自身のブログを作成、もしくは記事執筆の依頼の仕事を受けるときに
『果たして自分が書いた記事は世の中の人が読みたいものなのか?』
疑問に思うこともありますよね?
私もブログを始めたばかりの頃は、ネット上に自分の記事を公開するときの『公開』というボタンがなかなか押せませんでした笑。

おそらく最近記事を書き始めた方は、同じような気持ちになっているはずです。
そんな方のために、ここでは多くの人が読みたいと感じるブログ記事の書き方をご紹介していきたいと思います。
記事執筆に100%正しい正解はありませんが、ある程度のポイントを抑えることで、ネット上に公開されている他の記事よりも好まれる文章を作成することは可能です。
好きなところから読んでください
読みやすい記事には共通点があった!

ブログの記事を書くということは、その記事を読んでくれる読者の時間を頂くことでもあります。
もしあなたが時間を使う場合
『この記事を読むために時間を使ってよかったな~』
と思いたいですよね?

私自身もできる限り読んで良かったと思われるような記事を書いているつもりですし、今後もさらに改善をしていくつもりです。
では訪れた読者に喜ばれる記事にはどのような共通点があるのか?
実際に私が読みやすいと感じる記事の特徴を挙げてみます。
小学生でも読める文章

正直な話、記事を書く際に難しい文章は必要ありません。

実際にgoogleで何かキーワードを打ち込んでブログを検索してみてください。
上位に表示されるブログに関しては
『分かりやすく簡潔に記事が書かれている』
ことが分かると思います。
昔の私は
『横文字や専門用語を使ってブログを書けば、カッコ良く見えるっしょ!』
なんて中二病のような考え方でした笑。
ダラダラと文章が書かれていない

そしてブログの記事で一番やってはいけないことは、結論を先延ばしにしてダラダラと文章を書き続けることです。
一見このようなブログは内容のある記事に見えますが、実際に読んでみると

と疑問が出てくるような文章であるため、この場合
『読者の時間だけ奪い、読んだ後に後悔するパターン』
がほとんどです。
そもそも記事を書く目的は
『訪問してくれた読者を満足させること』
ですから、ダラダラと長い文章というのは、その真逆のことをしているのです。
コンテンツが充実していることは大切ですが、自分の文章がダラダラと書かれていないかは必ずチェックしておきましょう。
私のサイトの文章も長くなりがちなので、この点は注意したいと思います笑。
句読点が絶妙に入っている

分かりやすい文章が書かれているブログでは、この句読点がしっかりと入っています。

何度も言うようですが、ブログの記事というのは『読者目線』で考える必要があるため、この句読点の使い方に問題があるとブログを離脱してしまう原因にもなります。
理想としては、句読点をしっかりと入れて、尚且つ読みやすいように改行も意識してみましょう。
『句読点なんて誰だってちゃんとやってるだろ!』と思われるかもしれませんが、実際に多くのサイトを自分の目で確認してみてください。
実は多くのブログでこの基本ができていないものが多いですから笑。
めっちゃ読みづらいブログの特徴

ブログに個性を出すことはとても大切なことですが、やりすぎると読みづらいブログへと変貌してしまうこともあります。

行間が詰まっている
これは先ほど句読点の話をしたので同じ話になってしまいますが、改行が全くされておらず、句読点の位置も適当なブログに関しては、どんなに内容が濃く書かれていても読む気になりません。
そんなブログがあるとしたら、宝の持ち腐れというやつですね。

最近ではパソコンではなくスマホユーザーが増えているため、パソコンだと読みやすいけど、スマホだと少し読みづらいものもあります。
理想としては、どの媒体でも読みやすいような構成で文章を書いて頂きたいです。
パソコンの画面で画面を狭めてブログを見てみると、それがスマホの画面と同じような構成となりますので、記事を書き終わったら、一度スマホ画面で自身のブログを確認して見ましょう。
哲学本のような堅苦しい文章
ごく稀にこの哲学本を読んでいるようなブログを見つけることがあります。

とにかく分かりづらく、内容を把握するまでに時間を要することになるため、すぐにブログ記事から離脱してしまう人が大半です。
ごく一部のコアなファンには支持されるかもしれませんが、もし今あなたの文章が哲学本のような難しい表現をしているのであれば、なるべく分かりやすい文章で構成しましょう。
逆に多くのファンを求めているのではなく、自分の世界観に共感してくれる一部のコアなファンを集めたい場合は、あえて難しい文章で勝負するのもありですよ。
何が言いたいのかさっぱりわからない
ブログを読む目的は人それぞれ異なりますが、ざっくりと言ってしまえば
この2つでしょう。

その時に自分の悩みに近いことが書かれている記事を見つけることができれば、短い時間で悩みが解決し、もしかしたらそのブログのファンになるかもしれません。
逆にキーワード検索をして、ブログで文章を読んでも
場合には、次のサイトを探すために離脱してしまうでしょう。
訪れてくれた読者が、記事を読んだ後に気持ちよくブログを離れるような記事を書くことができれば、自然とアクセス数が伸びるのは容易に想像できるはずです。
そしてファンを作ることもできますよ。
記事はSEO重視か?読みやすさ重視か?

ここで一つの疑問が出てきます。
自分のブログの記事を読んでもらうため、SEOを意識した記事を書きたい。しかし実際には読者を満足させるような記事が求められている‥。
果たしてブログの記事はSEO重視・読みやすさ重視のどちらを取り入れれば良いのか悩んでしまいます。
一番重要視すべきは『読みやすい記事』

インターネット業界には流れがあり、その時期によって対策の方法が異なります。今の業界の傾向を見ていると、上位に位置しているブログというのは、とにかく読みやすく、尚且つユーザーの役に立つような記事が多いです。
ということは、シンプルに自分が人に喜ばれる記事を書き続けていれば、それだけでも十分SEO対策になるということです。
最近ではgoogleでもAIの技術が取り入れられているため、価値のないコンテンツはほとんど相手にされません。
自分の視点でブログを書き、尚且つ人に役立つ情報を書き続けることが一番のSEO対策になることは間違い無いでしょう。
SEOで意識すべきポイント(テクニック編)

良い記事が書けるようになった前提で、今後すぐに取り入れることができるSEO対策をご紹介していきます。

逆に人に求められるコンテンツを作ることができれば、これらのテクニックを取り入れることで、より多くのユーザーをブログに呼び込むことができます。
ブログ記事の役割を理解する
ただ闇雲にブログを書くのではなく、慣れてきたらブログ記事の役割について考えてみましょう。
例えばブログからお客さんを集めて自分の商品を販売したい場合、お客さんはブログの記事を読んであなたに対する印象を決めます。
ブログで他とは違う価値のある情報が書かれていれば
『この人はこの業界でもトップクラスに知識のある方かもしれない』
と思われるかもしれません。

それを考えると、ブログ記事というのは
となりますので、手を抜いたような記事を量産するのが無意味であることが分かっていただけると思います。
記事自体に価値がないと判断されれば、あなた自身が一番損をすることになりますので、まずはこのブログ記事の役割を理解しておきましょう。
タイトルで読まれるか読まれないかが決まる
いくら価値のあるブログ記事を書いたとしても、そのブログを読まれる前にスルーされては何の意味もありませんよね?
実際にネットで検索をすると、最初に出てくるのは
『ブログ記事のタイトル』
です。

例えば『化粧』に関する記事を書いた場合、記事の中身が一緒でも
『化粧のやり方』
と
『美容部員が教える可愛い化粧のやり方』
というタイトルの2つがあった場合、どちらが読まれると思いますか?
おそらく多くの方は『後者』の記事を読むと思います。
タイトルに様々な要素を盛り込むことによって、読者からの印象が大きく変わりますので、ちょっとしたことですが、タイトルのつけ方も意識しておきましょう。
参考としては、自分が運営しているブログのジャンルの上位に位置している記事タイトルを確認してみましょう。おそらく多くのブログが読みたくなるようなタイトルを付けているはすです。
今日から実践できる記事執筆の5つのポイント

これは実際に私も意識していることですが、記事を書く際にどのようなポイントに気をつけていれば読みやすい記事を書くことができるのかをご紹介していきます。
文章は結論から伝え、その後に理由を添える
ダラダラと長い文章を書き続けるよりも、最初に結論を伝え、その後になぜその結論になるのか理由を添えていくと、簡潔でわかりやすい文章になります。

長い時間自分のブログに読者を引き込みたい気持ちはわかりますが、ただ長い文章を書いても、多くの場合は逆効果となります。
読者は自分が求めている情報を手に入れられなければすぐに離脱して他のブログを探しますから、まずは求めている答えを提示し、その後に後付けで理由を添えていきましょう。
1人に向かって記事を書く
これは『ペルソナ』とも呼ばれていますが、自分のブログを書くときには必ず
『自分が想像する一人の人物に向けて記事を書く』
ことを意識しましょう。
例えば『筋トレ』に関する記事を書くとします。
そのときに、自分がターゲットとしている読者さんを想像します。この時のイメージは
性別 | 男性 |
年齢 | 40代 |
職業 | 公務員 |
生活習慣 | 規則正しい生活だが、運動不足 |
今の悩み | メタボに悩んでいる |
不安なポイント | 最近医師に肥満を指摘されている |
このような実在しそうな人物を自分の中で設定します。その人に向けて記事の内容を構成し、実際に文章を書いていきます。

もしすでに売りたい商品が決まっているのであれば、その商品を求めていそうな人物を想像し、ペルソナを作ってみてください。
ちなみにペルソナの設定方法に関しては、9割の人が間違ったやり方をやっています。
最初はなかなか想像が難しいですが、慣れるとこのペルソナなしでは記事を書くことが難しくなりますよ笑。
段落を意識する
そして現代はパソコンではなくスマホでブログを読むことが多いため、この段落を意識しなければかなり読みづらい文章になってしまいます。

理想としては、1回のスクロールで一つの文章が終わるような構成にすると、長い文章でもストレスなく読み続けることができます。
自分がブログを書き、ネット上にアップした後に読み返してみて、再度修正することも大切です。
最近ではパソコンからの閲覧者よりもスマホの方が多いことがほとんどですので、この対策をしていないブログは大きく損をすることになります。
最初から完璧な文章を書こうとしない

例えばブログ初心者の場合、自分の記事が多くの読者に求められているかどうか不安でも、まずは公開してしまいましょう。
そして実際にネット上に公開して、そこでどのような反応を得られるのかを知り、再度自分なりに修正をして新しい記事を書いていく方が圧倒的に成長スピードは速くなります。
完璧でなくても、ブログ記事を公開したくらいで多くの方から批判を受けることはまずありませんから、とりあえず文章が書き上がったら世の中に公開してみましょう。
完璧主義者の場合、記事執筆に時間がかかりがちなので、この点は十分にご注意ください。
まとめ

人それぞれ文章にクセはありますが、それでも読みやすい文章は誰でも書くことができます。

ブログを書いて失敗していくつか批判されたとしても、その記事を削除して新しいものを書き直せば良いことですから、そこまで慎重になることもありません。
youtuberのように顔出しをするわけでもないので、まずは気楽な感じでブログ記事を書いてみましょう。
書く→修正→書く→修正を繰り返すことで、誰でも成長していきます。記事を書かなければ何も始まりませんので、もし躊躇しているのであれば、まずは気軽な感じで一歩踏み出してみてくださいね。