実際にIT業界で働いている人たちに話を聞いてみると、プログラミングスクールに関しては意味ない!無駄!や、通ってよかった!など
『意見が真っ二つ』
に分かれることが多いです。
スクールに関して肯定的な意見を持っている人もたくさんいますが、その裏で
『プログラミングスクールなんて通うだけ無駄・意味ない』
と思っている方もたくさんいます。

なのでスクールに通うこと=正しいという価値観を押し付けることはありません。
ただ、今回お伝えしたいこととしては
ということです。
実際、意味ない・無駄な人は存在します。
ですが、その意見だけを真に受けてしまうと自分が辛い道を選ぶリスクがあることも事実です。
プログラミングスクールが無駄な人は存在する

結論からお伝えしてしまうと、プログラミングスクールに通う必要がない(意味ない)人というのは間違いなく存在します。
例えば、自分でプログラミングの学習を進めることができ、市販で売られている教材などを使って、独学で新しいサービスを生み出すことができるような人たちは、スクールに通って教わることはほとんどありません。

情報は山のように出ていますし、やる気さえあればいくらでもスキルは身につくため、そのような人たちにはスクールは意味のないものに映るはずです。
本当に意味ないと思っている人はすでに独学・転職で成功してます
このように、スクールに通うこと自体ほとんど意味がない人たちというのは、すでに何かしらの形で大きな成功を収めています。
いきなり自分でWEBサービス・アプリを開発して、独立してゴリゴリ稼いでいたり、月収数百万円以上の仕事をバンバン引き受けていたりします。
どんな業界にも、このような人たちは一部存在するため、もし自分の目の前にこのような人たちがいたら、どのような学習方法をしていたのかを聞いてみると良いでしょう。

意味わからんくらい結果を出す一部の天才というのは、どんな業界でも基本独学です。
私のように、凡人から成長していくためには、このような学習方法はあまり参考にならないのが現実なのです。
しかしマインドセットに関してはかなり参考になるところがあります。
聞きたいことはたくさん出てきますので、運良くそのような人と出会うことができたのであれば、根掘り葉掘り聞いてしまいましょう。
プログラミングスクールに対する正しい考え方

私も様々な情報を取り入れてきましたが、結局のところ、プログラミングスクールを全面的に否定する人たちはそこまで多くはありませんでした。
実際にプログラミングスクールに通って失敗を経験している人が
『プログラミングスクールは無駄・意味ない!』
と話していることはありますが、これはプログラミングスクールが無駄なのではなく、その人が通ったプログラミングスクールが悪かったか、もしくはスクールに通っている際の学習方法に問題があるかのどちらかです。

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無駄という結論を出すということは、プログラミングスクールよりも独学の方が効率が良いという判断になりますからね。
スクールに通ってから失敗を経験しないためにも、最低限頭に入れておくべき考え方があります。
スクールはプログラミングで一番辛い時期を支えてくれる存在

他の記事でもお伝えしていることですが、一番分かりやすい考え方としては
『プログラミングスクールは補助輪のようなもの』
だということです。
最初、プログラミングを学習する場合、とにかく意味がわからないことが多すぎます。

しかし、その心が折れて倒れそうな場面で補助輪がサポートしてくれるため、前に進むことができるのです。
一度自分の力で進むことができるようになると、そこからは補助輪が必要なくなるため、スクールが必要なくなります。
最初の段階で、完全依存で
『スクール側に全てどうにかしてもらおう』
という思考で通ってしまうと、まず失敗します。
あくまでもスクールは、倒れないために支えてくれる存在として考えることで、自分が何をすべきかが見えてくるはずです。
企業研修とスクールの教える内容の違いを頭に入れる

よく聞く話として

という話があります。
企業研修の場合、企業側が人材を確保するために自社でエンジニア・プログラマーを育てるため、基本的にはスクール費用のようにお金を払う必要がありません。むしろ給料が出ることがほとんどです。
これを聞くと
『お金が貰えてプログラミングを学べるならそっちがいい』
と思われるかもしれませんが、この企業研修に関しては、必ず2つのことを理解しておきましょう。
1,企業側は、あくまでも企業に利益を出せる人材を育てるための研修をする
これは当たり前のことですが、企業の研修を受けさせるということは、結局
『最終的に企業側にメリットをもたらす人材を育てる』
ことになるため、スクールとは全く考え方が異なります。

IT土方と呼ばれる
『安い給料で働き続ける人たち』
がいますが、この人たちは
ため、その企業を離れて仕事をすることが難しいのです。
企業研修を経て仕事をこなし、そこからフリーランス・独立をするような人たちは、その裏でプログラミングスキルをアップさせる努力をしています。
スクールの場合、スクール自体が利益を出すための人材を育成することもあります(提携している企業に紹介する場合)が、基本的には
『プログラミングスキルを身につけさせる』
ことが目的となるため、企業研修とは違った考え方で教えてもらうことができるのです。
2,研修の段階で多くの人材が途中で離脱する
実際表には出ませんが、企業研修の場合、とりあえず多くの人材を取り入れて、その中で生き残った人だけを働かせるようなシステムで動いています。

挫折率の高いプログラミングをサポートなしで乗り越えられる人はごく少数なので、企業研修を受ける人の大半は途中で離脱してしまうのです。
しかしこの事実が表に出ることはほとんどありません。
実際に研修を受けた人だけが知る事実だと思います。
どちらが良くてどちらが悪いという話ではありませんが、やはり学習するのであれば
『挫折しずらい環境で学ぶことが一番』
なので、プログラミングスクールの存在を否定することはできないのです。

スクールに頼るのではなくスクールを利用すると考える

お金を払ってプログラミングを学べるメリットとしては
『容赦無くこちらがサービスを利用することが可能』
だということです。

なので、スクールを上手に利用することだけを考えておきましょう。
利用するのと頼るのは少し違います。
仮にスクールに頼ってしまうと、自分がスクールを卒業したときに一人では何もできない状態になってしまい、結局ネット上に
『プログラミングスクールは行かない方が良い』
という書き込みをするのがオチです。
プログラミングを学ぶのは自分自身。しかしスクールを利用してスムーズにスキルを身につけることだけを考えれば、まずスクールに通って失敗することはないでしょう。
もちろん選ぶ環境も大切ですけどね。
挫折したらその時点で何も生まれない

そして個人的には
『挫折ほどコスパの悪いイベントはない』
と考えています。

多少のお金がかかるけど挫折しづらい環境
お金が全くかからないけど挫折しやすい環境
この2つがあれば、私は迷わず前者を選びます。
お金は失っていないかもしれませんが、時間と労力を使い、さらにプログラミングの可能性も消すことになるのです。
プログラミング学習は自分次第でいくらでも伸ばせる

こんなことを言っては元も子もないのですが、結局自分のポテンシャルの高め方を自分で理解していれば、いくらでもスキルを伸ばすことはできます。
今IT起業家として活躍している人たちも、特別なことをしているわけではなく、同じプログラミング言語でサービスを生み出しているに過ぎません。

つまり、スクールや学校というのはあくまでも
『補助輪』
の役割を果たすだけであって、そこに通っただけでは結果を出すことはできません。
超有名大学に通っても、通った事実を手に入れただけでは

とプライドだけ高くなってしまうこともありますからね。
結局全ては
『自分次第』
なのです。
結論!恐ろしく稼いでいるプロのエンジニアが『意味ない』と話していたら信じよう!

話が少し脱線してきたのでまとめると、今後プログラミングスクール が必要かどうかが分からない場合には、とりあえず
『無料説明会・相談』
を上手に活用し、本当に自分にスクールが必要なのかを判断しましょう。
そこに投資する意味がないと思えば、独学を選択したり、未経験の状態で転職活動をしていけば問題ありません。
逆にスクールに通うことで自分が成長できると感じるのであれば、自己投資だと考えてスクール費用を払い、講座を受講してスキルを身につけていきましょう。
一つだけ言えることは
『プログラミングスクールに通うことで挫折率は格段に低くなる』
ため、それ目的で通うのも一つの手です。
プログラミングは、一定のレベルに達してしまえば自分でサービスを生み出せますし、あとは木の幹に枝葉を付けていくだけなので挫折することはまずありません。
最初の一番辛い時期の『補助輪』として上手にスクールを活用することで、面白いくらい道は開けると思いますよ。
まとめ

意味がない・無駄と判断することは簡単です。
しかし、それを言ってしまえば、人生の大半のことは無駄ですし、意味がないことになってしまいます。

仕事で仕方なくプログラミングを学ぶ人と、自主的にプログラミングを学んで転職を考える人がいれば、大きな結果を出せるのは間違いなく後者です。
同じ『学ぶ』であっても、意識の違いで大きく結果も変わってきますので、スクールに通う意味・企業研修を受ける意味・独学を選択する意味を自分で見出すことができれば、どこでも成功することは可能なのです。
なので、周りの意見に振り回されることなく、自分が一番結果を出しやすい選択をしていきましょう。