基本的に、完全独学は推奨していない私ではありますが、プログラマーになるためには必ず

『一人で黙々とコードに向き合う時期』

が出てきます。

スクールや教材などを活用している人でも、全く独学をせずにプログラマーに転職することはできません。

誰かに教わり、それを自分のスキルとして落とし込むために独学をこなすことで、初めて仕事で使える能力になるのです。

つまり現在プロとして現場で働いているプログラマーのほぼ全員は独学を経験しているということです。

一人で黙々とコードと向き合うのは正直しんどいことも多いですが、ここを乗り越えられなければプロとしての道が開かれません。

私自身、様々な挫折を経験してプログラミング学習を進めてきたため、独学の辛いポイント・心が折れそうになるポイントをある程度熟知しているつもりです。

ここではプログラマーに転身したい方向けに、独学でどのように勉強をしていけば良いのか?その点についてガッツリと掘り下げていきたいと思います。

まず独学をすることのメリット・デメリットを理解する

最初に1つだけ確認させてください。

あなたはプログラマーに転身するために

  • 完全独学をしようと思っているのか?
  • それともスクールを活用しながら勉強を進めようと思っているのか?

ここは決まっていますか?

どちらが正解不正解ということはありませんが、もし前者を選ぶのであればある程度覚悟をする必要があります。

そもそも今の世の中はプログラミングを勉強する環境はバッチリ整っています。

ある程度の投資金額さえあれば、数ヶ月でプログラミングの基礎知識はマスターできます。

そのような環境がある中で、あえて完全独学を選ぶとなると、それ相応の苦労が出てくることは当然です。

挫折するポイントを自分の手で乗り越えなければなりませんし、誰にも相談ができません。

▼完全独学のメリット・デメリット

メリット

  • 費用がほとんどかからない
  • 自分の好きなように勉強できる

デメリット

  • ちょっとした疑問を聞ける環境がない
  • 挫折ポイントを自分で乗り越えなければならない
  • モチベーションの維持が大変

プログラミング学習に関しては、最初の基礎学習さえ乗り越えることができれば、まず挫折することはほとんどなくなります。

完全独学を選ぶとなると、この一番苦しい時期を自分の手で乗り越えなければならないので、まずはそれをしっかりと頭に入れておきましょう。

独学でプログラマーになるのは無理じゃない!だけど‥

実際誰にもプログラミングを教わらずにプログラマーに転職した人というのは山ほどいます。

なので完全独学が無理だということはまずありません。

ただ、私が実際に完全独学を経験してみて思ったことは

『わざわざ一人でやる必要なくね?』

ということです。

すでに先人たちが膨大な失敗を経験してきたものをデータ化し、それを踏まえてプログラミングの教材を作っているスクールがあるのに、そこをあえて自分のやり方で進むのはかなり時間の無駄です。

言ってしまえば、プロ野球選手になる方法が分かり切っているのに、それを使わずに自己流で頑張り続けるようなものです。

これは時間も労力も無駄になる可能性が高いですよね?

なので独学でプログラマーになることは否定しませんが、最短最速を駆け抜けるのであれば

『既存のサービスを上手に活用する』

ことが重要であることは間違いありません。

ちなみに私はこれに気づくのに数ヶ月かかりました笑。かなり意地っ張りなものでw。

独学でプログラマーになるためのロードマップ

プログラマーになるための選択肢はいくつかありますが、今後もし独学でプログラマーを目指すのであれば、少なくとも以下の3つのポイントだけは最初に押さえておきましょう。

テクニック的な話はいくつかありますが、それよりも重要なことは

『プログラマーになるまでの道をブレることなく進むこと』

これに尽きます。

実際に学習していく中で、様々な誘惑や迷いが出てきますが、これらを全て無視して突き進むことができれば、まず成功できます。

まず何を仕事にしたいかを決める

一言でプログラマーと言っても、仕事内容は様々あります。

例えば

『アプリを開発するような仕事に携わりたい』

と思った場合、アプリを作るための勉強をする必要があります。

プログラマーというのは、大きく分けて『WEB系の開発』『アプリ系の開発』の2つの選択肢があります。

この2つは基礎知識を学んだ初心者でも仕事として受けやすいため、最初の就職先・転職先には特にオススメです。

個人的には、最初選ぶ仕事として

『WEB開発』

を強くおすすめしています。

WEB開発の場合、とにかく求人数が多いため、ある程度のスキルさえ身につけることができればまず仕事に困ることはありません。

そして学習する流れもある程度決まっているため、ブレずに学習を進めていけます。

最初にマークアップ言語であるHTML・CSSを学び、そこからプログラミング言語であるJavaScriptやPHP・JQueryを学ぶことができれば、かなり高単価で働くことができます。

年収1000万円を超える人もたくさんいるジャンルなので、最初はWEB系の開発から始めた方が効率が良いのは事実です。

挫折率の高い基礎学習をとりあえず乗り越える

WEB開発でもアプリ開発でも、最初に学ぶ基礎学習はそこまで大きな違いはありません。

結局プログラミングの学習が大変だと言われる理由は、最初の0→1を理解できずに挫折することが多いからです。

どの業界でも基礎学習は面倒です。例えば野球を始める場合、最初にボールの投げ方やバットの振り方を学び、そこである程度の練習をしてからようやく試合に出られるようになりますよね?

その段階の練習というのは地味でつまらないことがほとんどです。

プログラミングの場合、つまらないことに加えて『理解しづらい』ことも上乗せされるため、さらに面倒だと感じるのです。

ここで9割以上の人が脱落するとも言われているため、逆に考えると

『ここを乗り越えることができれば1割の貴重な人材になれる』

ため、未来が大きく開けてきます。

プログラマーになり、ゴリゴリコードを書いてガンガン稼いでいる未来の自分の姿を想像し、そこに向かって努力を続けられれば、まず挫折という言葉とは無縁になるでしょう。

やると決めたら無駄な情報は一切遮断する

数々の失敗を経験した私が一番気をつけていたことがこれです。

失敗をした理由というのも、結局は周りの情報に振り回されて無駄な時間を過ごしたことが原因です。

例えば私がプログラミングを勉強し始めた頃、最初の段階で

『3ヶ月でフリーランスエンジニアに転職できた!』

という話を聞いてしまい、そこで

『3ヶ月で簡単にエンジニアになれるのか!』

と思ってしまいました。

この話は嘘ではないのですが、基本的に3ヶ月ではスキルの高いエンジニア・プログラマーにはなれません。

あくまでも『基礎を理解したプログラマー・エンジニア』のレベルです。

私のように、情報に振り回されて短期的な目標を過度に大きくしてしまうと、理想と現実のギャップに心が折れてしまい、高い確率で挫折してしまいます。

結局挫折してしまう理由は

『周りの情報が原因』

です。

最初の段階で

『人は人、自分は自分』

と割り切って考えることができれば、まずプログラミング学習で挫折することはなくなるでしょう。

これから独学をするのであれば、必ずこのマインドは意識しておいてくださいね。

独学を成功させるためのプログラミング勉強法

ここでの独学の成功の基準としては

『最低限仕事ができるレベルのスキル』

を設定してます。

なので短期間で過度な成長を期待している場合は全く参考にならないかもしれません。

独学を成功させるための考え方としては

『なるべく短期間で基礎学習を終わらせてしまうこと』

です。

基礎学習の勉強期間は3ヶ月に設定する

プログラミング学習をしている方の中で、3ヶ月以上の期間を基礎学習に充てている方もたくさんいますが、あのような勉強方法は絶対にやめましょう。

そもそも基礎を学び続けてもスキルは伸びません。

考え方としては

基礎学習=プログラミングの全体像が分かる

ことなので、一つ一つの単語を暗記するようなことが基礎学習ではないということです。

最初に勉強をしていくと

『なんでこんなこと頭に入れる必要があるの?』

と思ってしまいますが、その段階は『点』として見ているだけであって、いずれその学習が『線』として見える日がやってきます。

この『線』として見える段階に入った時が、ある意味

『基礎学習からの卒業の合図』

だと思ってください。

この基礎学習の全体像を把握するために私自身が最も効果的だと感じたのが

  • プロゲート
  • ドットインストール

これらのサイトでの学習です。

とりあえず成果物を世の中に公開する

できれば基礎学習をしている3ヶ月の期間で、何か一つ自分でサービスを作り上げてみましょう。

多くの初心者が

成果物=クオリティの高いもの

だと考えがちですが、実際の成果物は初歩的なもので大丈夫です。

簡単なアプリやサービス、模写したウェブサイトでも十分成果物となるため、まずは基礎固めをした後に自分の手でサービスを生み出してみましょう。

そこで初めて

『今の自分に何が足りないのか?』

が見えてきます。

そして自分の手でサービスが作れることが分かれば、そこからは吸収スピードがグンと上がります。

基礎知識に必要なスキルを肉付けしていくことで、世の中に出ているようなクオリティの高いサービスを作ることができるようになります。

3ヶ月後にガラッと環境を変える

基礎学習が終わり、そこから自分の手で何かしらのサービスが生み出せれば少し視点が変わってくるはずです。

今までただの暗号に見えていたプログラミングのコードが、今では自分の脳みそである程度理解できる文字の羅列になっています。

そうなれば、思い切って環境を変えて挑戦する能力は備わっていると判断して問題ありません。

初心者の頃は

『いや、今の自分にはまだ何もできないです』

と考えてしまいがちですが、これでは自分の成長をストップさせてしまいます。

最低限の知識さえあれば、あとは環境さえ変えることができればいくらでも化けることが可能です。

  • 何もスキルも知識もない行動力の高い太郎くん
  • 基礎的なスキルや経験はあるけど行動力のない二郎くん

この2人がいた場合、1年後に大化けしているのは間違いなく『太郎くん』です。

環境を変える方法としては

  • とりあえずエージェントの面談に行ってみる
  • プロのエンジニアが集まるコミュニティに入ってみる
  • 勉強会に参加してみる

これら全てを取り入れても何の問題もありません。

素人がプロの人に相手にされるか心配‥、という不安を持っているかもしれませんが、とりあえずその心配を取っ払って一度会ってみてください。

毛嫌いする人なんて100人いたら1人2人いないくらいですから。

重要なのは独学を終えた『後』に何をするかです

プログラミングの独学というのは、最低限必要なレベルを上げるだけの作業です。

どんなに大変な勉強であっても、長期的にずっと独学をすることはまずありません。

孤独に作業をする時代を経てから表に出ると、自分がすでに希少価値の高い人材に成長していることに気づきます。

プログラミングなんて世の中のほとんどの人ができないことですから、その基礎的なスキルを持っている時点で貴重な人材です。

基礎を学んだ後にどのような行動を取るのか?結局はここが一番重要な分岐点となります。

自分を低く見積もるのではなく、むしろ『希少価値の高い人材』だと考えて思い切って行動してみてください。

おそらくあなたが思っているよりも道は簡単に開けていきますから。

まとめ

独学で挫折しないやり方を見つけることも重要ですが、現在プロとして活躍している人たちの多くは孤独に強く、独学での勉強を重要視していることも事実です。

多くの人と馴れ合い、そこで飛躍的な成長を遂げられるかと言われると、私はそうは思いません。

完全独学で孤独に学習することはリスクですが、それでも

『自分と徹底的に向き合う孤独な時間が圧倒的な成長をもたらす』

ことな事実なので、独学に対する考え方を悪い方向に捉えないようにしましょう。

もし独学での学習で挫折することが怖い場合には、プログラミングスクールなどを上手に活用してみてくださいね。