ウェブサイトの構築・プログラミングの学習をする場合、基本的な流れとして最初にHTMLを学びますが、初心者は勉強にそこまで時間をかける必要はありません。

HTMLで構成されたものにCSSを入れることで、今あなたが見ている私のようなサイトデザインを作ることができます。
これを聞くと、正直HTMLが難しく感じてしまうかもしれませんが、実際にやってみると
『基本的なことは2週間程度で終わる』
のです。
これは私が実際にそうでした。
ですが多くの人は、プログラミングに対してアレルギーを持っているため、最初のHTMLの学習の段階で多くの時間を使おうとします。
そんな人が多いことを知ったため、ここでは

『そんな時間無駄ですから早く先に進みましょ!』
という提案とその根拠を詳しくお伝えしていきたいと思います。
好きなところから読んでください
HTMLの勉強方法を検索するのは無駄です!なぜなら‥

まず最初に結論をバシッとお伝えしておきましょう。
このHTMLの学習に時間を使うのは無駄ですからやめましょう。
もちろん全く勉強せずにHTMLを使うことはできないため、ある程度の時間勉強する必要はあります。

しかしHTMLを学習するのに何ヶ月も時間をかけることは、確実に時間を浪費するだけなのです。
これは過去の私がしっかりと体現しています笑。
プログラミングど素人だった頃、なぜか
『HTML=難しいもの』
だという認識をしていたため、教材を買って学習時間を多く確保していました。
しかし今考えてみると、この時間を次のステップに使っていれば、早い段階で立派なWEBサイトを構築できたはずなのです。
HTMLは必要な知識だが時間をかけて勉強するものではない
もしHTMLを勉強するために、アマゾンで教材をポチったのであれば、速攻買い物カゴから消しましょう。
HTMLに関しては、今無料で使えるプログラミング学習サイトを使えば十分に学習が可能です。
この2つを使ってHTMLを勉強するだけで、正直最低限の知識は身につきます。

このスライムを何度倒したとしても、勇者には微々たる経験値しか入りませんよね?
HTMLに多くの時間を注ぐということは
『毎日長時間スライムを倒し続ける』
ようなものなのです。
例えが微妙でしたかね笑。まぁ良しとしましょうw。
HTMLに時間をかけるのが無駄な理由

実際にプログラミング初心者の方に色々と話を聞いてみると、最初のHTMLの段階で1ヶ月以上の時間を使っている人がたくさんいました。

しかしHTMLに関しては、2週間程度脳みそに知識を入れれば次に進んで大丈夫です。
プログラミングというのは、基本的にアウトプットメインで行動し、その都度googleで検索しながら知識を取り入れていくのが理想的な学習方法になります。
なので最初に全ての知識を頭に入れるのではなく、ある程度基礎を学んだ後に次に進み、そこで分からないことが出てきたら取り入れていくスタイルの方が効率よくスキルが伸ばせるということです。
これはエンジニアとして活躍している多くの方が口を揃えて話していることです。
HTMLの知識を使い、CSSのフレームワークを覚えることができれば、それだけで簡単なサイトは作れますからね。
そもそもHTMLはプログラミングではない

私がプログラミングを始めた当初は、HTML・CSSがプログラミングだと思っていたため
『俺プログラミング(HTML・CSS)できるようになったぜ!』
と友達に話していました笑。

途中でもお伝えしましたが、HTMLはマークアップ言語と呼ばれるもので、プログラミングではありません。
プログラミングというのは、簡単に言ってしまえば
『何かしらの処理を入力した時に、条件によって出力を変えてくれるもの』
になります。
例えばAを選択したら、それをYとして処理してくれる感じです。
プログラミング言語には、このような処理がありますが、HTMLではこれらの処理はできません。
このことから分かる通り、HTMLはプログラミング言語という扱いにはならないのです。
理想的なプログラミング学習ルート(WEB編)

正直な話、最初から独学で進んでしまうよりも、無料プログラミング教材を一通り見終わった後はプログラミングスクールに通ってしまうのが一番効率よくスキルを高めることができます。

それ以外の選択肢として、独学でプログラミングを学びたい場合、どのようなルートで学習を進めていけば良いのか?その点について掘り下げていきましょう。
ちなみに今回ご紹介するのは、私が数々の失敗を経験したことで
『あの時こうやっておけばよかったなぁ』
と思えることを含めたルートになります。
とりあえずHTML・CSSを2週間くらいやる

まずプログラミング入門として、HTML・CSSは外すことはできません。
ここで2週間くらい徹底的に学習をしつつ、アウトプットをしていきましょう。
もし1日時間を確保できる人なら2週間程度で終わりますが、仕事が忙しいなどの理由があれば、長くても1ヶ月程度で基礎を身につけるくらいで考えておきましょう。
このくらい期間HTML・CSSを学習していけば、ざっくりとしたサイトは作れるようになります。
ここで意識するポイントとしては
『分からなくてもいいから、とりあえずコードを打ち込んでみる』
ことです。
脳みそで理解するよりも、まずコードを入力することでパソコン画面に何が起こるのかを体験した方が吸収は早いです。

まずは手を動かしていく。そしてそこからコードの意味を理解していく流れで学習を進めていきましょう。
持っているスキルで簡単なサイトを作ってみる

基礎の段階でHTMLとCSSの構造をある程度理解できたら、そこから実際に簡単なサイトを作ってみましょう。

いきなり全部自分の手でコードを打てることはまずありませんので、最初は何かしらサンプルを用意して、それを自分の手で作り上げていくスタイルがオススメです。
サイトを1から作ってみると
と色々な発見が出てきます。
ここで重要なのは
『自分の手で一つの作品を完成させることによって、ざっくりと全体像を把握すること』
です。人間はゲシュタルトができていないものは頭に入ってきません。
そのため、最初は分からなくても良いので、とにかく全体像を掴むことを意識する必要があるのです。
HTML・CSSは全体像を理解するための練習台みたいに考えておきましょう。
コードを暗記して自分の手でサイトを作ってみる

何か一つサンプルがあれば、誰でも簡単にサイトを作ることは可能です。

これができるようになると、いよいよプログラミングが楽しくなってきます。
最近ではフレームワークがあるため、そこまで細かいポイントまで理解していなくても、綺麗なサイトは作れます。
なので全てを丸暗記するのではなく
『何も見ずに自分の手でサイトが作れる!』
ことを体感できれば問題ないでしょう。
これさえ乗り越えれば、あとは本格的なプログラミング言語を学んでいき、自分の手でおしゃれで高度なサイトを作り上げていくだけです。
どうしても独学でポートフォリオ作成が辛い場合には、無料でWEBアプリ開発までサポートしてくれるTechAcademyのブートキャンプを活用してみてください。
JavaScript・PHP・JQueryに進んで本格的にプログラミングを学ぶ

最近ではRubyなどの言語を使う機会も増えましたが、やはりWEB系の言語として廃れる可能性の低いJavaScriptは学んでおくべき言語になります。
いきなりJavaScriptは難しいかもしれませんので、その場合はPHPから入ってみるのもオススメです。

プログラミングに関する情報を調べていくと、最初にC言語やjavaなどを学んだ方が良いという話もありますが、あれは基本的に無視して大丈夫です。
とにかく何が何だかよくわかりません笑。
なので無視しましょう。
HTMLやCSSからPHP・JavaScriptに移行すると、ここでもまた大きな壁が立ちはだかります。
今プログラミングスクールの需要が高まっている理由も、これらの言語を独学で習得することが難しいからだと個人的には思っています。
高い志を持った人であれば、これらの言語も独学でいけると思いますが、もし不安であれば、HTML・CSSを学んだ後にプログラミングスクールに通うという選択肢も考えておきましょう。
多少の費用はかかりますが、それでも挫折するよりかは100倍マシですからね。
プログラミングはインプット1割:アウトプット9割が理想

一通り学習の流れをまとめておくと
▼学習の流れ
最初にHTML・CSSを2週間ほどやる
↓
覚えた基礎で簡単なサイトを作ってみる
↓
何かサンプルを用意して、そのサイトを真似て作ってみる
↓
コードを暗記して、自分の手でサイトを作ってみる
↓
他のプログラミング言語(JavaScriptやPHP)に移行する
この流れがベストだと私は思っています。

そして最後に基本的なマインドセットとして
『プログラミングはインプット1割:アウトプット9割』
くらいの考え方を持っておいてください。
逆にそこまでスキルがない人でも、アウトプットを徹底することで、短期間で面白いサービスを生み出すことができた事例も多々あります。
自分でコードを打ち込まなければ何もスキルは身につきません。
プログラミングは学校のテストではありませんから、インプットばっかりしていても、数年後に使えるスキルに育つことはありえないのです。
この基本的なマインドセットを持ち、この先プログラミングを学んでいってみてくださいね。
まとめ

HTML・CSSは全体像さえ理解できればそこまで苦戦することはありません。
しかし未経験の人からすると、全く触ったことのない言語であるため、最初に何度か苦戦することも出てくると思います。

あの頃は、何も知らない状態でもとにかく『アップル』『オーレンジ』と言葉に出していたと思います。
プログラミングも同じような考え方です。わからなかったとしても、とにかくアウトプットをメインにすることで、自然と自分のスキルとして身についていきます。
大人になると、なかなか新しいことに挑戦する機会が減りますが、インプットばかりするのではなく、とにかくできなくてもアウトプットメインで行動することを意識してみてください。
今回の記事があなたの役に立てば幸いです。