Pocket

日本人は島国の人間なので、基本的に海外からの意見を取り入れず、内輪での情報に踊らされることが多いです。

どんなにグローバル化が進んでいると伝えても、多くの人たちが

『資格=安定』

だという考え方を崩すことはありません。

もちろん資格を持っていると有利に仕事ができることは事実です。

難関資格であればあるほどその仕事をできる人が限られてくるため、それだけでも食いっぱぐれることは少なくなります。

ですがこれからの未来を考えたときに

『食いっぱぐれのない資格を取得して食いっぱぐれる可能性がある』

と私は思っています。

もし安定を求めて資格の取得に踏み切ろうと思っている場合、今回の内容を一通り読んでからこの先やるべきことを決めてみてください。

avatar
資格を持っていると安定した生活ができると私も思ってしまっていますね。
avatar
確かに資格があったほうが有利になるのは事実です。ですがそれがこれからの時代の安定に繋がるかと言われれば『う〜〜ん』ですね。もちろん昔は安定してましたよ。
avatar
時代の変化によって資格の価値も変わってくるのですかね?
avatar
未来のことは100%当てることは不可能ですけど、少なくとも今のグローバル化の流れを見ると資格の取得に時間を注ぐのは慎重に考えた方が良いかもしれませんよ。

資格について改めて考えてみる

そもそも資格というのは、特定のことを行うのにふさわしい立場や地位を証明するための条件となります。

この条件を満たすことができると、資格を持っている人だけできる仕事というのが生まれます。

資格=安定と言われる理由もここにあります。

日本人1億人以上の誰もができる仕事と、資格を持っている数百人だけが受けられる仕事があれば、高い報酬を支払われるのは間違いなく後者です。

他の人にはできない仕事=仕事が途絶えずに安定した生活ができるという考え方になりますので、多くの人は資格取得に時間を注いで頑張るのです。

一般的に言われている食いっぱぐれのない資格

資格にも民間資格・国家資格など様々ありますが、ここではその括りではなく、一般的に

『食いっぱぐれのない仕事』

と言われるものはどのような資格なのか?を見ていきましょう。

税理士

これは食いっぱぐれのない代表的な仕事の一つですね。

税理士は税務書類の作成や税務上の指導を行う

『税金のスペシャリスト』

であり、資格の中でも高い収入を得られることでも有名です。

その反面資格取得に費やす時間は他のものよりも多く、おおよそ3000〜5000時間を勉強に充てなければまず受からないと言われています。

1日の勉強時間が8時間だったとしても、400日以上かかる計算になります。

数年単位の年月をかけて5科目の試験をクリアすることになるため、長期的なスパンで資格の取得を考える必要があるのです。資格の中でも特に難関と言われる部類に入ります。

司法書士

こちらは法律に関する書類や法律上の手続きを代行する仕事になります。

国家資格の中で司法試験がありますが、その司法試験についで難易度の高い資格試験と言われています。

死に物狂いで勉強した人たちの中から数%の人しか受かることができない難関資格となるため、取得できればある程度生活を安定させることは可能でしょう。

年に1回の試験となるため、何年も受け続けてようやく受かることができるような難しいものなので、半端な覚悟では到底受かることはできないでしょう。

社会保険労務士

こちらは社会保険や法律の専門家として相談に応じることができる専門的な仕事になります。

上記の資格よりも受かりやすいとは言われていますが、それでも合格率は10%以下の試験となるため、それ相応の勉強時間が必要となります。

現在は社会人に人気の資格となっており、合格者の多くは社会人として働きながら勉強をしていることがほとんどです。

数年の勉強で受かることができるため、働きながらでも合格できる可能性が高いのが一つの魅力と言えるでしょう。

ニーズの高まる仕事の資格を狙う人も多い

士業の資格を取れれば安泰だと考えている人も多いですが、実は最近では

『これからの時代にニーズの高まりそうな資格』

を積極的に取得する人も増えています。

例えば、これから日本は超高齢化社会がやってくるため、それを見越して

『介護系の資格』

を取得し、給料のアップを考えている人や、待機児童問題などで注目を集めている保育の現場で働くために、保育士という国家資格を取得する人もいます。

時代のニーズに合わせて資格の価値は大きく変わっていきますが、介護や保育の現場はこの先間違いなく需要の高まる業界となるため、今後も資格の取得に踏み切る人も増えてくることでしょう。

食いっぱぐれない資格取得は私自身あまり推奨しない理由

資格を取得すること自体を否定するつもりはありません。

ですが一番考えていただきたいことは

『なぜその資格を取得しようと思うのか?』

を明確にすべきだということです。

ほとんどの人は資格取得の理由として

『給料アップ』

『生活の安定』

を求めがちですが、それを考えた場合、何千時間もの勉強をするのは明らかに時間がもったいないです。

avatar
確かに本気でやりたい仕事です!という気持ちで資格は取らないかもしれないです。
avatar
もちろんそのような強い気持ちを持った人も多いです。ですがほとんどは安定したいという欲求を持っている人たちです。

個人的には

『絶対にやりたい仕事がこれなんです!』

という人以外は資格の取得以外の選択肢も頭に入れるべきだと考えています。

そしてそれ以外にも私が資格取得をあまり推奨しない理由はいくつかあります。

費用対効果が悪すぎる

仮に資格取得に3000時間を注ぐとしましょう。

そうなった場合、124日間の時間を資格に注ぐことになります。正直これだけ膨大な時間があれば、もっと費用対効果の高いことはできます。

しかも資格の場合『落ちる』ことも考えなければなりませんので、そうなった場合、倍以上の日数を資格の取得に注ぐことになるのです。

そうなれば、もっと色んなことができますよね?資格取得のために全時間を使うと、その資格を取れなかった場合、今まで得た知識を全く使うことができません。

これほどのリスクを背負って安定を求めるのであれば、最初の段階で他の選択肢も考えておくべきだと私は考えます。

AI(人工知能)の登場で暗記ものの資格が役に立たなくなる

そして私が一番恐れているのはここです。

そもそも資格の取得というのはほとんどが『暗記』です。

もちろんそれ以外の思考も必要になりますが、基本的には暗記がメインとなるため、どれだけインプットで知識を詰め込んだかが資格獲得できるできないに大きく関わってきます。

しかしこの先の時代、間違いなくAI(人工知能)という技術が世の中に広まります。人工知能には

  • 特化型人工知能(AGI)
  • 汎用人工知能(GAI)

の2つに分かれます。

汎用人工知能に関してはターミネーター的な世界になるためまだ現実的ではないですが、特化型人工知能は

『特定の領域に特化して能力を発揮する人工知能』

になるため、暗記ものや戦略的思考を学ばせれば実用化が可能になります。

チェスや自動運転自動車に取り入れられているのがまさにこれですね。この技術がさらに磨かれていくと、おそらく暗記モノの資格はAI(人工知能)に切り替えることができてしまうのです。

将来的に消える可能性の高い仕事の中に士業が入っている理由も、この人工知能の発達が大きく関わっていることは間違いありません。

→AIで弁護士も大量に失業する時代が来る

士業でも食えていない人が増えている

そして高いブランドを確立していた士業ですが、すでに今の段階で食えていない人も増えてきています。

難関と言われる士業の一つ『弁護士』がありますが、2006年には年収900万以上(中央値)の高収入を得ていましたが、2014年には年収675万円(中央値)まで下がっています。

資格取得が難しいと言われていた弁護士も、2000年代に比べて今は3倍以上まで増えていますので、単純にπの奪い合いが起こっているのです。

avatar
士業で食えないって初めて知りました。
avatar
食えないというよりも、単純に年収が下がっているんです。多くの時間を注いで資格を取得する旨味が少なくなってきている感じですね。

AIによる失業のリスク、増え続ける弁護士の数を考えると、この先他の士業も資格を取ったからといって安定できるとは限らないのです。

この先の時代を生き残るためには『個』で稼ぐスキルを持つこと

ここまでの話で分かるように、もうすでに資格=安定という考え方は崩壊しつつあります。

難関と言われる士業の資格でこの現状ですから、難易度の低い資格や民間の資格ではさらに安定という言葉が霞んでしまうでしょう。

資格というのは国が認めたものであり、自分の人生を安定させる要素ではありません。

もし本当に人生を安定させたいのであれば、これからの時代は資格に時間を注ぐのではなく

『自分で稼ぐスキル』

を身につけたほうが圧倒的にコスパが良いです。

すでにグローバル化が急速に進んでいるため、私たちは島国の人間ではありますが、インターネットを使って

『世界中の人とビジネスができる環境が整っている』

のです。

この時代の流れを正しく理解しなければ、永遠に小さな枠組みの中でπを奪いあう働き方しかできません。

私たちの未来には想像を超えた技術がたくさん出てくる

すでにみなさんが当たり前のように使っている『スマホ』や『パソコン』が出てきたことにより、あらゆる情報が瞬時に受け取れる時代になってきました。

それと同時に、自分で情報を発信すれば、簡単に個人のスマホやパソコンで情報を見ることができるのです。

もし仮に私が弁護士の資格を取得したとしましょう。

そうなった場合、普通に弁護士として働くとπの奪い合いに巻き込まれて収入を上げることは難しいですが、ITのスキルを駆使して情報を発信することで、他の弁護士にはできないマーケティングを組むことも可能です。

ネットのスキルが高い弁護士さんなんかは、食えないと言われている中でも高い報酬を得ていることも多いです。

それは結局

『個人で稼ぐスキルを持っている』

ことが大きく影響しているのです。

未来を想像した時ITスキルがない人は間違いなく淘汰される

この先、自分をブランディングし大きな収入を得る一部の人たちと、小さなπの中で収入を奪い合うような構図が作られていきます。

これは資格を持っているからすごいとかの話ではなく

『個人で稼げるスキルを持っているか・持っていないか』

が両者を大きく分けているのです。

ITスキルを高めると、日本中・世界中の人とビジネスができます。

対してITスキルがないとリアルの場面でしか仕事を取ることができません。この両者の差がどれほどのものになるかあなたは想像できるでしょうか?

仮に1つのサイトで1日1万アクセスを出すことができれば、それだけで毎日1万人のお客さんを呼び込むことができてしまうのです。

リアルでしか動けない人、リアルとネットの両方で動ける人。

この両者の差は今後さらに広がっていくことはもはや止めることはできません。

超格差社会を生きるには資格ではなく『個人で稼ぐ力』を身につける

すでに時代は大きく変わり始めています。この先は今までの常識が全く通用しなくなることでしょう。

そんな中で、新しいスキルを身につけて

『個人で稼ぐ力』

を得た一部の人が成功することはもはや必然です。

資格取得に時間を注ぐのではなく、まずは自分で稼ぐスキルを高めることが安定を得るための一番の近道だと私は考えています。

正直個人で稼ぐ方法はたくさんあるのですが、私が最も費用対効果が高いと思っているのは

『ブログ』

『プログラミング』

の2つです。

ブログに関しては、自分で情報を発信し、お客さんを集めるマーケティングスキル・セールススキルを身につけることができますし、プログラミングスキルを得ると

『AI(人工知能)を使う側・新しいサービスを生み出す側』

に回ることができます。

今はピンとこないかもしれませんが、この2つのスキルを高めることは、あなたが求める安定を得るための手段としては適していると思いますよ。

まとめ

インターネットのスキルというのは、これからの時代間違いなく必要とされるものになります。

youtuberやインスタグラマー・ブロガーという働き方は、一般的に叩かれがちですが、あの人たちは

『自分をブランド化してお客さんを集め、そこでビジネスを展開している』

ため、これからの時代にマッチした働き方をしています。

一番マズイのは

『何も知らずにこの人たちを叩いている方』

です。

個人で稼ぐスキルを持たず、新しい働き方を受け入れずに生きることがこの先どれだけのリスクになるのか?この点をもう一度考えておく必要があります。

Pocket