未経験から報酬の高いプログラマーになることは可能。
この先日本は少子高齢化問題が深刻になっていき、さらに労働人口が減り続けると言われています。
そしてそれと同時に高齢者が生活しやすいような仕組みを作るため、今の仕事をAI(人工知能)技術によって自動化させていく流れが強くなっていくでしょう。

それを知ってかどうかは分かりませんが、近年ではエンジニアやプログラマーとして働きた人が増えてきています。
全く関係ない業界からプログラマーとして転職することを考えている社会人も多いため、ここでは未経験者がプログラマーになる方法について詳しくお伝えしていきたいと思います。
最初にお伝えしておきますが、未経験がプログラマーになることは
『十分に可能』
です。
その理由もしっかりと解説していきますね。
好きなところから読んでください
中学生・高校生のなりたい職業ナンバーワン『プログラマー』

この先の未来を想像すると、誰でもプログラマーの仕事に魅力を感じるはずです。本当にスキルの高いプログラマーやエンジニアになることができれば、ある意味『ドラえもん』のような扱いを受けます笑。

これは大げさかもしれませんが、全くのゼロから新しいサービスを生み出すスキルを持っているということは、この先の時代で誰からも必要とされる人材になることは間違いありません。

これを見るとわかるように、やはり将来的にネットを使った仕事が主流になることを理解しているかのようなランキングになっています。
まだ公務員などが人気になっているのは、おそらく頭の固い大人の洗脳が強いからでしょうね。
ちなみにyoutuberなどの動画投稿者がありますが、これはエンジニア・プログラマーとしてのスキルを身につけてからでもなれる職業なので、ぜひ最初にプログラミングを学習していただきたいところですね。
プログラマーになるのは難しいことではない

結論からお伝えしてしまうと、全くの未経験からプログラマーになることはそこまで難しくはありません。
実際に
『プログラマー 未経験』
で検索をかけてみてください。
世の中には驚くほど未経験でもOKな仕事先があります。

もちろん未経験なので、研修や最初の仕事は大変ですが、それでも実務をこなしながらお金をもらえる環境に飛び込めるのは、スキルアップの方法として理想的です。
ちなみに派遣プログラマーであれば、未経験の状態からでもスムーズに仕事を見つけることができます。
30代未経験でもプログラマーになることは可能です

年齢を重ねていくとプログラマーやエンジニアになる夢が絶たれると思われている方も多いですが、実際はそんなこともありません。
確かに世の中には
『プログラマー35歳定年説』
が出回っていますが、これは無視して大丈夫です。
30代を超えると
- 体力の低下
- 脳みそが固くなる
など様々なことが言われていますが、この2つはどちらも気にする必要はありません。

そしてもう一つの
『脳みそが固くなる』
という説ですが、こちらは最近の脳科学の研究によって
『35歳を超えての学習能力の低下はない』
という結果は出ています。
参考サイト:日経goodday
パソコンが登場した数十年前の働き方であれば、このような説は信じられていたかもしれませんが、今の時代ではむしろ
『古い価値観』
となりつつあるため、そこまで気にしなくても大丈夫です。現に私の知り合いでも38歳でエンジニアに転職した人がいますから。
プログラマーに対する不安要素

プログラマーになる方法としては、とりあえず行動してしまうことが一番手っ取り早いのですが、それでもなかなかその一歩が踏み出せないこともあります。
その原因を作っている
『心のブレーキ』
を取っ払うために、プログラマーに対する不安要素を1つずつ取り除いていきましょう。
理系の人しか就職することはできないの?

これもよく聞きますね〜。本当によく聞きます。プログラミングという言葉を出すと、誰もが
『理系の人が働く業界だよね?』
と思っているはずです。




なんぜここまで理系の業界だと思われてるのかは私も疑問ですが、結論からお伝えしてしまうと、理系の人は多いですが、それでも今は
『文系が3割以上』
にまでなっています。
実際今では
『理系よりも文系の人が重宝される』
ような流れもありますので、その理由を詳しく知りたい場合はこちらの記事も読んでみてください。
必要は資格はあるの?

そしてもう一つの不安要素として
という質問もめちゃめちゃ来ますね。
こちらも結論からお伝えさせていただきますが、資格は『必要ありません!』。
例えばあなたが働きたいと思っている企業で
『この資格を取ってきてください』
と指定があれば、資格は必要になります。
ですがプログラマーとして働く際には、基本的にそのような制限はありません。
逆に
『資格を持っていれば働ける』
と固定観念を持っている方は少し考え方を変えたほうが良いでしょう。

プログラマーやエンジニアの世界は完全実力社会です。学歴や肩書・資格などは基本的に一切必要なく、どれだけのスキルを持っているかで報酬が変わってきます。
そのため、資格に関しては
程度に考えておいてください。
未経験者がプログラマーになった後覚悟しておくこと

私はエンジニアという立ち位置でお話ししていますが、基本的にはエンジニアもプログラマーもそこまで考え方は変わりません。
未経験としての立ち位置からプログラマーになった後、必ずぶち当たる壁が出てきます。

そこを乗り越えることができればこの業界の楽しさにどっぷりハマることができますが、それまでは歯を食いしばって乗り越える覚悟が必要です。
プログラミングを頭に入れるまでが大変

仮に完全未経験の状態でプログラマーとしての就職が決まったとしましょう。
そうなった場合、必ず最初に
『研修期間』
があると思います(研修なしで働くことは難しいため)。
未経験者の多くは、その研修が特に辛いと感じているようです。
というのも、今までプログラミングを触ったことがない人が、いきなり研修でプログラミングを学習するわけですから、全く知らない外国語を頭に入れるくらい大変な作業になります。
この壁は必ず乗り越えることができるのですが、中にはプログラミングの学習が辛くて挫折してしまう人もいるようです。
エンジニアやプログラマーの人口が少ないことから考えても、挫折してしまう人が多いのはなんとなく理解できますが。

そこを乗り越えてしまうと、ある日突然仕事をするのが楽しくなったり、気持ち的に余裕が生まれたりしますからね。
ちなみにプログラミング入門として挫折しづらい言語もありますので、難易度の低いものを選ぶ方法もありです。
向上心がなければ続かない

もしプログラマーとして働くことが
『パソコンいじってれば楽して稼げる』
と思っている場合、あまりこの職業はオススメしません。

そしてこの業界のあるあるなのですが、とにかく
『新しい技術がどんどん入ってくる』
ため、1年前まで当たり前のように使っていた技術が、今年は必要なくなるなんてこともザラです。
例えば仕事で使っていたプログラミング言語が、翌年に別のプログラミング言語に切り替わり、また新しく勉強する必要があるようなこともあります。
なので向上心がなければこの業界で働き続けることが難しいでしょう。
まさに完全実力社会の世界ですね。
できればプログラミングスクールに通ってからの就職が理想

未経験でも、転職エージェントに登録して本気で頑張れば、プログラマーとして働くことは十分に可能です。
まずはその業界の飛び込んでみるのも一つの手ではありますが、私個人的には全くど素人の状態で就職をするよりも、最初の段階でプログラミングスクールに通い、最低限実務で使えるスキルを身につけてから就職する流れをオススメしています。
というのも、途中でお伝えした通り、全くプログラミングを知らない状態からの研修は精神的にかなり辛いです。
しかも教える人がハズレだった場合は、プログラミングに対するイメージも最悪になる可能性もあります。

そのため、流れとしては
プログラミングスクールに通う
↓
プログラミングスクールの紹介で就職する
↓
企業で実務経験を積む
↓
フリーランス・リモートなどの選択肢を考える
のが鉄板ですね。
実務経験さえあれば、フリーランスになった時に収入を何倍にも上げることができますよ。


まとめ

年齢が高くても、未経験でもプログラマーになる道はいくらでもあります。

そんな方のブレーキを外すために今回の内容をお伝えさせていただきました。
多くの人は、なるべく最短最速で働こうとしますが、場合によってはそれがアダとなることもあります。
IT土方として使われ続ける働き方をするリスクを取るのではなく、実務で使えるスキルをしっかりと取得してから高い報酬で案件をこなすプログラマーになったほうが効率が良いこともあります。
どの選択肢が正しいということはありませんが、将来的に自分が理想とする働き方ができる選択肢を取っていきましょう。