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年収を聞くとそれなりに聞こえるけど、いざ手取りとして毎月手元に残る金額を見ると、自分が思っていた金額よりも圧倒的に少ないことがほとんどです。

明細書を見ると、差っ引かれまくった最終的な金額が手取りとして表示されるため、その現実を突きつけられて落ち込んでしまうこともあります。

ひろ
もちろん私もその一人でした。

自分の手取りを見て一番に知りたくなること。それは

『同年代の人たちはどれくらいの手取りをもらうことができているんだろう』

ということです。

人と比較して優越感に浸るのは少し違いますが、周りの同年代と比較することで、自分の今の働き方を見直すきっかけにも繋がりますので、ここではサラリーマンの平均的な手取り額について詳しく掘り下げていきたいと思います。

おそらく今回の記事を最後まで読むことで、サラリーマンの働き方に関して少し絶望するかもしれません。

しかし現実を知ると、そこからの行動が大きく変わってきますので、ぜひ最後まで頑張って読み進めてみてください。

手取りと年収の違いについて

基本的なことではありますが、新卒や20代の方の中には『手取り』『年収』の違いがそこまでよく分かっていないこともあります。

そもそも年収というのは、自分が会社から貰っている収入の全額を示したものです。

日本で生きるとなると、税金やその他のお金で毎月多くのお金が引かれることになりますが、これを全て差し引いて出した合計金額が『手取り』となります。

働き始めた頃は、年収をそのまま手取りとして貰えると考えている人も多いですが、この2つの違いを理解しておかないと

『あれっ?俺って年収低すぎじゃね?』

と思う瞬間が出てきてしまいます。

今の日本の平均年収

とりあえず、まずは日本という国の年代別の平均年収の現実を理解しておきましょう。

ちなみにこちらのデータに関しては、平成29年に国税庁が調査した結果となるため、かなり新しい数字になります。

年代 男性平均年収 女性平均年収
20代前半 278万9000円 243万1000円
20代後半 393万4000円 317万8000円
30代前半 460万9000円 314万8000円
30代後半 532万8000円 287万円
40代前半 569万7000円 308万円
40代後半 629万2000円 309万5000円

参考:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2017/pdf/000.pdf

この数字をしっかりと確認しておいてください。これが今の日本のリアルです。

この数字を高いと見るか安いと見るかは人それぞれだと思いますが、住んでいる地域によっても得られている年収は大きく差が生まれますので、その点は理解しておきましょう。

当然都心の方が年収は高くなっていますので、地方在住の場合に関しては、あまり当てになる数字ではないかもしれません。

女性が働きやすい社会になってきていると言われていますが、このデータを見ると、やはりまだまだ年収に差が生まれているため、社会全体の視点で見るとそこまで大きな変化は生まれていないのかもしれません。

年収から手取りを計算してみる

年収が会社から貰っているお金ですが、ここから自分が生活で使える手取りを具体的に計算していきましょう。

そもそも手取りとしてお金を貰えるまでには

  • 所得税
  • 住民税
  • 健康保険
  • 介護保険
  • 厚生年金
  • 雇用保険
  • その他

これらがしっかりと引かれていきます。

税金と保険料をしっかりと収めた後に残るお金が手取りとなります。

これらの条件に加えて、結婚・子供・扶養などがありますが、今回はそれらを省いて考えていきます。

年代 男性平均手取り 女性平均手取り
20代前半 225万円 194万円
20代後半 308万円 248万円
30代前半 360万円 248万円
30代後半 407万円 250万円
40代前半 460万円 246万円
40代後半 512万円 246万円

手取りになると、悲しいくらい色々なお金が引かれてしまうため辛いですが、日本という国で生きるためにはこの現実は受け止めなければなりません。

奥さんからすると、結婚をしている旦那さんの手取りに不満を持つこともあるかもしれませんが、月計算で考えてみると

年代 男性月の手取り平均
20代 約23万円
30代 約32万円
40代 約40万円
50代 約42万円

大体これくらいの金額となります。

会社員の給料に関しては、基本的には

『その年代に起こるイベントを乗り越えられるだけの賃金が平均』

となるため、子育てに忙しい30代、子供の教育費に費用がかかる40代によって貰える賃金が増えるのは当然です。

ただ、これはあくまでも会社が社員に給料を支払うことができる前提の話です。

この先少子化によって労働人口が減り、社員に払えるお金が少なくなれば、平均という数字が全く当てにならないかもしれません。

事実、民間の平均給与の推移は、前年度比で考えると増えている事実がありますが、それでも長期的な視点でみるとだだ下がりです。

参考サイト:https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_company-heikinkyuyo

1997年以降から、まるで滑り台のような勢いで右肩下がりに減り続けていき、そこからリーマンショックの影響で、ガクンと落ち込んでいます。

少し上昇に転じたことをメディアは大きく取り上げてはいますが、結局数十年前と比較すると、明らかに日本の経済が悪い方向に向かっていることはデータを見ても一目瞭然です。

今同じ会社で働いている上司の手取りが自分の未来

今あなたがどのような仕事をしているかは私には分かりませんが、1つだけ言えることは、今働いている会社の上司が貰っている給料が、自分自身の将来的な年収になることはほぼ間違いないということです。

私の場合、会社勤めをしているときにたまたま自分の上司の年収を知ってしまったため、その日から今の自分の仕事に全く身が入らなくなったことを今でも覚えています。

『数十年後もこのような働き方でこれだけの年収しかもらえないのか‥』

そのようなことを悟ってしまったため、そこから独立してビジネスをする決心をしたのです。

もちろん私のように、いきなり独立するという暴挙に出る必要はありません。

しかし、今目の前で働いている上司という存在は、そのまま自分の未来に繋がる可能性が非常に高いため、自分の未来を変えたい場合には、なるべく早い段階で行動に起こすことをおすすめします。

年齢を重ねれば重ねるほど背負うものが大きくなってしまい、何もできなくなってしまいますからね。

将来的に今よりも手取りが下がる可能性の方が高い

そしてさらに最悪な未来を想定しておくことも大切です。

先ほどご紹介したようなデータ(民間平均給与の推移)を見ると分かる通り、数十年単位では全体的な年収が右肩下がりで落ちています。

ということは、自分が30代40代50代になったときには、今よりも平均年収の基準が下がっている可能性が極めて高いのです。

それを考えると、今貰っている年収が500万円だった場合、10年後にはこの年収が600万・700万と上がるよりも、450万・400万となってしまう可能性の方が高いのです。

年齢が上がっても年収が下がり続ける‥そんな想像したくもない未来がやってくる可能性もありますので、これからの時代を生き抜く術を早い段階で考える必要があるのです。

1つの会社に勤めるのは今後リスクしかない

様々なデータを踏まえて、今回私が一番お伝えしたかったことはこれです。

結局のところ、これからの未来は1つの企業に依存した働き方をすること自体にリスクがあります。

例えば、新卒で1つの会社で働き続け、そこから10年間真面目にコツコツと仕事をこなしたとします。

そうすると、それなりの評価を受けて平均年収以上の報酬が貰えるかもしれません。

この流れに乗ることができると、ほとんどの人は

『安定した働き方ができている』

と想像してしまいます。

10年の積み重ねによって、仕事に対する自信も生まれてきますし、自分が上司となって仕切る場面も増えてくることでしょう。

1つの会社という視点で考えれば、この生き方は安定しているのかもしれませんが、日本・世界という視点で見た場合、これほど不安定なことはないのです。

そもそも95%の会社は10年以内に消えています。

そしてこれから先の時代は、新卒で入ってくる人材よりも定年退職する人の方が多くなります。

多額の退職金を払えていたのは、新しく入ってくる人材が多く、そこでバリバリ働いてくれた人がいたおかげです。

その人たちが入ってこない。しかも3割は3年以内に会社を退職している。

その現実を踏まえて今までの仕組みを成り立たせようとすると、間違いなく企業は破綻します。

そのため、最近では45歳で定年をスタンダードにする企業も出てきています。

真面目に働いて、ある日突然45歳で辞めさせられる‥。

そこで得たのはその会社で使えるスキルだけ‥。

その現実がいきなり目の前に出てきたときに、45歳から別の企業に再就職することはかなり難しいことは容易に想像ができますよね?

今話していることに関しては、何ひとつ大げさなことは言っていません。

今の世の中を見た上で現実的にお話しさせていただいています。

企業が積極的に副業を勧める時代が到来してます!

今までの日本では、企業に勤めながら副業をすることは『邪道』という扱いを受けていたと思います。

企業によっては、隠れて副業をしている人を退職させる仕組みを取り入れているところも多かったため、基本的には副業という働き方は、日本ではそこまで認知していないかもしれません。

しかし、今回の内容はすでに企業の上層部の人たちは当たり前のように認識しています。

そのため、自分の会社で満足いく給料を払うことが難しくなることも当然理解しています。

最近になって副業を勧める企業が増えてきている理由も、結局はここです。

つまり

『これからは会社の給料にプラスして、もう一つの収益源を確保して自分の身は自分で守ってね』

というメッセージを出しているのです。

企業側からしたら、従業員に副業をされるのはデメリットしかありません。

しかし、そのデメリットよりも大きな爆弾が裏に潜んでいることを理解しているため、止むを得ず副業を勧めているのです。

これからは当たり前が当たり前ではなくなります

今当たり前のように給料を貰うことができていたとしても、それを当たり前と認識してしまうと数年後・数十年後に大変なことになります。

今の平均年収の水準は、10年前・20年前から考えてみると、毎月5万円〜10万円節約した生活をしているようなものです。

つまり、数十年前の価値観から考えると、今の生活は全く当たり前ではないのです。

『あの頃は景気が良かったな〜』

このように現実逃避をしたくなる理由も、何となく分かる気がします(私はバブルを知りませんが笑)。

給料が下がり続け、尚且つ定年が早まるような未来がやってきたときに、自分が今何をどうすればその未来を乗り越えられるのか?まずはそこから考えてみましょう。

実は知らないだけで、今世の中にはお金を稼ぐ方法なんて山のようにあります。

本業にプラスして5万円の収入が生まれれば、それだけで生活もかなり楽になって行きます。

今の日本は正直平和すぎて多くの人が平和ボケをしがちですが、いずれその時は必ずやってきます。

その瞬間に人生が詰んでしまう前に、まずは何をどうしたら良いのか?その情報を取ることから始めていきましょう。

まとめ

年収・手取りというのは『現在の数字』でしかありません。

これを基準にして結婚相手を決める人もいますが、未来を考えたらこれほどアテにならない数字はありません。

現に高給取りだった銀行員なども、大規模なリストラをされていますからね。

むしろ、年収よりも

『自分でお金を稼ぐ力』

がどれだけあるのかを判断できる能力を高めるべきでしょう。

そして未来を生き抜くためには、個人としてお金を稼ぎ生き抜く力が求められることになりますので、ここからは絶対に逃げないように生きましょう。

私もまだまだ頑張っていきます!

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