私自身、仕事柄様々な方とお会いさせて頂くのですが、その中でよく聞く話が

『SEOで結果を出すのがなかなか難しい』

ことです。

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SEOで検索上位を取ることはそこまで難しいことではないのですが、それでもSEO担当に仕事を頼み、そこで思ったような結果を出せずに苦労している会社は多いようです。

そしてSEOで結果を出すということは、同時にウェブサイトの設計にも力を入れなければなりません。

となると、自然とエンジニアの視点から物事を考える必要があるため、会社によってはSEO担当とエンジニアの関係性に問題が起こる事例もあるようです。

SEOで結果を出すことは簡単ではないらしい

私自身は数年前からこの業界にどっぷり浸かっているため、SEOで結果を出すことは当たり前のような思考で生きてきました。

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なので正直な話、SEOがめちゃめちゃ難しいものだという考えを持ったことは一度もありません。

ですが企業の場合、一人の社員をSEO担当者として配置させることが多いため、働き始めと同時にSEOの知識を取り入れていくため、結果を出すことが難しいようです。

SEOに対してどのようなイメージを持っているかは人それぞれですが、多くの場合、SEOで結果を出す=検索上位を取ることが重要だと思われがちです。

もちろんそれは大切なのですが、戦い方によっては全く上位表示ができなくても商品やサービスを売ることは可能なのです。

この話はまた別記事で詳しく解説させていただきますが。

プログラミングスキルを身につけるのも時間が必要

SEOで結果を出そうとすると、当然サイトホームページの構成をいじることになります。

企業の場合、自社の商品を売るために、なるべくコンバージョン率の高いサイト構成にする必要があるため、自然とプログラミングスキルが求められます。

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特に規模感の大きなサイトの場合、エンジニアの力を借りなければサイト設計を変えることはできないでしょう。

すると当然、SEO担当者でもサイトの細かい調整を理解しなければならないため、自然とプログラミングの知識を求められるようになります。

補足

エンジニアは分かっているけど、SEO担当者は技術的な内容を全く把握していない場合、コミュニケーションを取ることができないため、当然結果を出すことも難しくなります。

プログラミングスキルというのは身につけるのに時間がかかりますが、その反面

『一度身につけてしまえばSEO視点でも役立つ』

ことになるため、将来的なリターンが大きいことも事実です。

SEOで結果を出せる人は想像以上に少なかった‥

最近は様々な企業や店舗さんのコンサルをさせて頂くことが多いのですが、やはり多くの方はSEOで結果を残すことができていません。

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実際にデータ解析を確認してみると、アクセスを集められていないようなサイトがほとんどです。
良い商品・サービスを持っているのに、ネット上からお客さんを集めることができないとなると、これからの時代生き残ることが難しくなります。

特に店舗数が急増しているような業界では、ネットの重要性を理解している店舗が多くのお客さんを独占している構図となっているのです。

これは一般企業でも全く同じことが言えるんですけどね。

本気でSEOで結果を出すならサイト設計が重要になる

圧倒的なライティング力があればもはやSEOなんて関係ないのですが、一般的な戦略でSEOで結果を出すのであれば、必ずサイト設計を重要視する必要があります。

しかしここで問題が生じます。

途中でもお伝えした通り、基本的にSEO担当者とサイト設計をするエンジニアさんは別々に仕事をしています。

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エンジニアさんからしたら当たり前のように使う言葉であっても、SEO担当者からしたらわけわからんような用語が使われることは多々あります。
そうなると、同じ目的に向かって進まなければならない人たちが、円滑なコミュニケーションを取れないという最悪の自体が起こるのです。

こうなると、双方ストレスしかありません。

エンジニア側心の声『あのSEO担当者何も分かってないよな!』

SEO担当者心の声『何でこれを取り入れるだけでそんな時間がかかるんだよ!』

お互いがお互いの仕事を理解していないと、ちょっとしたことで亀裂が生まれてしまうため、この両者の関係で悩んでいる企業さんは意外と多かったりするのです。

SEOができるエンジニアなんて見つける方が難しい

『それなら企業側がSEOに強いエンジニアさんを探せばいいじゃん!』

このように思う人も中にはいるでしょう。

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昔の私もその一人でした。

しかし、今のIT業界の現実を見るとこの言葉がどれだけ難易度の高いことを言っているかがすぐに分かります。

ただでさえエンジニアの数が少ないのに、それに加えてSEOのスキルのあるエンジニアを見つけるというのは、言ってしまえば

『除草作業の終わった公園で四つ葉のクローバー探すようなもの』

です。

しかも仮にそのような人がいた場合、間違いなく多くの企業から引っ張りだこ、もしくは個人で仕事に困らないレベルの人材であるため、雇われる立場になる可能性は極めて低いです。

企業側からすると、このような人材を確保したいのが本音ですが、現実はそんなに簡単なものではないのです。

マーケター視点+エンジニア視点で物が見られるとマジで無双する

今回の内容で一番何が言いたかったかというと、結局のところ、IT業界は常に人材が不足しています。

しかも結果を出せるような優秀な人材はほんの一握りだけです。

つまり

『自分が企業から求められる人材になることができれば、仕事に困ることはなくなる』

ということです。

例えば私の場合、最初この業界にアフィリエイターとして参入しました。

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そこで最低限商品を売るスキルや集客のスキルを身につけ、今ではマーケッターとして活動しています。

そしてそれに加えてサイト設計ができるプログラミングスキルを身につけているため、言ってしまえばマーケッター視点+エンジニアの視点から物事を見ることができるのです。

まだまだスキルは低いですが、おそらく1年後くらいには別人へと成長しているでしょう笑。

現段階でも、ベンチャー企業や大手サイト運営のアドバイザーの仕事を依頼されているため、これらのスキルが世に求められていることを証明しています。

補足

SEO担当者であっても、最低限HTML/CSS、JavaScriptあたりの知識を取り入れることができれば、それだけでも結果は大きく変わってくるはずです。

SEOを極めるならばプログラミングを学習しよう!

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この結論は少しズレているかもしれませんが、今考えてみると、プログラミングスキルを持っているのと持っていないのとでは、SEOで出せる結果は違ってくると思います。

コンテンツSEOは重要視すべきなのは間違いありませんが、やはり高いコンバージョン率を出すためのサイト設計を、自分の手で作り出せるようになると強いです。

そして企業でチームとして仕事をするのであれば、自分が思っていることを具体的に伝えられることが最重要ポイントです。

エンジニアさんとのコミュニケーションツールとしてプログラミングを勉強しておくと、それだけで結果は大きく変わってきたりします。

まずはSEOの基本的な考え方を取り入れる
結果を出せるサイト設計を自分の手で作れるようになる
エンジニアさんとのコミュニケーションの幅を広げる

今まで悩んでいたことも、プログラミングを学ぶことによって解決することもありますので、まずは最低限のスキルを身につけていきましょう。

→未経験の方にオススメのプログラミングスクールを厳選してみた!

まとめ

少しまとまりのない記事になってしまいましたが、いかがだったでしょうか?

これからの時代はITを担える人材がめちゃめちゃ重宝されます。

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SEOで結果を出せるだけでも強いですが、それプラス技術者的視点を持つことができると、まずこの業界にほとんど存在しない希少価値の高い人材へと変貌できます。

いつの時代も少数派であることが成功するための条件となりますので、ぜひ今回の記事を参考に新しい行動を起こしてみてくださいね。