尚且つ現場経験のあるエンジニアからすれば、派遣エンジニアの働き方は条件が悪く、選ぶメリットはありません。

しかし、未経験で他業種からエンジニアを目指す方からしたら、実務経験がなくても働ける派遣エンジニアの選択肢はありになります。

一口に『派遣エンジニア=やめとけ』と片付けるのではなく、その人がどの立ち位置でその言葉を発しているのかを理解し、自分にとっての最善の選択肢を選ぶようにしましょう。

avatar
ちなみに私は派遣エンジニアとして働いた経験はそこまで後悔していませんからね。

Pocket