自分の手で文章を書き、それを依頼主に提供することで対価を得るWEBライターの仕事。
ライティングの仕事に関しては、意外と難しいと思われがちですが、実は参入障壁の低い働き方になります。

しかし、それはあくまでも『働く』視点の話であって、WEBライターとしてコスパ良く働くことはできません。
参入障壁の低い仕事だからこそ、高い報酬を得るライターと安い賃金で働き続けるライターに分かれてしまうため、コスパ良く働くコツを知らなければ、いつまでも低賃金で労働を繰り返さなければなりません。
こんな働き方を続けるのは嫌ですよね?
私の元にも、ライターとして消耗し続ける人たちからの相談が数多くあるため、今回はWEBライターとしての働き方で、いかにコスパ良く仕事を受けるか?その点について具体的な解決策を提案したいと思います。
今回の内容を読むと、おそらく安い単価で仕事を受ける必要はなくなります。
好きなところから読んでください
未経験でもWEBライターとして働くことは可能

まず、インターネットを使って仕事をしたいと思った場合、このWEBライターの仕事は必ず候補として出てくると思います。
- 子育てをしている方
- 専業主婦
- インターネットの仕事に興味がある方
ライターとして働く理由は様々ですが、実は仕事の取り方さえ覚えてしまえば、自宅にいながらライターの仕事を受けることは比較的簡単です。
未経験であっても、最低限の文章力さえあれば受けられる仕事は山のようにあります。

◆例
専業主婦:主婦をターゲットにしたメディアのライティング
子育て中の方:子育てに関するメディア
インターネットに興味がある方:ネット関連のライティング業務
一般的なWEBライターの仕事の取り方

仕事を受ける方法に関しては、細かいことを話すと色々出てきますが、一般的なやり方はシンプルです。
クラウドソーシングを活用する
おそらくほとんどのWEBライターは、クラウドソーシングサイトを活用して仕事を受けています。
もしくは未経験の頃はクラウドソーシングサイトを活用し、そこから別のやり方でWEBライターとして活躍することが多いです。

ライティングは上級者しか採用されないと思っている人も多いですが、案件によっては
『初心者・未経験者を求めている』
こともたくさんあります。
知り合いの紹介
ある程度WEBライターとしてのスキルが身につけば、クラウドソーシングサイトを活用するだけではなく、知り合いの紹介で仕事がバンバン取れることも増えてきます。
例えば自分で行動を起こし、セミナーや懇親会に参加し、そこで自分がWEBライターをしていることを話すと

ということはよくあります。
この業界では、ちょっとした出会いから大きな仕事に繋がることはよくありますからね。
人との縁を大切にしていると、結果的にそれが良い形となって自分に返ってくることがあります。
未経験でもできるコスパ良くWEBライターとして働く簡単な方法!

上記の内容を理解していただければ、未経験・初心者のWEBライターでも働くことは簡単であることは分かると思います。

WEBライターとして仕事をする際には
『いかにしてコスパ良く働くか?』
ここを徹底的に考えるべきです。
実際WEBライターとして活躍している人の中でも、ここを意識できている人は思っている以上に少なかったりします。
では『コスパ』を考えた場合、どのようにして仕事を取るべきか?
私が推奨するやり方は3つです。
自分のメディア・ブログを立ち上げる
私はライターさんに仕事を依頼する側でもありますが、その際に仕事を依頼したいと思う人の特徴は
- 実績が分かる
- スキルが目に見える
- 人間性が分かる
これらの要素で決めることがほとんどです。
つまり、こちら側が依頼した仕事に対して

と連絡をしても、その人がどのような人でどんな実績があり、どれくらいのスキルがあるのかが見えづらかったりします。
しかしライターさん自身がメディアやブログを持っていると、それを見てライティングスキル・人間性・実績をすぐに確認できます。
つまり
▼仕事を依頼したくなるWEBライターさんのメディア・ブログ
- プロフィール欄が充実している
- 今までの実績がまとめて掲載されている
- ブログ記事のクオリティが高い
これらを上手に見せることができれば、その時点で他のWEBライターと差別化ができるようになります。
自分のメディア・ブログで仕事の依頼を受ける
そしてもう一つのポイントとしては、自分の媒体を活用して仕事を受ける流れを作ることです。
立ち上げたブログ・メディアの中に『お問い合わせフォーム』『仕事依頼フォーム』を作り、そこに連絡できる仕組みを作ることで、クラウドソーシングサービスを介さず、企業と直接やり取りができるようになります。
▼クラウドソーシングサービスの事例
単価3000円の案件:3000円−手数料20%=2400円
単価6000円の案件:6000円−手数料20%=4800円
仕事の受け方一つで月の収益が数万円・数十万円変わってくることもあるため、それを考えると、やはり自分の手でメディア・ブログを構築することでコスパ良く働けることは事実です。

ブログのやり方に関しては、別記事で詳しく解説してます。
[コスパ最高!]WEBライターが単価をアップさせる3つのポイント!

仕事の受け方を変えればすぐにコスパ良く働くことができます。
そしてさらに以下の項目を意識することで、シンプルに自分の市場価値を上げることができ、コスパの良い働き方を実現できるようになります。

『質』の本当の意味を知る
『WEBライターとして高い報酬を得るためには、質の高いコンテンツを作ることだ!』
このような話をしている人たちはたくさんいますが、では実際に『質』とは一体何を指しているのか?ここを具体的に解説している人はほとんどいません。
その中で質の高いコンテンツを作るという抽象的な部分を追い求めても、その時点でコスパが悪くなります。
私が考える質の高いコンテンツというのは
『読者側の視点で物事を考えられ、自分だからこその切り口でコンテンツを作れる人』
だと思っています。

複数の視点からそのコンテンツを俯瞰し、人に情報を与えるプラスαの要素を入れることを意識すれば、自然と質は高くなるはずです。
ちなみに記事の書き方に関しては、様々な手法がありますので以下の記事を参考に読んでみてください。
周りのWEBライターの仕事をリサーチする
いまいちコンテンツの質を高める方法が分からなければ、とりあえず最初に他のWEBライターの記事などをチェックしてみましょう。
検索で出る記事の中には、下の方に
『この記事はこの人が書いています!』
という表示が出ることがあります。

IT業界最大のメリットは
『ライバルの手法をほとんど目で見ることができる』
なので、良い意味でパクることを覚えれば、すぐに結果を出せるWEBライターに成長することができます。
これは結構オススメの方法ですよ。
ライターを雇う側の心理を理解する
そしてさらに視点をずらし、自分のようなWEBライターを『雇う側』の人の思考も考えてみましょう。
私も雇う側の人間なので分かりますが、基本的にライターさんに仕事を依頼する際には
『その仕事で支払った報酬以上の対価が得られる確信が持てる時に仕事を頼む』
ことがほとんどです。

つまり、自分の作成したコンテンツを市場が求めれば、依頼する側のニーズに応えることができるということです。
もしこの2人のWEBライターがいた場合、あなたはどちらに仕事を頼みたいかを考えてみれば、すぐに答えは出ると思います。
まとめ

WEBライターという仕事は、お金という価値あるものを文字を使ってコンテンツに変換し、そこで新しい価値を生み出す仕事です。
コスパ良くWEBライターとして働くためには、お金を稼ぐ視点だけでは足りません。

優秀なライターさんがいれば、企業側も得られるメリットが増えるため、絶対に手放さないために高い報酬を提示してきますからね。
お金を稼ぐ視点ではなく、いかに企業側に貢献できるか?ここを考えることこそが、本当にコスパ良く働くためのシンプルな方法なのかもしれません。