プログラミングを学習していると、必ずと言っていいほどコーディングという言葉が出ます。
そもそもプログラミングとコーディングの違いをご存知ですか?
もちろん現場でゴリゴリ働いているプログラマーやエンジニアであれば
『いや、お前何言ってんの?』
レベルで答えられる内容です。

なのでここではプログラミングとコーディングの明確な違いについて、仕事の流れと一緒にあなたにお伝えしていきたいと思います。
ちなみにこの先プログラミングを使った仕事をするのであれば、必ずコーディングはできるようになる必要があります。その意味も詳しく解説していきます。
プログラミングについて

まずこのプログラミングというのは、コンピューターに処理してもらうプログラムを言語を使って作成することを言います。
何か1つのサービスを生み出す場合、最初にプログラムを設計し、そこからプログラム言語でコードを記述していき、テスト段階でバグを探しながら、最終的に完成まで仕上げる流れが一般的です。

プログラミング=プログラミング言語という解釈をしている方も多いですが、実はこの一通りの流れを全てひっくるめてプログラミングと言うのです。
コーディングについて

新しいサービスを生み出す流れ全体がプログラミングなのに対して、こちらのコーディングというのは
『仕様書通りにソースコードを記述すること』
になります。
どんなにシステムを設計したとしても、それをコンピューターに正しく指示しなければサービスを完成させることはできません。

これに関しては『家』ができるまでの流れに例えると分かりやすいです。
家の全体的な設計図を作る建築士が設計を行い、その設計図を元に大工さんが順序よく家を組み立てていきます。
コーディングというのは、この大工さんの仕事に当てはまる感じですね。
一応この言葉も覚えておきましょう。
プログラミングとコーディングの明確な違いについて

ここまでの話で両者の違いはある程度解説してきましたが、このコーディングの作業というのはプログラミングの一部として理解しておく必要があります。

コーディングという言葉は、現場に出れば当たり前のように使われることになります。
プログラミングとコーディングの言葉の意味の違いを理解していない場合、その時点で基礎を理解していない人というレッテルを貼られる可能性がありますので、必ずこの両者の違いを正しく理解しておきましょう。
コーディングのスキルは必ず必要になる
この先プログラマーとして活動することを考えている場合、このコーディングのスキルは必ず必要になってきます。

HTMLでWEBページの型を作り、CSSでそれを装飾する。最初は慣れるまで時間がかかることではありますが、短期間集中して学習をすれば、最低限のコーディングスキルは身につけることができるのです。
短期間でコーディングスキルを身につける3つの方法

このコーディングに関しては、とにかくアウトプットさえ徹底すれば、必ず身につけることができるスキルです。
しかし最初の段階でコーディングをやろうとすると、様々な壁にぶつかります。

ちなみにど素人の頃の私は、このコーディングの作業がめちゃめちゃ嫌いでした笑。
どんなに勉強しても、覚えたことをアウトプットすることができない期間が続いていたため、自分はコーディングの才能がないのか?と悩んでいたこともあります。
ですがこのような悩みが出てきても、結局は正しいやり方を実践し、ある程度の時間をかければ乗り越えれることができるのです。
実際に短期間でコーディングをマスターするために私が実践したことは3つです。
HTML・CSS・JavaScriptの知識を頭に入れる
とりあえずコーディングをやるにしても、最低限の知識が頭に入っていなければ何もコードは書けません。
最初の段階では、まずHTML・CSSの基礎を脳みその中に入れていき、そこから少しずつ手を動かしてコードを書いていく必要があります。
プログラミングでも言えることですが、基本的にはアウトプットしなければスキルは全く伸びないと考えてください。
コードの意味を正しく答えられたとしても、それをどこでどのように使うのかが瞬時に頭から取り出せなければ何も意味がありません。
ある程度ザックリとした知識であっても、場面場面でコードが書ける人の方が圧倒的に現場で力を発揮します。

学習時間が3時間あったとしたら、その頃は2時間30分をインプットに使っていたイメージですね。
インプットを30分にして、2時間30分をアウトプットに使うことができれば、それだけでも意味わからんスピードでスキルが伸びていくはずです。(これは経験済みです)。
今後、学習スピードを伸ばし、現場で使えるスキルを短期間で身につけたいたい場合には、できるだけ早い段階で現場で使うスキルを教えてくれる環境・メンターに飛び込むことが重要です。
転職保証を付けてくれて、尚且つ短期間で働けるレベルまで成長させてくれるスクールとしては
この2つは必ずチェックしておきましょう。
実際のコードを模写していく
とはいえ、基礎のコードを覚えただけでスムーズに自分の手でコードを書くことはまず不可能です。
とりあえず手が止まる時期が必ずやってきます。

なので最初の頃はこの時間を極力少なくするために、既存のサイトのコードを模写していくようにしましょう。
今世の中に公開されているサイトがどのようなコードを使って構成されているのか?ここを見て自分の手でコードを書くことによって、ある程度知識が入ってきますし、コーディングの全体像が見えてきます。
複数のコードを模写してみると、頻繁に出てくるコードやサイト構成の大枠が理解できるようになりますので、そうなったら次のステップに移っていきましょう。
何も見ずに模写したサイトを作っていく
今までは他のサイトのコードを見ながら模写していたのですが、ある程度模写ができるようになれば、そこからは
『何も見ずに自分の手でサイトを作っていく』
ことに挑戦してみましょう。

HTML・CSSを全く見ずに、今見ているサイトをコピーできるようになれば、かなりコーディングスキルは高まります。
オススメの方法としては
ことです。
例えばヘッダーのHTML・CSSだけを作り上げてみたり、お問い合わせフォームだけを作ってみることで、難易度を下げた訓練ができるようになります。
実際のサイトを真似る最大のメリットは
『サイト構成の法則性やルールを理解できること』
です。
実際にコーディングに挑戦してみると分かりますが、世の中のサイトのほとんどは同じような構成で作られています。
ここに気づくことができると、そこからはグングンスキルアップができるようになるはずです。
コーディング実践での注意点

実際に仕事としてコーディングを行う場合、大変なことは
『1つのちょっとしたミスでバグが起こる』
ことです。

ちょっとしたミスが、後々バグ探しで大きな時間を食うことになりますので、以下の注意点を守りながらコーディングを進めていきましょう。
1つ1つ確認しながらコードを打ち込む
最初の頃は、とにかくバグと格闘することになります。これは避けることができない戦いです。
自分が正しいと思っていても、なぜかコンピューターが正しく認識してくれない‥そうなった場合、間違いなく悪いのは『人間側』です。
細かいミスを早い段階で見つけることができると、それだけで大幅な時間短縮に繋がりますし、面倒なバグ探しをする必要がなくなります。

エラーの原因をすぐに突き止める
コーディングでは、エラーを起こさないように注意を払うことは大切ですが、それよりも重要なことは
『エラーの原因を自分の手で突き止めること』
です。
なぜエラーが起こってしまったのか?その原因を即座に検索することで、問題解決能力が飛躍的に高まっていきます。

どんな仕事をするにしても、自分の手で問題を解決し、その後改善していくことができれば、あらゆるトラブルに対応できる自信が身につきますからね。
初心者が独学でコーディングを実践すると高い確率で心が折れる

基礎を身につけたばかりの初心者が、頑張ってコーディングに挑戦しようとすると、何度もエラーと格闘したり、分からない単語を検索したりと大変なことが数多く出てきます。

挫折率の高いところこそ、自分の手で学習することにこだわらずに
『周りの手を借りる』
ことが最短で駆け抜ける一つのルートとなります。
すでにこのコーディングを熟知している講師の方やプログラマーさんは世の中にたくさんいますので、あなたが躓くポイントもある程度把握しています。
プロが在籍するプログラミングスクールを上手に活用することができれば、短期間でコーディングを身につけて現場で働ける力を手に入れることができます。
無料で体験できる場所もたくさんありますので、まずは一度プロの講師に指導を求めてみてはいかがでしょうか。