一括りにITエンジニアと言っても、その中には様々な役割を持ったエンジニアさんが存在ます。

WEB系の仕事に関しては、一見同じような職種に見えても、実際にやっていることは全然違うことも多いため、最初は戸惑ってしまうこともあると思います。

今回ご紹介するフロントエンドエンジニアというのは、最近急激に需要が高まっている将来性のある職業となっています。

プログラミング未経験の状態から、フロントエンドエンジニアとして働くこともできますので、ここではこの職業の特徴や必要なスキルについて詳しく掘り下げていきたいと思います。

フロントエンドエンジニアってどんな仕事?

そもそもフロントエンドエンジニアというのは、簡単にいってしまえば

『ユーザー側から見える部分を担当するエンジニア』

のことを言います。

一般的にフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2つに分けられるのですが、フロントエンドエンジニアは直接ユーザーのデータのやり取りを行い、バックエンドエンジニアは、ユーザーの見えないところでデータの処理を行うことになります。

ちなみにこの2つのどちらもできるエンジニアのことを

『フルスタックエンジニア』

とも呼びますので、これも一応覚えておきましょう。

両方のスキルを持っているエンジニアさんは業界にもそこまで多くはありませんので、これができるようになると、かなり企業側から重宝されます。

フロントエンドエンジニアの需要が高まっている理由

今まで需要がなかったわけではありませんが、最近になって急激にフロントエンドエンジニアの需要が高まっていることはご存知でしょうか?

将来的なことを考えると、IT業界は右肩上がりに成長していくため、この先エンジニアの仕事は増え続けると言われています。

しかしその中でもフロントエンドエンジニアという仕事が増え続けており、最近ではこの働き方で高収入を得るエンジニアさんも増えてきています。

実際になぜ最近フロントエンドエンジニアの需要が高まっているのか?それにはいくつか理由があります。

JavaScriptが使われているから

フロントエンドエンジニアは、基本的にJavaScriptという言語をベースにしてコードを書くことになります。

JavaScriptに関しては、昔から人気の高い言語ではありましたが、最近になって使いやすいフレームワークがたくさん出てきたことにより、一般企業でも積極的にそのフレームワークを採用する流れとなっています。

フレームワークが使われるということは、それだけJavaScriptの需要が高まることにも繋がりますので、この先も導入企業が増えれば増えるほどフロントエンドエンジニアの仕事も多くなっていくことでしょう。

引用元:https://redmonk.com/sogrady/2018/08/10/language-rankings-6-18/

ちなみにこちらはアメリカのリサーチ会社が行った調査ですが、2018年の段階で最も人気の言語となっているのが『JavaScript』だという結果が出ています。

あらゆる言語が存在する中で、このJavaScriptが堂々のトップだというのはかなり将来性に期待できると言えるでしょう。

スマホの時代が到来しているから

今まではWEBサイトを見るためにはパソコンに接続する必要がありましたが、近年では当たり前のようにスマホ片手にインターネットに接続することが可能です。

そしてプログラミング言語自体も進化し続けているため、ユーザーがスマホに移行している中で、従来のようなコーディングだけではなく、より専門性の高いスキルを持ったフロントエンドエンジニアが必要となってきているのです。

UI(ユーザーインターフェース)設計や実装ができるフロントエンドエンジニアは、この先間違いなく注目されます。

現代はパソコンよりもスマホからのアクセスが多くなっているため、モバイル端末への切り替えが急務となっている企業が山ほどあります。

この先さらにWEBサイトの多様化が進めば、今よりもフロントエンドエンジニアの需要が高まることは確実と言えるでしょう。

その中で希少価値の高いスキル(フルスタックエンジニアなど)を持つことができれば、それだけで高収入が得られる機会が増えることになるのです。

フロントエンドエンジニアとして必要なスキル

将来性の高い注目の職業であるフロントエンジニアですが、この働き方を実現するためには必ず身につけておくべきスキルがいくつかあります。

基本的なことができれば、仕事として働くことは可能です。

しかしせっかく働くのであれば、高い報酬をもらえるような人材になっていただきたいので、以下のスキルは早い段階で身につけておきましょう。

HTML・CSS

とりあえずプログラミング言語を学ぶ前の段階で、このHTML・CSSのスキルは最低限身につけておきましょう。

フロントエンドエンジニアがコーディングをする場合、まずこのHTML・CSSを使うことになります。そこからマークアップ言語だけでは実現できない動きのある要素を取り入れていくため、HTML・CSSが使えないということは、この仕事をこなすことがそもそもできません。

一通り覚えれば基礎的なことは誰でも使えるようになるので、まず最初の段階でHTML・CSSのスキルを身につけることから始めていきましょう。

JavaScript

そしてこちらのJavaScriptが使えないとUIを担うこともできませんので、こちらのスキルも身につけていきます。

いきなりJavaScriptを学び始めると、少し苦戦することもあると思います。

そうなった場合、最初にJavaScriptではなくJQueryの学習から始め、そこからJavaScriptに移行していくのも一つの方法です。

ちなみに私の場合は、最初にJavaScriptで挫折したため、早い段階でJQueryに逃げさせていただきました笑。

PHP

フロントエンジニアは、こちらのPHPを使ってコーディングを行うことになります。

順番はどちらでも良いのですが、PHPに関しては、JavaScriptよりも難易度が低いと言われている言語なので、こちらを最初に学習し、そこから次のステップとしてJavaScriptを選ぶのものありです。

基本的な考え方は同じなので、どちらか一方の言語を習得することができれば、その後に学ぶ言語が理解しやすくなります。

Photoshopの知識もあるとなお良し!

働く場所によっては、フロントエンジニアが担う仕事内容が少し変わることもあります。

その一例として、WEBサイトのコーディングだけではなく、デザインの一部もエンジニアさんに任せるような働き方を求められることがあります。

そうなった場合、Photoshopのスキルを用いて仕事をすることになるため、デザインに関しての最低限の知識を頭に入れておく必要があります。

これは少し特殊な働き方かもしれませんが、WEBデザインに関しては、スキル習得にそこまで時間がかかるものでもありませんので、軽く学習をしておいても良いかもしれません。

フロントエンドエンジニアは将来的に活躍の場が広がる!

実際に求人サイトなどで『フロントエンジニア』と検索してみてください。

現段階でも求人が溢れている働き方となりますので、今からスキルを身につけて転職することも十分に可能です。

そして何より、フロントエンジニアとして働いている人の中で、本当の意味で仕事ができるフロントエンジニアというのは想像しているよりも少ないです。

実際に自分がフロントエンド・バックエンドの両方を理解しているフルスタックエンジニアになれば、それだけで希少価値の高い人材となり、あらゆる企業から引っ張りだこになります。

どんなに大手の企業であっても、実態を調査してみると、意外とスキルの高いエンジニアというのはごく少数です。

これをチャンスと取るか、難易度が高いと取るかは人それぞれですが、一度スキルを身につけることさえできれば、そこからは大きく道が開けていきますので、未経験からでもフロントエンジニアの道を志すことは良い選択だと言えると思います。

まとめ

今回はエンジニアの中でも特に需要の高い

『フロントエンドエンジニア』

について掘り下げてきました。

このWEB業界で大切なことは、1つの働き方に縛られずに

『幅広い知識を吸収しようとする向上心』

になります。

フロントエンジニアだからバックエンドは勉強しない‥と考えてしまうと、それだけで他のエンジニアと差別化ができなくなります。

最近ではプログラミングスクールも増えてきているため、自分が学ぶ意欲さえ持っていれば、いくらでもスキルが身につけられる時代となってきました。

この先需要が高まる可能性の高いフロントエンドエンジニアという働き方を選択し、そこでさらなるスキルアップを目指す方が増えることを願いつつ、この記事を締めさせていただきます。