今の仕事からIT業界に転職したいと考えているが、その中で最短ルートを辿るために、仕事を辞めてプログラミングスクールの受講を考えている。
ただ、今の仕事が残業が多くスクールに通っても学習が捗らないリスクを考えて、仕事を辞めてプログラミングスクールに通うべきかどうか迷っている‥。
今の仕事を続けながら勉強時間を確保してプログラミングを学ぶのは難しいため、退職してガッツリ勉強したいと考えることは一見効率の良いことに感じます。

私自身、元々プログラミングスクールに通っていましたが、その経験を踏まえて伝えたい結論としては
プログラミングスクールに通うために安易に仕事は辞めない方が良い
ということです。
仕事を辞めてスクールに通うと『覚悟のある人』とポジティブに捉えられますが、実際はその背景に隠れている大きなリスクを理解せずに人生を台無しにする事例は多々あります。
仕事を辞めれば当然1日に使える時間は増えますが、それとプログラミングスキルが身につくスピードは全く比例しません。
今の仕事を辞めて転職し、プログラミングスクール経由でIT業界に転職を考えているのであれば、今回の内容を読んだ後にもう一度どのルートを辿るのかをしっかり考えてみてください。
何がリスクでどうして仕事を安易に辞めるべきではないのか?
この記事を読めば、多くの人が考えていない隠れたリスクが分かります。
プログラミングスクールに通うために仕事を辞めるのは危険しかない理由
働きながらプログラミングの勉強時間を確保するのは大変ですが、それ以上にプログラミングスクールに通うために今の仕事を辞める方が大変なことになります。
プログラミングスクールは、最低でも3ヶ月以上は通う必要があるため、仕事を辞めた状態で通うとなると、短くても3ヶ月、長ければ半年・1年以上無収入で過ごさなければなりません。
プログラミングスクール受講時に最低限かかる費用
- プログラミングスクール受講料金:数十万
- 学習環境(パソコン・モニター・Wifiなど):数十万
- 通学費用(オンラインなら無料):数万・無料
- 受講期間中の生活費:数十万
そして万が一転職できなければ、その先の転職活動期間も無収入の状態が続くことになります。
1日をフルでプログラミングの学習時間にできる
日中の仕事のストレスからの解放
転職に対する覚悟(途中で挫折しづらくなる)
毎月定期的に支払われていた給料がゼロになる
今の会社での出世や地位・昇給
正社員の肩書き

退職後プログラミングスクールに通う際に背負う3つのリスク
もし今の仕事を辞めて、本気でプログラミングスクールに通うのであれば、最低条件として以下の3つのリスクを頭に入れておく必要があります。
これを理解せずに明るい未来だけを想像して退職すると、再就職に苦しみ、フリーター・ニートになりかねません。
1,プログラミングスクールでハズレのメンターに当たるリスク
いくら評判の良いプログラミングスクールであっても、教えてくれるメンターには必ずハズレがいます。

もし仮に、あなたが人生をかけてプログラミングスクールに大金を払い、そこで最悪なメンターにマンツーマン指導された状況を想像してみてください。
この時点で今の仕事を退職していると、スクールを辞める選択肢が選べなくなるので八方塞がりになります。
他にも
などの外的要因で悩むリスクがあるので、一つのスクールに通うためだけに仕事を辞めるのは推奨できないのが本音です。
通ってから初めて分かることもたくさんありますからね。
スクール選び・メンターのリアルな対応を『お金を払う前』にある程度知るためにも、プログラミングスクールの無料体験は最低限活用するのが得策です。
2,スケジュール通りの転職を実現できないリスク
プログラミングスクール受講費用や最低限の生活費を計算して会社を退職した場合でも、当然転職先が決まり、次の仕事で給料が振り込まれる日を確実に予測できません。
順調にスクールのカリキュラムを消化しても、転職が決まる期間が1ヶ月伸びればその分の生活費は発生します。
スクールによっては『転職先がなかなか決まらない』ことも考えられます。
3,最低限の生活ができなくなる金銭的リスク
仕事を辞めた場合、スクールに通い、新しい転職先が見つからない限りはこの『金銭的リスク』は付きまといます。

万が一スクール経由でスムーズに転職ができなかったとしても、今の仕事さえ辞めていなければ働きながらじっくり転職先を探すことができますが、辞めてしまえば生活費のためにバイトする可能性だってあります。
20代前半で一人暮らしであれば仕事を辞めるリスクはほとんどありませんが、20代後半・30代の方や、すでに結婚してパートナー・子供がいる場合は、金銭的リスクをできるだけ下げて心理的負担を軽くした状態の方が何事も上手くいきます。
・どんなに良質なプログラミングスクールにもハズレのメンターはいる
・スクール受講開始後に初めて分かることはたくさんある(向き不向きや環境)
・何事もスケジュール通りにはいかないことが多い
・仕事を辞めてしまうと金銭的リスクが極端に高くなる
仕事辞める方向けのプログラミングスクール
何度もお伝えしている通り、プログラミングスクールに通うために今の仕事を辞めるのはおすすめしません。
しかし、仕事の都合上どうしても働きながらだとプログラミング学習の時間が作れないこともあります。
そんな方は『転職保証』が付いているプログラミングスクールを選ぶようにしましょう。
万が一スクールのカリキュラムを消化して転職できなかった場合、受講費用を返金してくれるサービス。
転職保証付きのプログラミングスクールは、スクール側も返金のリスクを背負っているため通常よりも料金が高くなります。

転職保証付きで、尚且つ転職成功率が高いおすすめのプログラミングスクールをいくつかご紹介しておきましょう。
テックキャンプ

テックキャンプ詳細 | |
---|---|
料金 | 一括:648,000円 分割:月々21,200円〜OK |
実績 | 転職成功率:99% 未経験からの転職実績:No,1 30代以上の受講生の割合:30% |
保証 | 全額返金保証付き |
学習スタイル | オンライン オフライン |
学習期間 | 10週間コース 半年コース |
こちらのテックキャンプは、未経験の受講者を対象に『短期集中』で受講することができ、最短10週間の学習でプロのエンジニアに転職が可能。
短い期間で転職を実現でき、尚且つ『転職できなければ全額返金保証』を付けているため、金銭的リスクを背負わずに学習できます。
学習時間は600時間(10週間受講の場合1日8時間前後)なので、受講中はほぼプログラミング漬けの生活になります。
この期間を乗り越えれば、晴れてプロとして働くことができるため『本気で人生を変えたい未経験の受講者』が多く、IT業界に全く関わったことがない方たちが続々と転職を実現しています。
短い期間でガッツリプログラミングを学び転職できる環境なので、仕事を辞めて人生かけて受講する価値のあるサービスです。
テックアカデミーPro

テックアカデミー Pro詳細 | |
---|---|
料金 | 298,000円 |
実績 | 転職後の年収アップ金額:67万円+ |
保証 | 全額返金保証付き ※条件:20歳以上〜32歳以下 |
学習スタイル | 完全オンライン |
学習期間 | 12週間 |
テックアカデミーProは、12週間の受講で東京のIT企業への就職を保証する完全オンライン型のサービス。
スクールに通う手間が一切ないため、自宅にネット環境があれば誰でも受講可能。
オンラインだからこその『モチベーション管理』の難しさを理解しているスクールなので、受講生1人に対して1人のパーソナルメンターが付くため、不安点・疑問点も気軽に質問OK。
毎日のチャットサポート、週2回のマンツーマンメンタリングがあるので、オンラインでも挫折しづらい環境はバッチリ整っています。
地方に住んでいても、テックアカデミーProなら自宅からプログラミングスキルを身につけられるので、都心から離れた場所に住んでいる方でも転職保証付きの環境で受講できますよ。
仕事をしながら通えるプログラミングスクールはここ!
今の仕事をしながらでも、1日3時間程度であればプログラミングの学習に使える場合は仕事をしながらでも通えるプログラミングスクールの選択肢もありです。
働きながら通えるプログラミングスクールを選ぶ際の重要項目は3つ。
特に『オンライン』での学習環境は、働きながら効率よくプログラミングを学ぶための必須項目です。

テックブースト

こちらのテックブーストは、自分の学習スタイルによって受講期間を3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月から選べるため、働き方に合わせて学習が可能。
オンライン・オフラインから好きな方を選ぶことができるので、遠方に住んでいる場合はオンライン、スクールが近くにあればオフラインでの受講もOK。
受講料金も、入学金+月会費なので、一律の受講料金を設定している他スクールよりも低価格で受講が可能。
運営会社が転職支援・独立支援を行なっているため、学習が終わればプロのエージェントが受講生を手厚くサポートしながら転職先を見つけることができます。
テックブースト
プログラミングスクールは転職の一つの選択肢でしかない
まとめ
最低でも3ヶ月はプログラミング漬けの生活が待っている
スクール選びを間違えるとキャリアプランが崩れる
教えるのは人間なので相性が必ず出てくる