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安定した生き方をして、自分の人生が終わるまでずっとヒヤヒヤすることなく過ごせることを求めている。

それが根底にあるのが安定志向の人たちです。

定年まで自分の働いている環境がなくならず、給料が右肩上がりにアップしていきながら退職金をもらって、老後は年金で暮らすような生き方を思い描いているかもしれませんが、この生き方はもう

『過去の話』

になっています。

おそらく、5年10年後になれば、新しい働き方が一般的になり、定年退職という未来はおそらく遠い昔の話になっていることでしょう。

  • 45歳定年
  • 終身雇用制度の崩壊

挙げればたくさん出てきますが、一つだけ言えることは、今まで安定だと思っていたような生き方は、現代ではとてつもなく難易度の高いものになっているということです。

現実はゾッとするほど変わっているのに、それに反して日本人の生き方は過去の成功ルートが正しいという教育をされ続けています。

このままの考え方で子供が大人になると、間違いなく安定志向を持った大人がたくさん社会に出ることになってしまいます。

もちろん安定を求める生き方というのは持っておいて問題ありません。

しかし、これからの時代で生き残れる

『本当の安定』

についての新しい価値観も頭に入れておく必要があります。

なのでここでは、現代の安定思考が高い確率で不安定を呼び寄せる原因、安定を考えるよりも優先すべき生き方について具体的に掘り下げていきたいと思います。

人間は誰しも心の中で安定を求める生き物

まず、安定志向の考え方をする人がたくさんいますが、これに関しては否定すべきものではありません。

というのも、人間というのは誰しも『安定』を求めて生きていますし、そもそも

『安定志向を持っているからこそ今地球上で人間が生きていられる』

ことも事実です。

仮に不安定を求めるような考え方が本能に組み込まれていた場合、おそらく早い段階で人間は絶滅していたでしょう。

  • 危険な場所に行く
  • 危ないことに挑戦する
  • 命に関わるようなチャレンジをする

不安定には必ず危険が付いてきます。

そんなことを当たり前のように挑戦する人間が世の中に量産されたら、それは自ら絶滅したいと言っているようなものですからね。

安定志向は否定するのではなく定義を変えることが大切

安定志向を否定し、不安定なことを受け入れるのではなく、私がお伝えしたいことは

『安定に対する考え方を変える』

ことがこれからの安定だと思っています。

例えば、今までは小学校・中学校の義務教育を卒業し、そこから高校・大学へと進んでいき、最終的に1つの企業に定年まで勤めて年金をもらう生活をする。

これが1つの安定として代表的な生き方だったと思います。

今の若者も、おそらくこのような人生が正しいと親に教育を受けているため、頑張って勉強して大学まで進み、良い企業に勤めることに全力を注いでいると思います。

しかし、これからの時代はこの安定と言われるルートこそ不安定に切り替わっていきます。

実際にあらゆるニュースを調べてみると分かりますが、誰もが知っている大手企業でも大規模なリストラを行っていますし、銀行員という高収入の代表と言われる人たちも、人員削減が加速しています。

つまり、安定を求めて有名企業に入社した人たちが、安定とは全く逆の『リストラ』を宣告されているため、このルートを辿ったとしても、結局人生どうなるかなんて全く分からないのです。

若者が安定の代表である公務員を選択する根本的な理由

『安定していると言われていた企業が続々とリストラを行っている。それならリストラのない公務員になって安定しよう』

今の若者が公務員を目指す理由は、おそらくこのような流れで職業を選択しているはずです。

そもそも高い志を持って公務員になっている人というのは、世の中でもごく少数です。

多くの人は

  • 安定しているから
  • リストラがないから
  • 一度就職すれば定年まで働けるから

などの理由で公務員を選択しているはずです。

もちろんこの選択は今の時代だけ切り取ると正しいと判断できるかもしれません。

ただ気をつけておきたいのは、過去安定と囁かれていた働き方の大半は

『5年・10年でその逆となっていることが多い』

ということです。

つまり、今安定している公務員であっても、時代の流れによっては安定ではなくなる可能性が高いため、1つの選択肢しか持っていない生き方というのは、かなりハイリスクだということです。

30代・40代・50代になってから公務員を辞めざるを得ない状況になった時、別の生き方ができないとなると、ネガティブな未来がやってくる可能性が高いということです。

そもそも仕事というのは人間が生み出しているため、確実に安定している仕事なんてありません。

つまり、安定を求めて仕事を選ぶような考え方ほど不安定な生き方はないということです。

これからの時代の安定は『不安定な地盤』で生きれるスキルを持つこと

私のブログでは何度もお伝えしていることですが、そもそも安定を求めている人たちが集まった組織が、これからの時代で大きな結果を出せることはまず考えられません。

大半が安定志向を持っているため、その組織で何か不安定な要素を提案すれば、おそらく

『いや、リスク高すぎるだろ』

と否定されてしまうはずです。

もちろん、取る必要のないリスクを取ろうとしている場合には問題ありませんが、ただリスクの高い行動を避ける集団が作られてしまうと、その先に待っているのは『尻すぼみ』の結果です。

あらゆる情報を収集している私もリアルに感じていることですが、これからの時代は間違いなくデフォルトが『不安定』になります。

つまり、グラグラの地面で立っている状況がやっとの生き方を強いられる可能性が高く、この上で安定しようとすることは危険しかありません。

このグラグラした時代で生きるためには

『不安定な地盤で生きるスキルを身につける以外に方法はない』

と私は考えています。

どんなに不安定であっても、必ずその時代で生きる術はあります。

確実に訪れる不安定な世の中で安定志向は一番不安定な材料になる

やはり、地盤がグラグラしている状態の世の中で、安定を求めることというのは原理原則から反している可能性が高いです。

我々日本人は、数千年という過去の歴史がありますが、時代によって安定・不安定の概念が全く異なります。

歴史を紐解くと、常に歴史は繰り返されていることが分かるように、その時代その時代で生き方を変えていかなければ、自ら自分の首を絞めるような状況になってしまうのです。

確かに新卒採用→定年退職が正しいという事実は存在しました。

しかしその事実は『過去の時代』だからこそ安定だっただけで、現代でそれが当てはまるかと言われると、疑問が残るところです。

  • IT化
  • IoT技術
  • ブロックチェーン
  • 人工知能
  • 5G

これらの技術は、過去の時代にはありませんでした。

もし仮にこれらの技術がスタンダードとして使われる未来がやってきた時、過去の安定と言われていた働き方が本当に安定しているのか?これを考えてみると、全く違う事実にたどり着くと思います。

個人的に一番ヤバいと思っているのは、人工知能の中でも『汎用性人工知能』が完成した時です。

この技術がリアルに出てきた時、ある意味ターミネーターや鉄腕アトムのような存在が地球上に生み出されることになりますからね。

もう今までの安定という概念は一度捨てていきましょう。

そしてこれからの時代の安定とは何なのか?

この点について一度思考してみることをおすすめします。

まとめ

今回のような内容を発信している私ですが、実は数年前までは誰よりも安定を目指すような人間でした。

  • リストラされない職業
  • 安定して給料がもらえる仕事

などを常に考えていたため、正直安定志向の人たちの考え方は痛いほどわかります。

しかし、ある日突然現れた1人の知り合いによって、今回の内容のような現実を突きつけられ、そこで大きくパラダイムシフトが起こったのです。

人生で『知らない』ことほど恐ろしいものはありません。

今の段階で想定できる最悪な未来を引き寄せないためにも、今の時代で起こっている事実を情報として取り入れ、自分が理想とする未来に行けるような生き方を選択していきましょう。

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