いざプログラミングを勉強しようと思った場合、一番最初に疑問に思うこと。
それはプログラミングで就職できるレベルはどれくらいの技術なの?というもの。
完全趣味でプログラミングを学ぼうとしている人は一部いるかもしれませんが、ほとんどの人がプログラミングスキルを使って仕事をしようと考えていると思います。
この『仕事』を受けることができるレベルというのは、正直初心者からすると基準が分からないため、先の見えない目標にモチベーションが下がってしまうこともあります。

プログラミングを学ぶ方法はたくさんあっても、その知識が仕事に役に立つのか疑問に思ってしまい、なかなかプログラミングの勉強が手につかなかったこともあります。
なのでここでは、仕事ができるレベルのプログラミングスキルはどの程度のものなのかを詳しく解説していきたいと思います。
最初にお伝えしておきますが、働くだけであれば、そこまで凄いスキルは必要ありませんよ。
働けるレベルのプログラミングスキルは思っている以上に低い

まず、プログラミング初心者あるあるとして
という勝手な想像を膨らまし、とにかくこの業界で働くエンジニア・プログラマーのことを過大評価しがちです。
もちろん一部のトッププレイヤーは、プログラミングをある程度理解できる人からしても
『会話の意味がわからん』
くらいレベルの高い会話をしていることがあります。

初心者がまず目指すべきところは
『働けるレベルのプログラミングスキル 』
ですから、いきなりそこを目指すのはそもそも間違っているのです。
結論を言ってしまえば、働くだけであればそこまで高度なプログラミングスキルを求められることはありません。
イメージとしては
20代前半 | やる気と熱意でなんとかなる |
20代後半 | 初心者レベルのスキルは必要 |
30代 | 自分でwebサービスを作れるくらいのスキルは必要 |
40代 | 実務経験・スキルがないと働くことが難しくなる |
大体このような感じです。
なぜ求められるレベルはそこまで高くないのか?
プロのエンジニア・プログラマーと聞くと、多くの人は高いスキルを持った技術者だと思っているかもしれませんが、実際はプロとして働く人たちの中でもかなり差があります。

つまり、初心者からするとプロとして同じ括りになりますが、プロとして働いている人たちからすると、露骨に差があることが分かるのです。
プロ野球で言ってしまえば、1軍2軍3軍のような感じです。
同じ仕事であっても、その業界で働いている人にしか分からない実状があるため、働くということだけ考えればそこまでレベルは高くないのです。
働くレベルであればプログラミングスクールで数ヶ月で身につけられる

完全独学で働けるレベルまで成長できるのであれば、誰もプログラミングスクールなんて活用しようとしません。
しかし、プログラミングを学ぶ場合、数%の人を除いてほとんどの人たちがプログラミングスクールを活用します。
なぜこのようなことが起こるのかというと、結局のところ
『プログラミングスクールに通うと明確な目標ができるから』
これに尽きます。

しかしプログラミングスクールに通うと、ライトと地図を手渡されて
と言われて進むことができるため、とにかく目標がブレません。
そしてスクール内で同じように走り続けている仲間の存在もできますし、途中で道が分からなくなれば、その道を熟知しているプロにサポートを頼むこともできます。
10週間で転職できるTECH::CAMPや転職保証が付いているテックアカデミーを受講すれば、未経験からでも仕事ができるレベルまで引き上げてもらえます。
独学とスクールの両者の違いはかなり大きいため、最初の自己投資を惜しまない人たちは、ほとんどが上手くいっているのです。
1年ダラダラ頑張るよりも、数ヶ月間しっかりと学習した方がプログラミングスキルは身につきやすいですからね。
求められるプログラミングスキルは場面によっても異なる

これからあなたがどのようなルートを辿ってエンジニア・プログラマーとして働くのかは分かりませんが、実際に求められるスキルレベルは場面によって少し変わってきます。

プログラミングスクール経由の就職(レベル低)
就職・転職で一番難易度が低いのが、こちらの
『プログラミングスクール経由での就職』
になります。
これは考えてみればすぐに分かりますが、スクールに通う人たちのほとんどは
となります。
なので、自分が卒業することにはその人たちも一緒に卒業することになるため、スクールが転職先として紹介してくれるのは
『未経験・初心者でも働ける環境』
が大半です。

エージェント経由の就職(レベル中)
そしてエージェントに関しては、プログラミングスクールを卒業した時とは少し話が変わってきます。

つまり、どこかの企業に勤めていて新しい仕事先を探しているため、すでにある程度の実務経験・スキルを持っていることになるのです。
そうなると、未経験・初心者で登録した場合、その人たちと戦わなければならないため、スクール経由で仕事を探すよりも難易度が上がります。
とはいえ、こちらに関してもそこまでレベルの高いスキルは必要ないんですけどね。
フリーランスとして仕事を受ける(レベル中・上)
そしてフリーランスとして働く場合に関しては、上記した2つとは少し違い
『自分という個人の存在で仕事が請けられるスキルが必要』
となります。
最近ではフリーランスエンジニアとして働く人も増えていますが、その人たちは個人として仕事を請けることになるため、当然求められるスキルはそれ相応のものになります。
例えばワードプレスのテンプレートを販売するのであれば、自分の手で1からテンプレートを作れる必要がありますし、LP案件を請け負う場合でも、それを作るスキルが必要です。

個人として仕事を請け負う場合には、起こる問題に対して自分で解決できるスキルが求められます。
なので普通の就職とは考え方が少し異なるため、フリーランスとして働く場合には
『顧客の信用を勝ち取る』
ことに全力を注ぐようにしましょう。
会社の看板がないので、個人として信頼してもらわなければ仕事はもらえませんからね。
IT土方と高給取りエンジニアの二極化が進む理由

エンジニアという言葉を聞いて、一部の人たちは
というイメージを持っている人たちがいます。
結論から言ってしまえば、これらはどれも正しいです。

なぜこの両者の違いが生まれてしまうのか?
それは、結局のところ
『情報を取り入れる環境と営業力』
この2つだと言えます。
プログラミングで稼ぐ人と稼げない人の違いについて
例えば、IT土方と呼ばれている収入の低いエンジニアたちは、積極的に情報を取り入れることに時間を注がないことが多いです。

逆に、そこまでスキルを持っていなかったとしても、自分のスキルに需要があることを知り、積極的に足を使って行動を起こしている人たちは、スキルがなくても高い報酬を得られる働き方ができています。
エンジニアの中には営業力が低い人たちもたくさんいますので、この点に力を入れることで、IT土方から抜け出して高給取りのエンジニアに転身することも可能なのです。
最短で働くレベルまでスキルをアップさせる方法

私のモットーとしては、プログラミングの学習は
『短期集中型』
になります。

HTML・CSS・PHP・JavaScriptの基礎さえ学ぶことができれば、サービスを生み出すことはそんなに難しくはありません。
プログラミング学習の中で最も辛いのは
になりますので、この時に独学を選択することは、自ら修羅の道を歩むことを選んでいるようなものです。
なので最初の数ヶ月に関しては、分からない時期を早い段階で乗り越えるために
『プログラミングスクール 』
を上手に活用することをおすすめします。
ここさえ乗り越えることができれば、あとはスクールなどは必要ありませんし、自分でサービスを生み出せるようになれば、いくらでも成長できます。
スクール投資した費用は働き出したらすぐに回収できますので、ダラダラ独学とスクールで集中のどちらがコスパが良いかを考え、学び方を選択してみてください。
まとめ

人それぞれ求めるプログラミングスキルはバラバラです。
しかし、一つだけ言えることは、最初プログラミング初心者の時期は誰もが
『プログラミングが暗号に見える辛い時期』
を経験することになるため、ここをどう対処するかを考えることになります。

ここさえ超えることができれば、就職・転職・フリーランスの道が開けますので、まずは
と考えてプログラミングに挑戦してみてください。
自分にスキルが身につけば、世の中の働いているエンジニアのレベルがそこまで高くはないことがすぐに分かると思います。