数あるジャンルの中で、初心者でも稼ぎやすいと有名な『VODアフィリエイト』。
その難易度の低さから『自分でも稼げるかもしれない!』そう意気込んで参入を考えている方も増えてきています。
しかしネット上の情報をリサーチしてみると
- VODアフィリエイトはオワコン
- VODは飽和してもう稼げない
このような情報がたくさん出てきます。
一つでもネガティブな情報が出てくると、そのジャンルに参入するかどうかを迷ってしまいますし、ブログは何ヶ月もの歳月をかけて育てるものですから、参入するジャンルを間違えると半年以上の時間を無駄にします。
ここでは、これからVODアフィリエイトを実践しようと考えている方に向けて、VODの未来と、これから参入する方向けの具体的な稼ぎ方について詳しくお伝えしていきます。
今回の内容を読めば、VODで稼ぐ戦略、記事の書き方まで理解し、月数万円以上の副収入が得られるようになります。
『VODはもう稼げない‥』は本当なの?
まず結論からお伝えすると、VODアフィリエイトはまだまだ大きな金額を稼ぐことが可能です。
とりあえずこちらのグラフをご覧ください。

このグラフは2018年〜2019年のVOD市場のシェアをグラフにしたものですが、定額制動画配信(SVOD)の市場規模は
このようになっています。
- 定額制動画配信(SVOD)
- レンタル型動画配信(TVOD)
- 動画配信販売(EST)
この3つを合わせると、2019年は前年比22.4%増の2692億円となっており、この数字は『劇場年間興行収入』とほぼ同規模の数字です。

つまり、VODで稼げない原因は市場の衰退ではなく、シンプルに『VODアフィリエイトの実践スタイル』に問題があることはこのグラフから見て取れます。
VODで稼げない人が共通してやりがちな3つのミス
市場はどんどん拡大しているのに稼ぐことができていない‥。
となると、原因は間違いなく『VODアフィリエイトを実践している側』にあるため、ここを掘り下げて問題解決ができれば稼ぐことは十分に可能です。
実際、私もブログを教えている立場なので、VODアフィリエイト実践者から色々と質問を受けることがあります。
その内容としては大きく2つ。


受ける相談として多いのは
基本的にはこのどちらかです(記事を入れても稼げない人の相談が多め)。
ただ、原因はどちらもそこまで変わりはありません。
稼げない・報酬が伸びない人に関しては、以下のミスをしているせいで、作業量と報酬が比例しない原因を自ら作ってしまっています。
強ドメインひしめくキーワードに飛び込んでる
VODアフィリエイトは、他のジャンルとは違い『他サイトとの差別化が難しい』ジャンルになるため、実践する場合は『差別化』よりも『量・ドメインの強さ』が重視されます。
つまり、記事数がたくさん入っていて、尚且つドメインパワーが強いサイトがVODジャンルでは『強者』の立ち位置になります。
ドメインパワーの落とし穴
リサーチの段階で他のブログの記事を見て『あっ、これなら自分がもっとユーザー視点で書けば上位取れるかも』と思ったとします。
もちろん差別化が容易なジャンルであれば、そこで記事を入れれば評価はされますが、VODジャンルはほぼ差別化が不可能なので、記事の質よりも『ドメインパワー重視』で上位表示が決まります。

トレンドに乗ろうとしすぎている
これはドメインパワーの話に関連する話ですが、VODはトレンドに乗って大きくアクセスを集めながら稼げるジャンルです。
例えば、VOD訴求する際のジャンルで『映画』を選んだ場合、テレビで『金曜ロードショーで人気映画○○が放送されます!』と情報を得たら、そのロードショーに合わせて記事を仕込んで爆発的にアクセスが取れます。

トレンドで短期間で上位表示できるのは結局『ドメイン』
先ほどお伝えしたように、ブログには『ドメインパワー』が上位表示に関わっていますから、当然同じ考えを持ったVODアフィリエイト実践者が記事を書けば、そこでの競争は『ドメインパワー』の強弱でほぼ決まります。
コンテンツの質も多少評価はされますが、VODではその質を高める付加価値を付けることが極めて難しいため、結局トレンドを狙っても
- 検索1位:ドメインパワー30
- 検索2位:ドメインパワー20
- 検索3位:ドメインパワー10
- 検索4位:ドメインパワー5
- 検索5位:ドメインパワー1
まぁこんな感じで順位が決まる可能性が高いです。
VOD訴求のキーワードをミスっている
これに関しては『アクセスは集まるのにVODが成約できない』人がやりがちなミスです。
VODはトレンドに乗れるため、トレンドアフィリエイト(アドセンス)実践者も好んで取り組んでいるようですが、アドセンスとVODアフィリエイトの最大の違いは
『訴求があるか?ないか?』
です。

VODの成果地点は『無料登録』がほとんどですが、その無料登録までの導線を確保してユーザーに訴求しなければ成約はできません。
VODで成約しやすいキーワードの選び方、導線確保の流れはある程度鉄板の流れがあります。
ここをミスると、ただアクセスが集まるだけのトレンドブログにしかなりません。
1,強ドメインひしめくキーワードに飛び込んでる
2,トレンドに乗ろうとしすぎている
3,VOD訴求のキーワードをミスっている
VODで稼ぐために最低限クリアすべき3つのこと
おそらくVOD実践者で稼げていない方は、上記のミスのどれかに引っかかっているはず。

現状の問題が浮き彫りになれば、あとはその問題の解決策を考え、それを仮説・検証しながら実践していけば稼ぎは必ず生まれます。
とはいえ、月に数百万単位稼ぐ手法をいきなり取り入れても実践が難しいので、ここでは月10万以上の金額をVODアフィリエイトで稼ぐための具体的な手法をお伝えします。
検索ユーザーの検索意図の深掘り
『ドメイン』の強さの把握
CVR(成約)までの簡易性の説明
検索ユーザーの検索意図の深掘り
まず一つ質問ですが、もしあなたがVODに無料登録する場合『なぜ登録したいと思うのか?』を答えられるでしょうか。
1つの成約は1人の人間が行動した結果ですから、このユーザーの検索意図が分からなければ一生稼げません。
VODの訴求方法は色々やり方がありますが、この訴求をシンプルに言えば『自分が観たいコンテンツを視聴するため』です。
- ロードショーの見逃し
- 連続ドラマを見逃した
- 過去の映画・ドラマ作品をもう一度見たい
以前は『レンタルビデオ店』に足を運んで視聴していたところを、現代はVODの登場により、これらのコンテンツをスマホ・テレビで今すぐ視聴できます。

つまり、検索ユーザーが『見逃し・感想・動画・無料』などのキーワードを打ち込んで作品を検索していれば、このVODに興味を持ってくれる可能性は高いということです。
『ドメイン』の強さの把握
正直『ドメインパワー』に関してはgoogle側も明確な基準を明記していないため、あくまでも一つの評価基準となります。
ドメインパワーはいわゆる『ドメインの力』。
この力が強いと当然検索上位を取りやすくなります。
例えば、自分がダイエットをパーソナルトレーナーに依頼する場合
- パーソナルトレーニング歴10年で実績あり
- パーソナルトレーニング歴0の新人
この2人がいた場合、同じ実力であっても大半の方は『前者』を選びますよね?
ドメインも全く同じで、ネット上でドメインパワーのあるサイト=実績のあるサイトとgoogleが判断しやすいため、新規ドメインの新人サイトよりも検索結果で有利になるのです。

CVR(成約)までの簡易性の説明
VODアフィリエイトに関しては、ユーザーの検索意図に沿って狙ったキーワードで上位表示できれば、あとはシンプルに『VOD訴求』をすれば意外と簡単にCVR(成約)は出せます。
つまりVODアフィリエイトで稼げていない場合、大半は
このどちらかです。
無料登録の案件なので、難しいコピーライティングがなくても割とCVR(成約)まではたどり着けます。
成約率を高めるための簡易性の説明(マイクロコピー・適切なリンク配置など)を徹底すれば、あとは狙ったキーワードにアクセスを流すことに全力を注ぎましょう。
登録までの流れを具体的に記載し『簡単』であることを伝える
登録することによるリスクを最初に潰しておく(料金発生など)
今登録すべき理由を明確にしておく(キャンペーン・特典など)
ブログで月5万稼ぐのに『VOD』ジャンルは最適なのか?
もし私が、これから数あるブログジャンルの中で『月5万以上』稼ぐためにVODジャンルを選ぶかと問われれば、間違いなく選びます。
最初にもお伝えした『VOD=オワコン説』は、市場調査と今後の市場の拡大傾向のリサーチを怠らなければ伸びることは明白。
初心者がVODアフィリエイト参入による障壁となるのは
これらの要素です。
つまり、強ドメインが少ないVODジャンルであり、新規ドメインでも戦えるキーワードが多数落ちている市場であれば十分稼げるということ。
VODで稼げない人はいきなり『誰もが知っている有名映画のタイトル』などをキーワードに選びがちですが、これは何度もお伝えしている通り『強ドメイン』のライバルが勝つに決まっています。
ニッチすぎず、尚且つ需要があり検索が一定数見込めるキーワードを見つけることができれば、まだまだVODジャンルは数十万・数百万は余裕で狙えるジャンルです。

差別化ができないジャンルだからこその強みを生かしたブログ運営をすると、一つの収益の柱として手放しで稼ぎ続けられますよ(これは私が実践している方法でもあります)。