



プログラミングを学ぶ最初の理由は人それぞれ全く違いますが、どんな人でも必ず最初に悩むポイントがあります。
それが
『学習するプログラミング言語の選び方』
です。
私自身はここで多くの時間を使ってしまいましたし、なぜか万能になりたいという欲望があったため、1つの言語を学ばずに、とりあえず幅広い言語を勉強してしまい、無駄な時間を使ったことを後悔しています笑。
プログラミングを学ぶと言っても、世界には200を超える言語があるため、その中から適当に言語を選んで学ぶのはリスクが高すぎます(需要がない言語もたくさんあるため)。
全くプログラミングの知識がない状態からスタートすると、どんな基準で言語選びをすれば良いか分かりませんよね?
なのでここでは、超初心者がどのプログラミング言語選び、どのように勉強していけば良いかを私の経験を交えてお伝えしていきたいと思います。
好きなところから読んでください
プログラミング言語選びの重要性について

そもそもなぜ世界に200以上ものプログラミング言語が存在するのかというと、結論としては
『各言語によって得意なことが異なる』
からです。


例えばネット上に公開されているようなサイトを作るWEBアプリケーションを開発する場合、WEB系の言語(PHP/JavaScriptなど)を選択する必要があります。
他にも最近流行りの人工知能を開発するための言語としてPythonがあったり、サーバーサイド言語として使われるものもあります。
どれも基本的な考え方は似ているのですが、それぞれの言語で得意なことが違うため
『将来的に自分が何をしたいのか?』
によって学ぶ言語は変わってくるのです。


時代のニーズに合ったプログラミング言語を選択することによって、スキルを身につけることができればいくらでも仕事が得られるようなものもあります。
どこを重要視するかによって言語選びは変わってきますが、この選択が後々の自分の人生を大きく変えることは間違いないでしょう。
プログラミングを学ぶ上で言語より重要視すべきこと

とはいえ、プログラミング言語の学習というのは、あくまでも手段でしかありません。むしろ言語を学ぶことよりも重要視しておかなければならないことがいくつかあります。
逆に重要視すべきポイントを明確にしておくことで、最後までブレずに学習を続けることができるようになります。
自分がプログラミングを学ぶ理由を明確にする

初心者の多くがやりがちなミスですが、プログラミングを学ぶ理由がふわっとしていると、途中で難しい課題が出てきたときに、諦めてしまう確率が極めて高いです。
例えば
『プログラミングを学びたい!』
という好奇心でJavaScriptという言語を学び始めたとします。

そうなったときに、ただの好奇心でプログラミングを学んでいる状態だと
『自分には向いていなかった』
という理由で諦めてしまいがちです。
これは私が一緒にプログラミング学習をしていた人の多くが挫折していった現場を目の当たりにしたときに思ったことです。
とにかく目的が明確な人ほど困難を乗り越えるための努力を惜しみません。
例えば野球で
『ホームランを打ちたい!』
という目的が明確な状態であれば、ホームランを打つための困難がきても乗り越えることができます。
逆に
『ただボールを遠くに飛ばしたい』
という動機であれば、しゃかりきになって努力することは想像しずらいですよね?
ホームランを打ちたい!:ホームランを打つためにはどうすれば良いのか?今の自分に何が足りないのか?と常に思考を巡らせる
ボールを遠くに飛ばしたい:ボールを遠くに飛ばすことができれば満足なので、それなりに頑張って満足してしまう
自分がなぜプログラミングを学ぼうとしているのか?ここを明確にすることは言語選びをする前の段階でしっかりとやっておきましょう。
プログラミング言語を学ぶことはあくまでも手段でしかない

これは当サイトで何度もお伝えしていることではありますが、プログラミング言語を学ぶことはただの
『手段』
でしかありません。
学ぶことが目的化してしまうと、学習しただけで満足してしまいますので、高いモチベーションを維持し続けることはまず不可能です。


どの言語を選んでも問題はありませんが、必ず意識しておかなければならないのは
を考えることです。
例えばPHPという言語を学ぶのであれば、その言語を学んで将来的な自分の目標(大きく稼ぎたい!・転職したいなど)を達成できるかを具体的にシュミレーションしておく必要があるのです。
効果的な方法としては、これから自分が学ぼうとしている言語を使って現場で活躍している人のリアルな声を聞くことです。
これは勉強会やコミュニティに入ることで簡単に得られる情報なので、交流を上手に活用すればまず目的を見失うことはないでしょう。
プログラミング言語選びを様々な視点から考えてみた!

言語を選ぶ前の段階で気をつけるべきポイントを理解して頂いたところで
『じゃあ結局どの言語を選べば良いのか?』
を考えていきましょう。
ちなみに今の段階で自分が作りたいサービスが明確に決まっているのであれば、そこで使われている言語を選んですぐにインプット・アウトプットしまくってください。以下の内容は読まなくて大丈夫です。
ここからは
『なかなか自分が勉強したい言語を選べない』
方に向けた内容となります。
プログラミング言語選び(年収編)

実際にプログラミング言語の年収ランキングなどを調べてみると、上位にあまり馴染みのない言語があったりします。
当然年収だけを考えるのであればこれらの言語を学んでも問題ないとは思いますが、私が考える高い年収が得られる言語というのは
『どれだけの需要があるのか?』
が一番重要だと思っています。
例えば求人や案件の数が膨大にあるプログラミング言語であれば、当然スキルを高めればそれだけの報酬が得られるようになります。

▼WEB系の言語一例
- HTML/CSS
- PHP
- JavaScript
- jQuery
これらの言語に関しては、初心者でも短期間で高い年収を狙えますし、フリーランスとして働くことができれば、年収一千万は狙えると言われています。
有名企業『BIZREACH』の調査結果によると、2018年時点での言語別の年収は以下のランキングになっています。

実際に稼げるようになれば、フリーランス・独立起業など幅広い選択肢を取れるのもWEB系言語の魅力です。
私が信頼しているエンジニアさんは
『短期間で大きな報酬を狙うのであればWEB系一択』
という話もしています。
▼転職保証付きでWEB系言語が学べるスクール
→TECH::EXPERT(転職成功率99%で転職保証付き)
→Tech Academy(転職保証付きで全国どこからでも受講可能)
もちろん今後注目を集める人工知能やブロックチェーンを扱えるPythonも言語として魅力的なので、そちらも検討してみると良いでしょう。
プログラミング言語選び(難易度編)

年収だけを考えたらある程度言語は絞られてきますが、そうは言っても高い年収を得られるのは
『プログラミング言語を実務に使えるレベルまで学習できた人だけ』
です。
ここまでの道のりで99%の人は脱落していきます。




となると、単純に年収だけを意識して言語を選ぶのではなく、自分の力でも挫折せず勉強できる言語を選ぶという選択肢も重要です。
強靭なメンタルを持ち
という人は別ですけどね笑。
正直難易度を測るのは難しいですが、私が色々と勉強してきた中で、やはりWEB系は学習難易度がそこまで高くないと感じましたね。
私の場合、最初難易度の低いPHPからスタートし、そこからJavaScriptやjQueryを取り入れていきました。
この流れは初心者が脱落しない鉄板ルートかなぁと個人的には思っています。
もちろん使う教材やサービスによっても難しさは変わってきますので、できればスクールや良質な教材を使っての学習をおすすめします。
▼完走率の高いスクール
▼管理人オススメの言語
- PHP(初心者でも取り組みやすい)
- JavaScript(PHPより少し難しいが、難易度はそこまで高くない)
- jQuery(JavaScriptが理解できれば余裕)
どんな言語を選んだとしても絶対に守るべきルール

まず1つ自分が学習すべき言語が明確になれば、そこからは以下のルールを守って進めていけばまず挫折することはありません。
▼私が考えるプログラミング学習の3つの鉄則
1、まずは3ヶ月徹底的に続けること
2、他の言語に浮気せずに1つのサービスを作り上げること
3、すでに活躍しているプロのエンジニアを確保しておくこと
これらを心に刻んでおきましょう。
まずプログラミングは3ヶ月続けば必ず何かしらの形にはなります。
基礎学習に1ヶ月、サービス開発に1ヶ月、オリジナルサービスの開発に1ヶ月。こんな感じで流れを決めておくことで、ブレずに学習を進めることができます。

勉強していると必ず躓くポイントが出てきますが、そんな時に
『他の言語の方が簡単なんじゃないか?』
と思ってしまうこともありますが、それは勘違いですので浮気せずに1つに絞って頑張りましょう。
そして実際にエンジニアとして活躍している人がそばにいることで、自分の疑問点を瞬時に解決してくれます。
問題解決能力は高めておく必要がありますが、それでも初心者の頃はこれができずに挫折することも多いので、最初は人に頼るようにしましょう。
最重要視すべきポイントは『継続できるかどうか』

どんな言語を選んだとしても、結局はここですね。人は新しいことを継続できずに辞めていきます。
一例を挙げると、私の知り合いにスポーツジムを運営している人がいるのですが、その人いわく
『スポーツジムに通っている人の半数は会費を払っているだけでジムに来ない。そして大半の人は最初の3ヶ月で退会する』
という話をしていました。
これを聞いたときに、プログラミングのだけでなく、別のジャンルでも継続することがいかに難しいことであるかを知らされた気がしました。


毎週ジムに通うことはそこまで難易度の高いことではありません。
しかしそれを継続できるのは一部の人だけであるため、結局世の中は1%の成功者と99%の凡人で成り立っているんだなぁと思いましたね。
まずは『継続』するだけでも、大衆から頭一つ抜きに出られますので、とにかく行動に移すことを意識しておきましょう。
まとめ

最終的にマインド的な話になってしまいましたが、いかがだったでしょうか?
毎日30分でも1時間でも良いのです。とにかく新しいことを継続することができれば、それだけで未来の結果は大きく変わってきます。
プログラミング学習をした未来に臨場感を高め、今目の前にある課題をこなしていけば成功できると信じ、行動していきましょう。