ちょっと上達のコツを掴めば、プログラミング学習は楽しくなります。

毎日カタカタとキーボードでコードを打ち込み、学習サイトを活用して日々プログラミングを学ぶ。

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どんな凄腕プログラマーであっても、学習する際にやることは基本的に初心者と変わりはありません。

しかし同じことをしているのに、なぜか意味わからんスピードで成長していく人と、全く成長していかない人に分かれてしまいます。

特にプログラミングというのは挫折率の高いジャンルですから、言ってしまえば

『圧倒的に結果を出す人とそう出ない人の真っ二つに分かれる』

のが現実なのです。

同じ24時間を生きているのに、なぜこんなにも結果が変わってしまうのか?

そんな疑問を抱えて、思わずインターネットで

『プログラミング 上達方法』

と検索してしまったあなたのために、ここでは実際にプログラミングの上達方法をマインドセット、具体例を交えて解説していきたいと思います。

最初にお話ししておきますが、プログラミングの上達に

『楽してスキルが身につく方法』

というのは基本的に存在しません。

それを理解した上で今回の記事を読み進めてみてください。

プログラミング上達法を探す前に持つべきマインドセット

実際のところ、プログラミングを短期間で上達させる方法はある程度確立されています。

その内容に関しては後半で詳しく解説していきますが、その前に必ず意識しておかなければならないマインドセットがあります。

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これをすっ飛ばしてプログラミングを上達させることはまず『不可能』ですので、必ず無意識レベルで落とし込んでおいてください。

継続しなければ上達することはまずあり得ない

私もプログラミング関連で色々な相談を受けることがありますが、そのほとんどの人たちは継続した作業ができずに挫折していきます。

というのも、プログラミングを上達させるためには、必ず継続した学習が必要になります。

しかし短期間で成果が出ずに私に相談してくる人たちは、圧倒的に作業時間が少ないのです。

例えば働きながらプログラミング学習をする場合を考えてみましょう。

毎日プログラミング学習に使える時間は2時間程度。

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休日は倍の4時間を学習時間に使ったとしても、1週間でトータル18時間勉強できる計算になります。

様々な説はありますが、プログラミングの基礎を覚えるためには最低でも

『300時間』

必要だと言われていますから、ここを満たすためにはおおよそ『4ヶ月』の学習期間が必要になります。

しかし実際のところ、プログラミング学習を4ヶ月継続できる人なんてほんの僅かだけです。

実際に質問を頂く場合、1ヶ月2ヶ月しか勉強せずに

『何か上達方法はありませんか?』

と聞いてくることがほとんどです。

つまりどんなに上達方法を検索したところで、結局学習時間が短い人たちは

『プログラミング学習の最低条件を満たしていない』

ため、その時点で上達することは不可能なのです。

一部の天才であれば、この学習時間の半分でもスキルは身につくかもしれませんが、ほとんどの場合はそうではありませんからね。

試しに自分がどれだけプログラミング学習をしているかをタイマーなどを使って計算してみてください。

一度数字に出してみると、思っているよりも自分が勉強できていないことに気がつくと思いますよ(youtubeなどの誘惑に負けることも多々あり)。

挫折率の高い業界であるため、上達できれば超ブルーオーシャン

継続した学習時間を確保できない人が大半の中で、地道にコツコツと学習を進めていった人たちは、最終的にこの業界で活躍していることが多いです。

最初にネガティブな要素をお伝えしてしまいましたが、挫折率が高いということは、それだけ

『継続した努力を達成できれば超ブルーオーシャンが待っている』

ということでもあるのです。

考えてもみてください。

プログラミング学習を決意した人が100人いたとして、1ヶ月目で半分が挫折、2ヶ月目でもう半分が挫折、3ヶ月目でさらに半分が挫折。その場合、4ヶ月目以降も学習している人は10人そこそこです。

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しかし4ヶ月目でやっと基礎を終える段階ですから、そこからさらに継続した学習が必要になった場合、最終的に残る人は良くて1人2人でしょう。

これを考えると、継続した学習を続けるだけでも

『世の中的に希少価値の高い人材に成長できる』

ため、超ブルーオーシャンの中で躍動することができるのです。

事実、エンジニアの数は年々減り続けているのに対し、プログラミングスキル を持った人材は圧倒的に少なくなっています。

言ってしまえば、1人のエンジニアに対して複数の会社が熱烈なアプローチをしてくるようなハーレム状態となっているのです。

これを考えると、正直ワクワクしてきませんか?

私はこれを聞いたときに

『絶対プログラミングをマスターしよう!』

と決意しましたね笑。

だって需要と供給のバランスが偏っているため、高い報酬で働ける環境が山ほど見つかるんですから。

上達しない理由を外的な要因にする人はまず伸びない

今あなたがどのような環境でプログラミングを学んでいるかは分かりません。

しかしどんな理由であれ、今の環境を愚痴っている人は今後も伸びることはないでしょう。

教材が悪い
教え方が下手
時間がない

このような理由でプログラミングが身につかないと思っている場合は、まずこのマインドセットを変えていくことから始めましょう。

確かに教え方が下手な人や、全く身にならない教材はあります。

ですがこのインターネット社会であれば、情報は集めようと思えばいくらでも集められます。

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レビューで高評価が多い教材やスクールを探したり、仕事の効率化を図ってプログラミングの学習時間を確保することによって、これらの外敵要因を消すことは可能です。

できない理由を見つけるのではなく、まず私たちがやるべきことは

『どうやったら短期間で上達できるのか?』

を徹底的に考えることです。そのためにできる限りのことは実践していきましょう。

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爆速でプログラミングをマスターした人種の共通点

基本的なマインドセットをインストールしたところで、いよいよ本題に進んでいきましょうかね。

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挫折者の多い業界の中で、今現在ブルーオーシャンの環境で躍動している凄腕エンジニアはたくさんいます。

多くの人ができない仕事をこなし、多くの尊敬を集めながら高い報酬を貰っている。

そんな理想的な働き方をしている凄腕エンジニアたちはどのようにして今の地位を確立したのか?

そこは誰もが知りたいことだと思います。

何度も言うようですが、この人たちも、最初は全くのど素人からスタートしています。

人によっては40代からプログラミングを始めてフリーランスになった人もいますし、学生時代に学校を辞めて起業をした気合の入った人もいます。

多くの挫折者がいる中で、何故この人たちは短期間で圧倒的な結果を残すことができたのか?

そこにはいくつかの共通点がありました。

立ちはだかる問題を言語化することに長けている

まず、プログラミングを学習していくと、とにかく分からないことがたくさん出てきます。

その度にググって悩みを解決しなければならないため、自分の疑問を正確に検索キーワードに入れる必要があります。

ですが初心者の頃は、自分が何で悩んでいるのかを言語化できないことが多々あります。

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なぜ分からないのか?何を検索して解決したら良いのか?この『言語化』する作業が苦手な人はかなり多い印象です。

今はgoogle先生に疑問を投げかければ、ほとんどのことは解決します。

しかし初心者の場合、問題を解決するための言葉選びが正しくできないため、ここで大きなタイムロスをしてしまうことがあるのです。

補足

短期間でプログラミングを上達させる人たちは、自分の疑問を言語化する能力に長けています。

プログラミング学習を楽しんでいる

そして正直な話、プログラミングスキルを伸ばすことができる人は、この思考を必ず持っています。

プログラミングを勉強する人はたくさんいますが、その中で

『プログラミングを使って楽しみながら勉強している(ゲーム感覚)』

人は圧倒的に伸びます。これは面白いくらい伸びます笑。

結局プログラミングは『手段』でしかありません。

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プログラミングを学び『何をしたいのか?』が明確になれば、学習することで自分の目標を達成できるため、学習が楽しくなるスパイラルに入ります。
嫌々勉強を続けている人
プログラミング学習を楽しんでいる人

この2人がいた場合、どちらが将来的に伸びるかは誰でも分かります。

プログラミングを学ぶことが目標になるのではなく、自分の目標を達成するためにプログラミングを学ぶと言う思考に切り替えることが、短期間で上達する一つのポイントとなるのです。

何度も言うようですが、プログラミングは『手段』であり『目的』ではありませんからね。

投資の重要性を理解している

人は基本的に無駄なものにお金を使いたくはありません。

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しかし上達が遅い人たちというのは、自分の成長のため(無駄な投資ではない)にお金を使おうとしないのです。

例えば短期間で学習ができるスクールがあった場合、短期間で伸びる人は

『今ここに投資して学べば、独学で学習するよりも圧倒的に期間が短くなるな。であれば早い段階で投資して実務で働けるレベルになって、そこで投資金を回収しよう』

という合理的な思考を持っています。

しかし上達が遅い人たちは

『ここに投資するのはお金がもったいないな。それなら安い教材を買って独学で勉強した方がコスパが良いだろう』

と考えて自分の成長にお金を使うことができないのです。

言葉で説明すると簡単ですが、人生においてこの差はとてつもなく大きいです。

自己投資して短期間で成長すれば、それだけ稼げるスピードも早くなりますし、投資金を回収する期間も短くなります。

これを繰り返していくことで、圧倒的な成長をしながら周りが引くくらい稼げるスキルを身につけているのが上達する人たちの考え方なのです。

人間の成長曲線を正しく理解しておこう!

これは結構有名な話ですが、実は多くの方が知らない事実でもあります。

そもそも、人が新しい分野の内容を学習し始めた場合、基本的にこのようなスピードで成長していくと言われています。

理想と現実は全く違うことがこのグラフからも分かると思います。

最初は成長しているのかどうか分からないスピードで伸びていき、ある一定の知識が脳みそに蓄えられると、そこで点と点が線で繋がり、一気にグワッと伸びるイメージです。

これはどの業界でも同じだと思います。

過去にあなたが挑戦してきたことでも

『あれっ?なんかいきなりうまくいき始めたな!』

と思う瞬間が必ずあったはずです。

わかりやすい例が『自転車』ですね。子供の頃に、自転車に乗って何度も転んでは起き上がりを繰り返し、ある日突然スムーズに乗れる瞬間が訪れます。

何度も転んでいたあの失敗は一つも無駄ではなく、その瞬間のためにスキルを蓄えていたのです。

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大人になると、なぜかみんな失敗を恐れがちになりますが、この子供の頃のマインドセットが重要な考え方となるのです。

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プログラミング初心者の成長を加速させるブースト要素

成長曲線をしっかり理解すれば、短期間で圧倒的な結果を残すためには

『圧倒的な学習量・アウトプット量』

が必要なことが分かると思います。

参考:プログラミング学習の暗記(インプット)はただの逃げである理由

しかし運が良いことに、今からプログラミングを学ぶ場合、様々なブースト要素を取り入れることができます。

というのも、数年前に比べてプログラミングの学習サービスが何十倍にも増えています。

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そのため、本気で学ぼうと思えば短期間で結果を残すことが可能な環境が整っているのです。

せっかくそのような環境があるならば、これを上手に活用しない手はないですよね?

上手くブーストを使うことができると、最初の苦しい時期をビュ〜〜ン!!と駆け抜けることができるようになります。

メンター(教えてくれる人)の存在を確保する

プログラミングは独学も大切ですが、一番まずいのは

『孤独に作業をすること』

です。

分からないことを全て自分の手で解決していくのは、明らかに効率が悪いです。

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すでに先人たちが、あらゆる失敗をデータ化して挫折率を低くする環境を作ってくれているのに、それを活用せずに独学でコツコツ頑張るというのは、自動車があるのにわざわざ徒歩で行くくらい時間が無駄になります。

多くの生徒を抱えていたスクールの講師などは、人がどこで躓くかなどを熟知しているため、この人に教えてもらうことによって、無駄な悩み時間をすっ飛ばすことが可能です。

補足

プログラミングは最初の段階が一番苦しいですが、そこを抜けると一転して学習が楽しくなる時期がやってきます。いわゆるランナーズハイのような状態です。

ここまでを先導してくれるメンターの存在を確保することができれば、まずプログラミングで挫折する心配はないでしょう。

良質な教材・スクールの活用

メンターと似たような要素ではありますが、やはり質の高い教育が受けられる環境に飛び込むことは重要です。

プログラミングは、正直学ぶ環境を間違えると高い確率で挫折します。

ただでさえわかりづらい内容なのに、教える側の人や教材が悪ければ、さらに意味分からんことにになります。

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大学でいきなりC言語を教えるような講義をしているようですが、これはまさにプログラミングが嫌いになる典型的な例だと言えるでしょう(プログラミング言語の中でもC言語は特に難しいため)。

これはネットビジネスでも言えることですが、教わる環境をミスるとマジで地獄見ます笑。

私も昔時給0円で監禁されていたことがありますからね笑。

まぁそんな地獄を見ないためにも、必ず最初の段階で良い環境に飛び込み、そこで正しいステップで学習を進めてみてください。

いきなり現場に飛び込むような行動力

そしてこれは多くのエンジニアさんに話を聞いて分かったことなのですが、最初に全てを学習してマスターしようと思うのではなく、とにかく分からなくても良いから

『いきなり現場に飛び込んだ方が成長は早い』

という話は何度も聞いたことがあります。

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まさに泳げない犬を水に投げ込んだら、犬かきして泳げるのと同じ理屈ですね。

知識がない状態で現場に飛び込むと、まず自分に何が足りないのかが露骨に分かります。その時点で自分の現在地を把握できるのです。

そこから実務をこなすためには何を学べば良いのか?を徹底的に考えるようになるため、脳みそが

『知識を取り入れなければやばい』

というスイッチに切り替わるため、圧倒的なインプットができるのです。

しかも現場ではとにかくアウトプットが求められるため、独学で勉強するよりもはるかに早いスピードでスキルが伸びていくのです。

この方法はかなり負荷をかけることになるため、本気の人以外オススメしない方法ですが、今では派遣エージェントがあるため、未経験でもエンジニアとして働ける環境が揃っています。

まずは実際にエージェントに相談してみて、そこから新しい道を決めるのも一つの手段として効果的です。

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まとめ

正直な話、短期間でスキルを伸ばす方法は何通りもあります。

なのでどれが正しくてどれが悪いということはありません。

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今の自分はこの先何をすべきなのか?まずはここを考えていき、自分が理想とする未来を実現するための方法を考えてみてください。

最後にお伝えしておきますが、短期間でスキルを身につけることと、凄腕のエンジニアになることは違います。

今回の内容は

『未経験の人が短期間で働けるレベルまでスキルを高める方法』

に絞ってご紹介しています。

ある程度スキルが身についてくれば、そこからは自分なりの学習方法が確立されていると思いますので、ぜひそのままスキルを伸ばしていってください。