テックアカデミーは、プログラミングスクール業界でも最大手のサービスなので、受講できるコースが他社とは比較にならないほど充実しています。
プログラミングを学ぶだけではなく、デザイナーコースやディレクションコースなども用意されているため、自分が身につけたいスキルに合わせて受講が可能。
ただ、いくらコースが充実しているとはいえ、結局は
プログラミングスクールの中でテックアカデミーの受講はお得なのか?
ここが受講するかどうかの決め手になりますよね?
なので、ここではテックアカデミーの料金形態・割引制度・他社スクールとの料金比較を分かりやすく解説していきます。
結論として、テックアカデミーの料金は業界でもかなり安く設定されていますが、受講する前に活用するとお得になる割引制度や支払い方法もあるので、その辺りを今回の内容で理解してから受講してみてください。
・テックアカデミーはプログラミングスクールの中で価格は安い
・4週間から受講可能だが学習時間を考えると8週間以上がお得
・学生の場合70,000円以上の割引を受けられる
・最大24回の分割決済が可能なので月5,000~10,000円で受講可能
テックアカデミーの料金詳細

テックアカデミー詳細 | |
---|---|
料金 | 4週間:174,900円 8週間:229,900円 12週間:284,900円 16週間:339,900円 |
受講形態 | オンライン完結 |
サポート体制 | マンツーマンサポート |
入学金 | 無料 |
テックアカデミーの教材の学習時間目安は160時間
テックアカデミーは受講期間ごとに料金が変わってきますが、教材自体は160時間を目安に学習することを目的に作られています(一部例外あり)。
つまり、4週間コースを受講し160時間勉強しようと思うと、1日あたり最低でも5時間以上学習時間を確保する必要があります。
これが8週間コースになれば1日の学習時間はその半分になるので、プログラミング未経験の方は、最低でも8週間以上のコースを選ぶと無理なくカリキュラムを消化できます。

4週間:1日5.5時間(経験者向け)
8週間:1日2.7時間(パソコンスキルある人向け)
12週間:1日1.8時間(初心者向け)
16週間:1日1.4時間(超初心者向け)
期間内にカリキュラムが消化できなかった場合『延長』は可能
テックアカデミーは一度受講すると、学習期間が終わった後も教材を閲覧することが可能です。
なので『独学』でプログラミングを身に付ける際の教材として使い続けることができます。
ただ、学習期間が終わると
ができなくなるので、教材で分からないところがあっても自力で解決するしかありません。
受講期間終了後に再度プロのメンターのサポートを受けたい場合は『受講期間の延長(4週間で69,000円)』を申請すればまた教わることができます。
延長料金は通常コースの料金よりも高くなるため、最初から延長目的で短期間の受講をするのではなく、事前にゆとりを持って申し込んだ方がコスパは良いでしょう。

テックアカデミーをお得に受講できる割引制度
学割
テックアカデミー 学割 | 4週間 | 8週間 | 12週間 | 16週間 |
---|---|---|---|---|
社会人 | ||||
学生 | 163,900円 | 196,900円 | 229,900円 | 262,900円 |
割引額 | +10,000円 | +30,000円 | +50,000円 | +70,000円 |
※学生は25歳以下が対象、学生証の提示が必要です。
学割を利用すると、通常の受講料金よりも10,000~70,000円安くなるので、学生の場合は必ず事前にスクール側に『学生証』を提示してから受講しましょう。
先割

テックアカデミー 先行申込者を対象にした割引制度で『受講料の割引』『利用期間を長くできる』などのメリットがあるキャンペーン

セット割
こちらのセット割は、テックアカデミーが用意するコースを『セット』で申し込んだ場合お得に利用できるキャンペーンのことです。
例えば、WEBアプリケーションコースを学んだ後、デザインも自分でできるように『デザインコース』もセットで申し込むと最大138,000円の割引を受けて受講できます。

トモ割

こちらのトモ割は、友達や知り合いを紹介して一緒に受講すると10,000円の受講費用を割引してもらえます。
学割・セット割・先割を利用しない方
【利用者別】テックアカデミーをお得に利用する方法
社会人
セット割
先割
トモ割
受講するコースが1つの場合、セット割は利用できないため『先割』の割引は必ず利用しましょう。
トモ割も使うことができますが、その他割引と比較すると割引額は少ないので、社会人の場合は『先割』だけの利用、もしくは『先割』+『セット割』の併用がお得です。
学生
テックアカデミーの割引制度で最も割引額が大きいのが『学割』なので、学生の場合は学生証を提示し、必ず学割を利用しましょう。
ちなみに学割と先割の併用は可能なので、受講する場合は『先割が適応されているか?』も申し込みの段階でチェックしておきましょう。
学割+先割の併用
複数のコースを受講する場合はセット割も利用する
【分割OK!】テックアカデミーの支払い方法について
テックアカデミーは、銀行・コンビニ決済での一括払いや、クレジットカードでの最大24回払いなど柔軟に対応してくれます。
銀行振込:一括払い(分割不可)
コンビニ決済:30万円以下の支払いはOK
クレジットカード:分割払いは3回・5回・6回・10回・12回・15回・18回・20回・24回から選択可能(手数料はカード会社によって異なる)
デビットカード:一括払い(分割不可)
分割払いを活用すれば、1月あたり5,000〜10,000円で受講できるので、受講前にまとまった費用を用意できなくてもプログラミングを学習できます。

テックアカデミーの受講はコスパ良いか?他社スクールとの比較!

テックアカデミーで受講できるコースの幅はかなり広いので、一概に料金だけで他社スクールと比較してもあまり参考にはなりません。
なので、ここでは
に分けて比較していきましょう。
1,プログラミングコースの比較
テックアカデミー のプログラミングコース | 学べる言語 |
---|---|
Webアプリケーションコース | Ruby・HTML/CSS・SQL |
PHP・Laravelコース | PHP・HTML/CSS・SQL |
javaコース | Java |
フロントエンドコース | JavaScript・HTML/CSS |
WordPressコース | PHP・HTML/CSS |
iPhoneアプリコース | Swift |
Androidアプリコース | Kotlin |
Unityコース | C# |
はじめてのプログラミングコース | HTML/CSS・PHP |
Pythonコース | Python/機械学習 |
AIコース | Python・機械学習・統計 |
Python+データサイエンスセットコース | Python・機械学習・ディープラーニング |
Node.jsとExpressコース | Node.js |
Google Apps Scriptコース | Google Apps Script |
プログラミングのコースに関しては、正直学べる言語がほとんど揃っているので、他社スクールと比較するよりも『何を学びたいのか?』を決めて受講するのが一番です。
割と受講費用が高額な『AI(人工知能)』のコースも、テックアカデミーであれば低価格で学べますし、一度もプログラミングを学習したことがない方向けに『はじめてのプログラミングコース』も用意されています。
どのコースを選べば良いか迷った場合は、WEBアプリをプロのサポート付きで作れる『テックアカデミー 無料体験』でスクールの雰囲気を味わってみると良いでしょう。
そこで実際にメンターに相談し、自分が学びたい言語を決めてから受講すると失敗もありませんからね。
2,転職コースの比較
転職保障付きサービス | 料金 | 学習期間 | 保証 | 年齢制限 |
---|---|---|---|---|
テックアカデミーPro | 327,800円 | 12週間 | 転職保証付き | 32才以下 |
テックキャンプ | 657,800円〜 | 10週間 | 転職保証付き | 30代後半OK |
DMM WEBCAMP COMMIT | 628,000円 | 最短12週間 | 転職保証付き | 30才未満 |
GEEK JOB | 無料 | 最短22日 | 就職支援付き | 20代限定 |
プログラミングスキルを身につけて転職を考える場合『転職保証付き』のサービスを選ぶと、万が一転職できない場合に全額返金してもらえます。
テックアカデミーにも転職保証付きのコースがありますが、ここで学べる言語は『Java』なので、企業に常駐する正社員になりたい方にはおすすめできますが、カフェや自宅でのリモートワークでの仕事は望めません。

なので転職保証付きでプログラミングスクールに通う場合は、需要のあるJavaを学んで手堅く転職するならテックアカデミーProの受講を検討しましょう。
そうではなく、働く場所に縛られずに柔軟に仕事をしたい場合には、WEB系言語が学べるテックキャンプやDMM WEBCAMP の転職保証コースがおすすめです。
ちなみにこれから需要が高まるAI(人工知能)を扱える言語Pythonでの転職を考えるのであれば、AidemyやAIジョブカレもチェックしておきましょう。
3,デザインコースの比較
デザインコース詳細 | |
---|---|
Webデザインコース | HTML5/CSS3・jQuery・Sass |
アプリUI/UXデザインコース | Adobe XD・Photoshop |
動画編集スキルコース | Premiere Pro |
動画広告クリエイターコース | After Effects・Illustrator・Photoshop |
Shopifyコース | Shopify・liquid |
テックアカデミーのデザインコースは、WEBデザイナーを目指す人から動画編集スキルを身に付ける方まで幅広く対応しています。
テックアカデミーのメインのカリキュラムはプログラミングにあるため、あくまでもデザインコースのコースは『スキルアップ』が目的。
なので、こちらのコースに関しては他のコースとセット割で学習するか、もしくはデザイナー・動画編集専門で教えてくれるスクールの受講がおすすめです。
4,マネジメントコースの比較
マネジメントコース詳細 | |
---|---|
Webディレクションコース | Web制作の基本知識 ドキュメント作成スキル マネジメントスキル 提案スキル 企画スキル 設計スキル |
Webマーケティングコース | Webマーケティングの基礎知識 Google Analyticsを利用したサイト分析 SEOの理解と具体的なオペレーション リスティング広告の基礎知識と出稿・運用 ディスプレイ広告の基礎知識と出稿・運用 ソーシャル広告の基礎知識と出稿・運用 |
こちらは主に『WEBマーケティング』のスキルが身につけられるコースです。
私自身の本業がWEBマーケターでもあるため、結論このコースに関しては『スキルを身に付ける』程度に考えておいたほうが良いです。
というのも、WEBマーケティングは『WEBマーケティング専門のスクール』があるため、本気で転職を考えている場合はデジプロのようなトップマーケターが講師を務めるスクールを受講した方が身につくレベルも高いです。
プログラミングとは違い、WEBマーケティングには仕事に『正解がない』ため、実際に稼いだり結果を出している人間から教わるのが一番の近道です。
まとめ

テックアカデミーは学べる言語・領域の幅が広いため、一概にどれがおすすめとはなかなか言えません。
ただ、スクールとしては価格はリーズナブル、オンライン完結なので全国どこからでも受講可能、尚且つ教える講師は通過率10%以下の厳しい試験を乗り越えた猛者たちなので、選ぶスクールとしては間違いありません。
その反面、一つに特化したサービスではないため、もし明確に学びたい言語・領域が決まっているのであれば、テックアカデミーとその他スクールを比較してから受講した方が後悔は少ないでしょう。
どのスクールも最初に無料体験や説明会・資料請求で情報を開示しているので、お金を払う前の段階で一通り体験して選んでみてください。