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未経験、もしくは初心者の状態からエンジニアとして働く場合、最初に派遣エージェントを利用することで、そのハードルをグッと下げることができます。

しかし、マージンが取られるのが怖い。

仮にスキルがなかったとしても、エージェントのサービスでプログラミングを学ぶこともできるため、初心者から派遣エージェント、そしてそこからフリーランスエンジニアに転身することもできます。

派遣はたくさんのメリットがあることは事実ですが、それと同時に

『派遣だからこそのデメリット』

が隠れていることも事実です。

エージェントの使い方を間違えると、初心者・未経験であることを良いことに、派遣エージェントに都合よく使われることがあるため、最低限のルールを覚えておく必要があります。

私自身も全くのど素人の頃に派遣エージェントを利用してみましたが、その時は

  • 働ければ何でも良い
  • そこそこの時給でOK
  • 働く期間は長い方が良い

このように、とにかくエージェント側に合わせた条件で仕事を探していたことがあります。

しかしこのやり方だと、場合によってはエージェントに多額のマージンを抜かれることになるため、働く際には自分なりのルールを作っておく必要があります。

派遣だからといって自分を安く売り込む必要はない

まず、派遣エージェントがどのようにして利益を出しているのかというと、これはとてもシンプルです。

エージェントに登録した人に仕事を紹介し、その企業から紹介料としてマージンを頂くビジネスモデルです。

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働く人が増えれば、それだけ多額のマージンを得ることができるため、転職エージェントなどはバンバン広告を打ち出して常に人を集めています。

エージェント側が利益を出すためには

エージェント側が考えていること

多くの人に自社のエージェントに登録してもらう
登録して働いている人材から多くのマージンを取る

この2つを意識する必要があります。

つまり、集客とマージンの単価が利益に直結することになります。

派遣エージェントが一番に考えていることは『利益』を出すこと!

私たちのように派遣エージェントを利用する側からすると

『登録すれば仕事を紹介して貰えるなんてありがたい!』

と考えがちですが、エージェント側の仕組みを正しく理解し、自分たちがどのようなルールで仕事先を紹介して貰っているのかを理解しなければ、知らぬ間に多くのお金を抜かれることにもなるのです。

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これは利用している側にはほとんど内訳は公開されません。

エージェント側もボランティアで仕事を紹介しているわけではありません。

当然、登録して仕事を紹介して欲しいと言っている人材から利益を出したいと考えているのです。

企業側が最大限利益を出すためには

『なるべく安い金額で働いてもらい、長く派遣先に務めてもらうこと』

ですから、多くのマージンを長期的に抜きたいと考えているのです。

ただ、それをやりすぎるとお客さんが離れていくため、できる限り登録した人たちが使いやすい条件に設定し、働きやすい環境を整えているのです。

基本的なことではありますが、この仕組みを頭に入れておくことでエージェントを利用する意識も変わっていくはずです。

ただしあまりにもマージンを抜きすぎなエージェントを利用しているとこちら側が損をするので、そうならないためにもIT派遣エージェントに多額のマージンを抜かれないために覚えておくべきこと!の内容を頭に入れておいてください。

派遣エージェントで安く働かされる人の特徴

安く働かされるということは、つまりエージェント側に多くのマージンを抜き取られている可能性が高くなります。

補足

もちろん評判の良いエージェントであれば、そこまで悪質なマージンを設定することはありませんが、容赦ないエージェントの場合、給料として支払われる金額の30%~40%のお金をマージンとして抜いていることもザラです。

つまり、普通に働けば50万円の給料が貰える現場であっても、エージェントを通すことで半分の給料になってしまうこともあるということです。

もちろんエージェントを通さなければその仕事に出会うことはできなかったわけですが、この事実を知ってしまうと、安易に仕事を受けることに抵抗を感じるようになります。

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エージェントを利用しなければ仕事は貰えないけど、エージェントを利用すると多額のマージンが抜かれる‥、なんか辛いですね。
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全部が全部そうだという話ではありませんよ。

派遣エージェントで安く働かせられてしまう人たちには、いくつか共通することがあります。

自分の市場価値を理解していない

例えば全くエンジニアとして働いたことがない人が、未経験・プログラミング初心者の状態でエージェントに仕事を紹介してもらう場合、これは市場価値を意識する必要はありません。

未経験の場合、とりあえず経験を積むために派遣エージェントを利用することが最優先なので、最初から給料のことに意識を向ける必要はないのです。

むしろ数ヶ月働けば実務経験が作れるため、そこから自分の市場価値を意識した働き方をすれば問題ないでしょう。

派遣エージェントで安く働き続けている人は、長い実務経験があったとしても

『ずっと同じ現場・同じ条件で働き続けている』

ため、この場合は損をしている可能性が高いです。

自分の市場価値を判断する際のポイント

今自分が持っているスキル・実務経験はどれくらいか?
今の職場・エージェントはその経験値を正当に評価してくれているのか?
同じスキルを持っている人がどれくらいの待遇で働いているのか?

これを再度考えることで、自分の市場価値が見えてきます。

これらを踏まえて市場価値が明らかに低いと感じた場合には、早い段階で働く場所・エージェントの交渉に移りましょう。

働ければ何でも良いと思っている

これは『派遣』という立場の人が陥りがちなことですが、とにかく自分自身の価値を低く見積もってしまい、スキル・実務経験があるのにも関わらず

『働ければどこでも良い』

と考えてしまうことです。

IT業界では、とにかくスキルと実務経験さえあれば、それ相応の待遇を受けることはできます。

特にエンジニア・プログラマーの場合、圧倒的に労働人口が少ないため、一定ライン以上のスキルを持っていれば引く手数多の状態になることも可能です。

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営業が下手でスキルが高いのに損をしているエンジニアは山ほどいます。

私の知り合いにも、派遣として働き続けている人がいたのですが、その人に

『それだけ実務経験を積んでるならフリーランスになってみたら?』

と伝えたところ、単価月70万円の現場を紹介して貰えた人もいます(その前は月20万円程度でした)。

※派遣エンジニアとして働いていても、それが実務経験となるためフリーランスに転向することは可能です。

視野が狭くなると働ける場所があるだけで良いと思ってしまいがちですが、今の自分の実際の市場価値を正確に見極めると、労働条件を大きく変えることもできるのです。

1つのエージェントしか利用していない

エージェントに関しては5つも6つも登録しておく必要はありませんが、できれば評判の良いエージェントを2~3つ登録しておくことをオススメします。

実際にエージェントを利用してみると分かりますが、自分の担当者が良い人だとそこだけを使いたくなりますが、働く側の私たちが重要視すべきポイントは、エージェントの人柄ではなくあくまでも

『働く条件』

です。

1つのエージェントにこだわってしまうと、そこ以外で条件の良い仕事先を見落とすことになりますし、何より情報が限られてしまいます。

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安く働いている人は、同じエージェントを利用していることが多いです。

複数の利用をすることで、それぞれのエージェントのメリット・デメリットも見えてきますので、選択肢・視野を広げるためにも最低でも2つ以上はエージェントに登録しておきましょう。

派遣エージェントを上手に活用している人が意識していること

安く働き続けている人がいる裏で、上手に派遣エージェントを活用し、自分のスキルをアップさせて良い条件で働いている人もたくさんいます。

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というより、情報さえしっかりと取り入れていれば、IT職で安く働かせられることは考えられません。

労働条件が悪く、安く働き続けている人たちは

  • 自分のスキルが低い
  • 実務経験が浅い
  • スキルは高いけど情報を取り入れていない

おそらくこのどれかです。

スキルがあってしっかりと情報を取り入れている人たちは、共通して良い条件で働くことができています。

では自分が求める働き方を実現している人たちは何を意識しているのか?

その点はいくつかあります。

自分の条件を明確に伝えている

たとえ自分にそこまでスキルがなかったとしても、仕事を受ける以上はこちら側もしっかりと条件を提示する必要があります。

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エンジニア・プログラマーとして働くのであれば、最低限の条件を提示したとしても、まず仕事は見つかります(人手不足で困っている職場は山ほどあるため)。

たとえ未経験・初心者の状態であったとしても

  • 残業が少ない
  • 土日休み

などの条件はしっかりと伝えるべきです。

ブラック企業の場合、労働環境が悪すぎて人手不足が加速していることもあるため、こちら側が

『なんでも大丈夫っす!』

と伝えてしまえば、そこを紹介される可能性もありますからね。

注意点

条件を提示する立場ではないと考える人もいますが、そこは気にせずに求める条件をしっかりと担当者に伝えてみましょう。

仕事が見つからなければ再度条件を変えることはできますからね。

複数の派遣会社を上手に活用している

これは結構あるあるなのですが、1つのエージェントでそこまで良い感触ではなかったけど、もう一つのエージェントでは良い条件で仕事がもらえた!なんてことは良くあります。

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たとえ世の中的に評判の良いエージェントだったとしても、自分がそこに登録して良い条件の仕事がもらえるかと問われると、そんなことはありません。

むしろ評判の良いエージェントでもあまりよろしくない仕事を紹介されることもあります。

となると、大衆の意見に流されるのではなく、自分で複数のエージェントを利用して判断したほうが効率よく仕事を探せます。

時期によっても募集している企業が違いますので、世間の評判はあくまでも

『客観的事実』

となりますので、とにかく足を使って情報を集めましょう。

ここを妥協すると、結局損をするのは自分ですからね。

まとめ

エンジニアやプログラマーとして働く場合、エージェントを活用する機会も増えてくると思います。

相手側も仕事として働く場所を紹介してくれますので、こちら側も最低限の知識を身につけておかなければIT土方の仲間入りをしてしまいます。

いずれIT業界で高収入の働き方を実現させるためにも、スタートラインで転ばないように気をつけて仕事を選んでみてください。

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