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決められた期間の中で仕事を受けるエンジニア派遣という働き方ですが、正社員・フリーランスと比較すると、仕事で貰える報酬単価が少し低い印象を受けます。

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エンジニア派遣を選ぶことで、未経験・初心者でも実務をこなせるメリットがあるため、この働き方を上手に活用すれば順調にステップアップすることもできますが、せっかく働くのであればなるべく高い単価で仕事を受けたいのが本音です。

この仕組みは

  • プロジェクトを成功させたい企業側
  • エンジニアが足りてない企業に人材を送る派遣会社
  • 派遣会社に登録して仕事を貰う派遣エンジニア

この3つのバランスによって成り立っています。

ここでは、実際にエンジニア派遣として働く場合、どのように人材の単価が決まっているのか?働く中で単価をアップさせる方法はあるのか?その点について詳しくお伝えしていきたいと思います。

派遣エンジニアの時給・給料の考え方について

まず、このIT業界では、何かしらのプロジェクトを進めようと思った時に必ず人手が必要になります。

自社で抱えているエンジニアで十分プロジェクトが回るのであれば問題ありませんが、多くの企業は決められた期間内だけエンジニアを確保したいと考えているため、そこで必要となる人材が

『派遣エンジニア(SES)』

になるのです。

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この働き方をする場合、企業側が求める仕事をこなせば良いわけですから、成果物の納品は不要です。

毎回違うプロジェクトを進めようと思うと、同じような人手ではなく

『その都度必要なスキルを持った人材』

を確保した方がコストの削減にもつながるため、このエンジニア派遣という働き方は企業側にも重宝されるのです。

派遣エンジニアの料金相場はどのようにして決まるのか?

この働き方をする場合、エンジニアが貰える費用はシンプルに人数と単価で決められます。

たとえば5人のエンジニアが3ヶ月システムを開発する場合、5人で月50万円の費用だとすると

5×50×3ヶ月=750万円

という計算になります。

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企業側が求めるスキルを持った人材を派遣会社が紹介することになるため、派遣登録をする際には、詳細に自分のスキルを記載しておく必要があるのです。

派遣エンジニアの場合、地方と都内で単価は全く違いますが、平均の月単価は40~60万前後と言われています。

ここから派遣会社にマージンを取られることになるため、実際に給与として支払われるのは25~30万円(マージンが40%前後の計算)となります。

派遣エンジニアの場合、この派遣会社へのマージンがかなり高くなるため、長期的に働くことを考えるのはあまり得策ではありません。

あくまでも『スキルのステップアップ』として考えておきましょう。

派遣エンジニアの単価(時給)をUPさせるためにできること

どうせ働くなら、安い賃金で仕事をするよりも高い報酬が得られる働き方をすべきです。

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たとえ派遣エンジニアであったとしても、やり方次第では単価をアップさせることは可能です。

ちなみに現在派遣エンジニアでは

働いている人たちの平均時給が

『2035円』

となっています。

もしこれ以下の時給で働いている場合、平均よりも低い単価となりますので、今後単価をUPさせるために積極的に行動を起こす必要があります。

ちなみに初心者・未経験の場合に関しては、1500円以上の単価があれば十分だと思います。

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私自身が未経験の状態で提示されたのが単価1500円~の仕事だったため

では実際に単価を上げるためにすべきことをいくつかお伝えしていきます。

スキルアップは必須

仮に小手先のテクニックで時給をアップさせることができたとしても、その働き方は長くは続きません。

というのも、途中でもお伝えした通り、エンジニアの単価が決まるのはあくまでも人数×単価です。

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つまり、企業が求めるスキルを持った人にいくら払うかを最初の段階で決めるため、そのスキルを持っていない人が参加しても、結局企業側が損をするだけです。

ということは、そこで信頼を失うことにも繋がります。

エンジニアは、スキルが正当に評価されて初めて高い単価を得ることができます。

単価をアップさせるための最低条件としては

『自分のスキルが明らかに安い単価で扱われている』

場合にのみ単価の交渉ができると考えておきましょう。

スキルよりも高い単価をもらう=信頼を失う

スキルよりも低い単価で働く=単価交渉の余地あり

この考え方を持つことが大切です。

市場と自分のスキルを比較してから時間単価の交渉

条件が揃えば、そこからは実際に単価交渉に移っていきます。

ちなみに、自分のスキルが自身がなくても、そのスキルが安く使われている可能性がありますので、その場合は市場調査から始めて下さい。
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自分と同等のスキルを持っている人がどのくらいの単価で働いているのか?ここを知ることによって、世の中の現実が見えてきます。

エンジニア業界のあるあるなのですが、スキルが高いのにエージェントに安く働かせられている人はたくさんいます。

そうなると、気づかないうちに自分が損をすることになりますので、積極的に単価の交渉を求めるべきです。

派遣→フリーランスへの転身を狙う

エンジニア派遣で半年~1年の実務経験を経ることができれば、そこからは派遣でい続ける必要はありません。

働き方にこだわりがある場合は別ですが、それ以外であれば、派遣エンジニアからフリーランスへの転進も考えていきましょう。

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数ある仕事の中でも、エンジニア・プログラマーというのは独立しやすい仕事としても有名です。

パソコン1台あれば仕事を受けることができるため、派遣として働き続けるよりも、さっさとフリーランスになってしまった方が単価の高い仕事を受けることができるようになります。

補足

この2つの働き方の明確な違いを解説すると、派遣の場合、途中でもお伝えしましたが派遣会社に40%前後の中間マージンが抜き取られることになります。

しかしフリーランスになると、エージェントを通して仕事を貰うこともできますし、直接企業との交渉もできますから、そうなると、今まで40%のマージンを取られていたものが数%・もしくは0になります。

つまり月単価50万円の仕事であれば、中間マージンを取られることがなくなるためそのまま50万円の報酬を貰うことができるのです。

同じ仕事をしていたとしても、これだけの違いが生まれることになりますので、派遣として働き続けることを考えるのではなく、早い段階でフリーランスへの転進も視野に入れておいて下さいね。

実務経験を半年~1年積んだらとりあえず行動を起こそう!

結局エンジニアとして活動する場合、辛い時期は

『最初のプログラミングの基礎を学んでいる段階』

『未経験で安く働いている数ヶ月』

この2つだけです。

一度スキルが身につけば、それは失われることはありませんし、スキルをアップさせながら行動を起こしていけば、それ相応の単価で仕事を受けることは可能です。

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視野が狭くなると、1つの企業で仕事をこなし続け、スキルが凝り固まり安い賃金で働き続けるエンジニアになってしまいます。

最初の辛い半年~1年を超えたら、とりあえずまずは行動を起こしてみましょう。

派遣として働いていたのであれば、フリーランスのエージェントに登録して相談をしてみたり、正社員の働き方をしてみるのもおすすめです。

個人的には派遣→フリーランスエンジニアになるのが最も効率的に単価を上げることができると考えていますので、実務経験を経た後は積極的にフリーランスエージェントに交渉をしてみましょう。

まとめ

派遣という立場で単価を上げることもできますが、エンジニアに関してはそれ以外の選択肢がたくさんあります。

結局は

『スキルが身につけばどのルートにも行ける』

ため、最初はここだけ徹底的に力を入れていきましょう。

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エンジニア業界は圧倒的な人手不足ですが、実際はスキルを持っている人がほとんどいないため、ここで差別化さえできればまず食いっぱぐれることはありません。

フリーランスであれば、いずれは月100万円の単価も余裕で狙うことができますので、そのための手段として上手にエンジニア派遣を活用してみて下さい。

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