いざプログラミングスキルを習得しようと思った時、最初に独学するか?プログラミングスクールに通うか?この2つの選択肢が出てきます。
いきなり『お金を払ってプログラミングスクールに通う』のもありですが、実際に調べてみると
などの情報が出ているため、これを考えると正直独学でいいのでは?と思ってしまいますよね?
正直な話、どのルートを辿ったとしても最終的にプログラミングスキル が身につけば万事OKなので、どちらかにこだわる必要はありません。
ここでは、プログラミングスキル習得を考えている中で
プログラミングスクールと独学結局どっちがいいんだろう‥
と悩んでいる方に向けて、独学とスクールのメリット・デメリットを分かりやすく紹介していきます。
この内容を読めば『時間を無駄にせずに最短でプログラミングスキルを身につける道』がはっきりと見えるようになりますよ。
好きなところから読んでください
プログラミングは独学・スクールのどちらが良いのか?

とりあえず、独学・スクール双方のメリット・デメリットを確認しておきましょう。
独学のメリット | 独学のデメリット |
---|---|
お金がかからない | 先生(メンター)がいない |
自分の好きな時間に勉強できる | 何をすべきかを自分で考える必要がある |
自分の作りたいものを作れる | エラー時に助けてくれる人がいない |
スクールのメリット | スクールのデメリット |
---|---|
先生(メンター)がサポートしてくれる | お金がかかる |
転職先まで紹介してもらえる | 拘束される |
良い意味で強制力がある | 稀にメンターにハズレがいる |
独学・スクールそれぞれにメリット・デメリットがありますが、分かりやすくまとめるならば
このように考えておけば問題ないでしょう。

個人的に感じたプログラミングで挫折するポイント!

もしWEBプログラミングの学習を一人で乗り越える自信がない場合は、早い段階で講師やプロに頼るべきです。
ですが学習する前の段階では、意外と

と強気に考えがちです。
私自身もそうでした。
おそらく独学に挑戦した多くの人たちは、以下の3つのポイントで心が折れそうな瞬間を経験しているはずです。
プログラミング学習は先が見えない基礎学習の繰り返し
どこでプログラミングを学ぶにしても、最初にやることは皆同じです。
そうです。誰もが嫌いな
『基礎学習の繰り返し』
です。
ここからは逃げることができません。


どんなに優秀な人がプログラミングを教えてくれるとしても、間違いなく最初に基礎学習をさせるくらい重要な内容です。
しかしプログラミング初心者からすると
『if文?for文?こんなの勉強してなんの意味があんの?』
と、なかなか基礎の重要性に気づくことができません。
独学の場合、これを学んでいる意味が分からずに学習をやめてしまう事も多いので、基礎学習は最初の挫折ポイントだと言えるでしょう。
▼基礎学習の落とし穴
最初に学ぶことは、基本的に点のような考え方になります。なので点を学んだところで、その点が何に使われるのかがさっぱりイメージができません。
応用編になると、この点の意味が理解できて線として繋がるのですが、そこまでで脱落する人が大半です(独学の場合)。
HTML/CSSを学んだ後のプログラミング言語
実際に WEBプログラミングを学習する場合、最初の段階でHTML/CSSの知識を取り入れることになります。
初心者で勘違いしている方は結構多いですが、このHTML/CSSというのはプログラミング言語ではありません。
正確には『マークアップ言語』と呼ばれており、プログラミングの前の基礎の基礎の段階の話です。
ある意味前提知識のようなものなので、この2つを学ばなければ何も始まりません。
マークアップ言語(HTML/CSS):WEBサイトを作成するために最低限必要な言語。見出しや段落などの『構造』を記述する言語であり、プログラミング言語ではない
プログラミング言語(JavaScript・PHPなど):何かしらのデータを処理することができる言語。処理を組み合わせ、動的な動きやデータの処理を行える特徴を持っている。

そのため、この段階ではまだ学習自体が楽しく、前向きな姿勢で取り組むことができます。
しかし問題はその先です。HTML/CSSの基礎を頭に入れ、いよいよプログラミング言語(PHPやJavaScriptなど)の学習を始めることになります。
その時にもう一つの挫折ポイントが出てくるのです。
実際にHTML/CSSからプログラミング言語に移行した時の私の正直な感想は
でした笑。
そうなんです。プログラミング言語を学び始めると、HTML/CSSがいかに難易度が低いものだったかに気づくことになるのです。
いきなりハードルがグンと上がるため、この段階を独学でやってしまうと、挫折する可能性は高いと言えるのです。事実高いらしいです。
プログラミングはコードのエラーとの格闘
HTML/CSSの段階を乗り越え、その後プログラミング学習も歯を食いしばりながら頑張り、簡単なコードを打ち込めるまでスキルを高めることができた。
いよいよ身につけたプログラミングスキルを活かし、自分なりのサービスを作るためにコードを打ち込む。
実際にコードを打ち込んで動かそうとしてみたら、何やら見慣れない赤文字が‥
『めちゃめちゃエラーが出てるやんけ!!どうやって直したらいいのか分からねぇ!!』

はい。こんな感じになると思います笑。
というより私がそうでした笑。
実際にコードが打てるようになると、自分のコードでパソコンがどのように動くのかを確認したくなります。
ですが初心者の場合、エラーコードの直し方も分からないため、この段階でも心が折れそうになるのです。


1つ文字を打ち間違えただけでも、プログラミングコードは正しく動きません。
例えば『happy』という文字が『hapy』になっていたら、これはエラーとして表示されます。

このようなコードが書かれている中で、1つのスペルミスを見つけることはなかなか難しいですが、エラーの対処法を知っているだけで、意外と簡単に解決できたりします。
しかし独学の場合、この簡単なことで猛烈に悩むことが多いため、これもまた挫折するきっかけを作り出してしまうのです。
プログラミングの完全独学は自分の夢を潰す可能性がある

実際に独学もスクールも経験してきた私が、一番もったいないと感じること。それは
『完全独学を選択し、結果的に自分の夢を諦めてしまう』
ことです。
仮に完全独学を選択しなければ、プロのエンジニアや講師に教えを請い、その時点で問題解決する手段を確保できます。
しかし独学になってしまうと、めちゃめちゃ簡単に解決できることに膨大な時間を使ってしまい、結果的にその問題を解決できずに諦めてしまうことにもなります。
言ってしまえば、完全独学というのは、スポーツ選手が能力を伸ばすための方法がたくさんあるのに、わざわざ過去の練習方法である『ウサギ跳び』を選択し、怪我して夢を諦めるようなものです。
こんなの馬鹿馬鹿しいですよね?


せっかく学べる環境が整っているんですから、それは上手に活用し、最短ルートでプログラミングが扱える人材へと成長すべきです。
転職の保証やマンツーマンサポートも充実しているスクールが多いため、様々な不安を講師陣に打ち明ければ正しい選択肢が見えてきます。
もし今の段階で完全独学を考えている場合、とりあえず最初に無料で相談できるプログラミングスクールを受講し、そこから先を考えてみることをおすすめします。
基礎さえできればそこからはプログラミングを楽しめます!

結局のところ、プログラミング学習で一番大変なのは、全体像がふわっとしている
『基礎を学ぶ段階』
です。
ここが一番面白くないですし、気持ちが離れがちです。

お金を稼ぎながらスキルを高めていく→稼いだお金をさらに投資してスキルを高め、そこからさらに難易度の高い案件を受ける→さらに大きな金額を稼ぐ
このスパイラルに入ることができれば、プログラミングが楽しくなっていきます。
このことに最初に気づくことができれば、早い段階で対策は打てると思うんですけどね。
まずは1つプログラミング言語を極めよう!話はそこからです
もしこれからWEBプログラミングに挑戦するのであれば、とりあえず最初は1つのプログラミング言語をマスターしましょう(HTML/CSSは前提知識なので一番最初にやっておくこと)。
複数のプログラミング言語を見ると分かりますが、基本的な考え方はどの言語も同じです。
一つの言語を習得すれば、他の言語を学ぶのはかなり楽になります。
そのため、最初の段階で1つのプログラミング言語の基礎を学ぶことができれば、他の言語でもその基礎的な考え方を使うことができます。
- 自分が何を作りたいのか?
- そしてそのサービスは何の言語で作られているのか?
まずはこれを考えてみましょう。
目標を持つことができると、プログラミング言語の学習に熱が入ってきますよ♪
まとめ
独学とスクールどちらで勉強すべきか?
この結論に関しては、今回の内容を全て読んでいただければ自分なりの答えが見えてくると思います。

今の自分の環境・スキル・学習時間を考えて、どの選択肢を取るのが最適なのか?まずはここを考える必要があります。
物理的にスクールで学習するのが難しい方も中にはいるでしょう。
その場合は、とりあえず教材や無料コンテンツを使い基礎学習をして、時期が来たらスクールに通う選択肢を考えてみても良いかもしれません。
自分が効率よく学ぶためには今何をすべきなのか?ここを考えて行動を起こすことで、必ず道は開けていくはずです。