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ITエンジニアと聞くと、正社員として会社に常駐し、そこで仕事をするイメージが強いですが、実は最近ではエンジニアの働き方もフリーランス・派遣などを選択する人が増えてきています。

特に『派遣』という働き方の場合、そこまで高いスキルがなくても仕事を受けられることから、プログラミング初心者・エンジニアの実務経験がない人が、まず最初に派遣を選んで仕事をする事例も増えてきています。

実際私も派遣エージェントを通して仕事を紹介してもらったことがありますが、正社員よりも派遣の方が働き方に融通がきくため、残業や労働時間の条件に関してはかなり良かった記憶があります。

正直、いずれフリーランスエンジニアとしての活動を考えている方には、とりあえずまずは派遣エンジニアからスタートしてみると良いですよ!とアドバイスすることも多いため、巷で囁かれている派遣のネガティブな働き方はそこまで気にする必要はありません。

ですが一つだけ問題が‥。

それは

『このIT業界では派遣エンジニアは使えないレッテルが貼られている』

ということです。

正社員と同じようにプログラミングを使って仕事をしているのに、なぜ正社員エンジニアと派遣エンジニアでは使える使えないが分かれてしまうのか?

ここではその疑問について掘り下げていきたいと思います。

ちなみに言っておきますが、どの業界でも使える人・使えない人は必ず存在します。

ただ、派遣エンジニア=使えない人という扱いを受けることがあるため、これから働く場合には、なぜこのような状況になっているのかを具体的に理解しておく必要があるのです。

派遣エンジニアは使えないと言われているのは有名な話

実際に派遣エンジニアが使えない説は、この業界では結構知られています。

もちろん全員が全員使えないわけではありませんが、そもそもこの派遣エンジニアとして働くシステム自体に問題があることも事実です。

▼私が実際に使っていた派遣エージェント

→パーソルテクノロジースタッフ 

実際に派遣エンジニアとして働くためにエージェントに足を運んでみると、思っている以上に『未経験OK』という案件があります。

このIT業界では現在『圧倒的にエンジニアの数が足りてない』ため、やる気と最低限のスキルさえあれば現場で働いてほしいと思っている企業はたくさんあるのです。

そうなると、やる気があって仕事ができるようになる人間ももちろんいますが、その裏では県エンジニアとして小銭を稼げれば良いと考える人間もいるのです。

つまり、一括りに派遣エンジニアが使えないということではなく、シンプルに

『人材が足りていないから使えないエンジニアがたくさん入ってくる可能性が高い』

だけなのです。

そしてそれ以外にも、派遣エンジニアが使えないと言われる理由はいくつかあります。

なぜ派遣エンジニアが使えないと言われるのか?

実際『使えない』という言葉は抽象的な表現ですが、その使えない理由は様々です。

使えないと言われる人たちの共通点としては

  • 超基本的な知識を持っていない
  • コミュニケーションが取れない
  • 挨拶ができない
  • 遅刻・欠勤が多い

これらの要素はマストで持っています。

そして、これに加えて以下の要素を持っている人たちがたくさんいることで、派遣エンジニアが使えないと言われる原因を作っています。

指示待ち人間がたくさんいる

そもそも派遣というのは、派遣会社から仕事先を紹介してもらって仕事をするため、相手企業の指示に従って動いていくことになります。

要領の良い派遣エンジニアであれば、一度指示を受けてしまえば、あとはその都度修正しながら自分なりのやり方を確立していきますが、ほとんどの派遣エンジニアは

『次は何をすれば良いですか?』

と、常に指示を待った状態で仕事をしていきます。

これを素直と取れる会社もあるかもしれませんが、社会人になってからの『指示待ち人間』というのは、シンプルに使えないレッテルを貼られることになるため、これが一つの原因と言えるでしょう。

ただ、指示待ち人間はどんな業界でも存在するので、この点に関しては派遣エンジニアだけに限ったことではないんですけどね。

スキルを高める意欲がない人が多い

そして派遣エンジニアに『なぜなろうと思ったのか?』この点も使える使えないの明暗を分けることになります。

例えば、なかなか仕事でプログラミングの勉強をする時間がない人が、実務をこなしながらプログラミングを学びたいと思い、そこで派遣エンジニアの選択を取ったとします。

そうすると、とにかく学ぶ意欲・向上心が高いため、たとえ未経験の状態でスタートしても使えない人材でい続けることはほとんどありません。

しかし、働く仕事がなかなか見つからなかった‥だから派遣エンジニアを選んだという場合、そもそも成長する意欲が低いため、スキルの向上に全く興味関心がありません。

あるのは時間労働で得られる『お金』だけですから、当然使える人材に成長することはないのです。

この人たちの考えを否定するつもりはありませんが、やはり一部向上心のない人がいることで派遣エンジニアの評判が低くなっていることは事実です。

簡単に辞めていく

この点に関しては、働く側・企業側の両方に問題があるため、全てを悪いとは正直言えません。

実際、派遣エンジニアとして企業に派遣された環境がほぼブラック的な働き方をさせられることはあります。

そんな環境に出会ってしまったら即抜け出すことを私は推奨していますが、これを企業側は『簡単に辞めていく』と捉えるため、当然派遣エンジニア=すぐ辞める・使えないのレッテルを貼りたくなります。

辞めることは悪いことではありません。

ただ、その辞め方が

  • ただ面倒臭くて辞めたのか?
  • 職場環境が悪すぎて辞めたのか?
  • 人間関係が劣悪で辞めたのか?

どれに当てはまるのかによって話は大きく変わってきます。

事実として、企業側はコストをかけて人を雇っているため、安易な気持ちで辞めることは許されることではありませんが、明らかに企業側の労働環境が悪ければ、それは積極的に辞めることを考えておきましょう。

自分を守ることが最優先ですからね。

エンジニアとして派遣の働き方はあり?なし?

派遣エンジニアは使えないと聞いてしまった後に

『じゃあ今から派遣エンジニアになろう!』

とはあまり思えないですが、今後は派遣エンジニアの働き方を選択すべきかどうか?ここは考えておく必要がありそうです。

結論としては、派遣エンジニアの働き方は『あり』です。

派遣エンジニアを選ぶメリット・デメリットを具体的に紹介!

ただし、重要なのは『なぜ派遣エンジニアの働き方を選ぶのか?』になります。

例えば私の場合、最初にプログラミングの基礎を勉強して一度現場で働いて実務経験を積みたいと思い、派遣エンジニアの選択肢を取りました。

そして将来的にフリーランスの働き方を選ぼうと思っているため、わざわざ正社員エンジニアになる必要はないと考えていました。

この行動は

『派遣エンジニアとして働くこと=実務経験を積める・フリーランスの足掛かりとなる』

というポジティブな意味が含まれています。

これならば派遣エンジニアとして働くのはありです。

しかし、逆に派遣エンジニアは『長期的に雇用するものではない』ため、単純にお小遣い稼ぎとしてこの働き方を選ぶ人もいますが、この選択肢に関してはあまりおすすめはできません。

もし派遣で長期的に働く場合には『常用派遣』を選択し、長く働き続けられる方法を取るのも一つの手段ですが、それならば最初にプログラミングスクールを活用し、そこから正社員エンジニアとして転職した方が条件の良い職場を見つけやすいです。

派遣エンジニアと正社員エンジニアどちらを選択すべきか?

自分が派遣エンジニアとして働く場合、何を求めるのか?

この回答を明確にできない場合には、将来的に使えないエンジニアとなる可能性が高いので、他の選択肢を取った方が良いかもしれません。

逆に将来的なキャリアの足掛かりとして派遣エンジニアを上手に活用できるのであれば、積極的にこの働き方を取り入れていきましょう。

まとめ

エンジニアはそもそも働き手が足りていませんから、自分のワークライフバランスを考えて生き方を選択肢やすい業種です。

その中で、わざわざ派遣エンジニアになって使えない人材になる必要はありません。

  • どうしても手元に資金がなく、プログラミングスクールに通うのが難しい
  • 未経験の状態から派遣エンジニアで実務経験を積みたい
  • 派遣エンジニアとして働きながらプログラミングを勉強したい

この働き方を取り入れることによって自分の理想とする未来を実現できるのであれば、積極的にこの派遣の働き方を活用しましょう。

事実、未経験の状態でも高い時給で働ける案件は山ほどありますからね。

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