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表には出さないけれど、毎日会社で働いていく中でモヤモヤとした気持ちを抱え続けていると、それが次第に蓄積されていき、最終的に自分を苦しめるような病気になることがあります。

今やっている仕事が自分に合っているかどうかは、結局自分にしかわかりません。

しかし、ほとんどの人は自分に合っていないと感じても、その気持ちを押し殺して毎日家族のため、生活のために仕事を頑張ってしまいます。

衝動的に仕事を辞めてしまうことに関してはリスクがありますが、それでも今の仕事を続けて、長期的にストレスを抱え続けてしまうと、それはそれで自分の体を壊す原因にもなります。

ここでは、今自分がやっている仕事に見切りをつけるかどうか?その点について様々な視点から掘り下げていきたいと思います。

もし現状の仕事に不満を抱えている場合には、今回の内容を読むことで新しい選択肢が出てくるはずです。

自分に合う仕事はそこまで多くはない

まず最初にお聞きしたいのですが、現在あなたが働いている仕事というのは、あらゆる仕事を経験してから最終的に行き着いた仕事でしょうか?

もしそうだとしたら、おそらく仕事に対してそこまで不満もストレスも出てこないと思いますので、今回の記事を読む意味はほとんどありません。

しかし、学校を卒業してから初めて就職したのが今の仕事だったり、1度2度転職して今の仕事をしている場合には、高い確率で自分に合わない仕事と言えるでしょう。

そもそも、自分自身に本当に合う仕事というのは、世の中にはそうそうありません。

それを社会経験の少ない学生の時に見抜くことなんてまず不可能ですし、肩書きが魅力的であっても、実際に内部の人間として働いてみると、実は全く魅力を感じることができない仕事だったりするのです。

一発一中で良い仕事を見つけられる人なんて、世の中にごく少数しかいません。

その他大勢の人たちは、気づいた時には

『自分に合わない仕事に人生の時間を使っている』

ことになるのです。

自分が今やっている仕事が合わないと感じる瞬間

今では自分のサイトで偉そうなことを書いてはいますが、実際私自身も自分がやっていた仕事が全く合わないと感じていた人間の一人です。

私の場合、会社に入ってから速攻で

『うわ〜、この仕事一生続けるの無理だわ』

と悟りを開いたタイプの人間なので、おそらく誰よりも合ってない仕事をチョイスした自信はあります。

それでも生活のために一定の期間頑張ったのですが、結局自分のモチベーションが続かずに副業に力を入れ、その仕事から抜け出す選択肢を取ったのです。

仕事の合う合わないを感じる瞬間は人それぞれ誤差はありますが、大きく分けて3つポイントがあると私は考えています。

結果を出すことができない

まず、本当に合わない仕事で結果を出すことはなかなかしんどいですし、時間がかかります。

例えば、最初はできなかった仕事であっても、自分自身がある程度興味を持つことができれば、知識を取り入れていき、いずれは結果を出すことが可能です。

ですが最初から合わないと感じている場合、そもそも頑張るモチベーションも湧いてきませんし、結果を出すことに力を注ぐことも少なくなりますので、当然良い結果を出すことはできません。

もし自分に合わない仕事がフルコミッション(完全出来高制)だった場合、おそらく給料を貰うことができずにその職種から足を洗うことになると思います。

自分に合わない仕事を続けられるのも、固定給という仕組みがあるからこそなのです。

職場の人間関係が上手くいかない

ここは少し難しいところですが、今の仕事が合わないという視点で考えると、これも結構重要な要素となります。

例えば

『今の仕事は好きだけど、人間関係が最悪』

となれば、職種自体は自分に合っている可能性が高いので、環境を変えれば良い方向に向かうかもしれません。

しかし

『今の仕事はそんなに好きではないし、人間関係も悪い』

となれば、その仕事自体が自分に合っていないため、結果的に人間関係にまで影響を及ぼしている可能性があります。

本当に楽しく仕事をしていれば、よほどハズレの人間関係ではなければ働き続けることはできます。

それが難しいとなると、やはり根本的な原因は今の仕事が自分に合っていないからなのかもしれません。

そもそも仕事自体が苦手である

自分が今やっている仕事が苦手な場合、それを続けることに対してはおそらく『苦痛』しか感じないでしょう。

例えば、人と話すのがそこまで好きではないのに、就活で上手くいったのが営業職だけだったとなれば、高い確率で自分に合っていない仕事だと考えられます。

ただ、一つだけ気をつけていただきたいのは

『苦手なのとできないのとでは意味が違う』

ということです。

最初は誰であっても仕事を覚えるまで仕事はできるようになりません。

しかし、これを『苦手だから』という言葉で片付けてしまうと、せっかくやれば結果を出せる仕事なのに、早い段階で見切りをつけてしまう可能性があります。

この点に関しては、苦手とできないの違いを正しく理解し、衝動的に仕事を辞めないように気をつける必要があります。

自分に合わない仕事でも続けてしまう理由

今の時点で、どう考えても自分に仕事が合っていないと分かっていても、今の仕事を辞めて別の仕事を始める人が多いか?と問われると、実際はそこまで多くはなかったりします。

自分がやりたくない仕事を続けていくメリットはほとんどないと思うのですが、それでも人は

『現状を維持したい気持ちが強い』

ため、我慢してでも嫌な仕事を続けてしまいがちです。

そして、それ以外にも我慢してしまう理由というのはいくつかあります。

自分が辞めた時の職場の迷惑を考えてしまう

もし仮に、自分が今の仕事を辞めてしまうと同じ職場で働く人に迷惑がかかる‥

そう思ってしまい、なかなか退職の一歩を踏み出せない人も実際にはたくさんいます。

職場というのは、一定期間働いていると謎の一体感が出てきますから、どんなに働き心地が悪かったとしても、自分が辞めることによる迷惑を考えてしまうとなかなか一歩を踏み出せなかったりします。

結論から言ってしまえば、この考えを持つ必要は全くないんですけどね。

仮に自分が辞めたとしても、翌日から会社が全く機能しなくなるということはほとんどありません(会社の売り上げの大半を自分が出してたら別ですが)。

たとえ自分が辞めたとしても、その仕事は必ず次の人に引き継がれていくため、辞めることによる迷惑を考えて新しい一歩を踏み出すことに躊躇する必要は全くないのです。

3年という数字に縛られている

そして仕事をする際になぜか

『とりあえず3年は続けるべき』

という謎の風潮があります。

これは社会人として働いていると当たり前のように聞く言葉ですが、3年以内で会社を退職してしまうと、次に転職する際に色々と不利になるという説があります。

確かに、就職してすぐに会社を辞めれば、それ相応の退職理由がない限りは転職の際不利に働くことは間違いありません。

しかし、いくら3年仕事を続けたとしても、結局その会社で何もスキルを得ることができなければ、ただ長く働いただけで終わってしまいます。

自分に合っていない仕事なら尚更です。

『3年経ってないから仕事を辞めるのは早いか‥』

このような理由で踏みとどまってしまう人も多いですが、3年居続けた結果、それが無駄な3年と扱われて転職が不利になることもありますので、この点に関しては重きをおきすぎないように注意しましょう。

第二新卒の枠から外れてしまうこともありますからね。

辞める=ネガティブなことと考えている

そしてこれは日本人の誰もが持っている価値観なのですが、なぜか仕事を辞める際に

『仕事を辞めること=悪いこと』

だと思ってしまう風潮があります。

確かに、仕事を辞めることは

『会社側』

からしたらあまり良い気持ちにはならないかもしれません。

しかし自分の人生という視点から考えた時、今の仕事を続けることと辞めることのどちらがプラスになるか?ここだけを考えてみてください。

この時点で

『明らかに会社を辞めた方が自分の人生はプラスに働く』

と思えるのであれば、それは

『会社を辞めること=悪いことではない』

と言い切ることができるはずです。

単純に『辞める』という視点だけで見たらネガティブな要素がたくさん出てくるかもしれませんが、人生レベルで退職することを考えると、意外とネガティブな要素というのは少なかったりするのです。

仕事が自分に合わない時、辞めるかどうかの3つの判断基準

すでに定年退職の精度も崩壊している現代の日本で、自分に合わない仕事を無理に続けることがどれだけのリスクであるか?ここは誰もが考えておくべき問題です。

20代で新しい一歩を踏み出す人と、30代になってから新しい一歩を踏み出す人とでは、やはりメリットの多さが違います。

もちろん仕事を続けることは大切です。継続する能力というのは誰もが持っているものではないので、それは長所として捉えるべきです。

しかし、継続することと我慢することは違います。

長期的に我慢し続けたとしても、それが自分の人生に大きなプラスをもたらすことはまずあり得ません。

今の会社を自分の目で見極め、自分を良い待遇で受け入れてくれる職場があれば、早い段階でそちらに移るべきでしょう。

ではもし、今の段階で

『なかなか今の仕事は自分に合わないかもしれない』

と思った場合、どのような判断基準で辞めるかどうかを決定すべきなのか?この点に関して重要な3つのポイントをお伝えしていきます。

会社に勤め続けて明るい未来は来るのかを考える

現在に少しでも不満がある場合には、まず最初に自分が務めている会社での未来を具体的に想像してみましょう。

  • 自分が上司の立場になった会社
  • 会社の10年後の姿
  • 会社内部の人たちの数年後
  • 世の中の変化

考えるべきことはたくさんありますが、あらゆる視点から今の職場を見てみると、意外と働き続けるメリットが大してないことに気づいたりします。

例えば、将来的に自動化される可能性の高い仕事であれば、そこにこだわって働き続けると、いずれ自分の仕事は自動化されて消える可能性が高いです。

逆に、AI(人工知能)でもできないようなクリエイティブ的な仕事であれば、そこで経験を積んでいけば将来的に有利なスキルが身につくかもしれません。

会社に勤めることを考えるのではなく、自分がその会社に勤め続けた未来が良い方向に向かうのであれば、早い段階で辞める必要はないでしょう。

今の仕事以外に興味のある職種があるか

今の仕事に不満を持っている場合

『今の仕事は嫌だけど、他にやりたいことがない』

『今の仕事は嫌だけど、自分が他にやってみたいことがある』

おそらくこの2パターンに分かれると思います。

前者の場合、仕事を辞めたとしても、次に働く仕事の目処が全く立っていないため、再就職をしたとしても結局今の仕事と同じような状況・もしくは今よりも悪い状況になる可能性があるため、会社を辞めるという選択肢を取るべきではないかもしれません。

しかし後者の場合、早い段階で新しい一歩を踏み出すことによって未来が大きく変わる可能性があります。

どんな働き方をしていても、必ず少しでも興味のあるジャンルというのはあります。

何もしたくない‥。そう思った場合には、とりあえず何もしない時期を数ヶ月作ってみるのも良いかもしれません。

そうすると、気づいたら何もしない日々に飽きて行動を起こしたくなりますから。

自分の能力を活かせる仕事が他にあるか

そして仕事という視点ではなく『能力・スキル』という視点で考えることも大切です。

例えば、今自分がやっている仕事が、楽でサボれてダラけられる。それなのに毎月固定給が入ってくると分かった場合、あなたはその仕事を辞める選択肢を取りますか?

おそらくほとんどの人は、ここで辞める選択は出てこないはずです。

もちろんこのような仕事を辞める必要はないかもしれません。

ただ1つだけお伝えしておきたいことは

『安泰している状況はいずれ必ずなくなる』

ということです。

そもそも、サボれてダラけられて楽できる仕事が成り立っているということは、その裏で誰かが経営を成り立たせる努力をしています。

しかしこれからの時代、サボれる仕事は全てロボットに置き換えられるとも言われていますし、サボれる仕事が生き残れるほど甘い世の中ではなくなりますので、いずれ必ずツケが回ってくるのです。

そうなった時、ダラけきった働き方しかしてこなかった人たちは、まず社会に適応することが難しくなるでしょう。

年齢を重ねれば、脳機能も衰えますし、体力もなくなりますからね。

早い段階で自分のスキルを伸ばせる環境に身を置いた人たちは、サボれる仕事を選んだ人たちを置き去りにして大きな金額を稼げる人間へと成長していくことになります。

短期的視点・長期的視点の両方を持ち、今の仕事を客観的に判断していきましょう。

まとめ

今自分がやっている仕事が合わない場合、そこに時間を使い続けるのはかなり勿体無いです。

今の時代、あらゆる仕事があるのにもかかわらず、自分がやりたくない仕事にわざわざ時間を使う必要はありません。

もちろんお金を稼ぐことは大切ですが、どのような方法でお金を稼ぐかは自分自身で選ぶことができます。

視野を狭くせずに、これからの時代で自分らしい働き方ができる手段はないか?まずはここを考えてみましょう。

早い段階で転職活動・退職をして人生を楽しんでいる人は世の中にたくさんいますからね。

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