『プログラミング』
この言葉をあなたはどこで知り、なぜこれから勉強しようと思ったのかは私には分かりません。
しかし何を始めるにしても、必ず最初は
『未経験・ど素人』
という状態からスタートします。
初めて自転車に乗るときだって、何度も転んで擦り傷を作り、それでも諦めずに乗り続けた結果、最終的に無意識で自転車に乗れるようになります。
しかし大人になると、今までやったことがない新しいことに挑戦することに臆病になります。
それは
ことが一番影響しています。

むしろこの先の未来を考えたら
『必ず勉強しておいた方がいいスキル』
なので、ここではプログラミング未経験・ど素人の方のために、まず最初に何をすべきか?どのようなことに注意すれば良いのかについてお話ししていきたいと思います。
好きなところから読んでください
プログラミングの業界はど素人・未経験は関係ない!
これは学生時代にあまり勉強をしてこなかった人にとってはめちゃめちゃ朗報です。
というのも、プログラミングのスキルを学ぶことができれば、学歴や今までの経歴は全く関係がなくなります。
そもそもエンジニアやプログラマーという世界は完全実力社会なので、どんなに学歴が高くても、プログラミングスキルが低ければ仕事の依頼が来ません。
逆にニートやフリーターでもプログラミングスキルを高めていけば、どんどん仕事が舞い込んでくるのです。

学歴コンプレックスを持っている方や、職歴がなく就職で悩んでいるフリーターの方も、この業界に参入してバリバリ活躍している人はたくさんいます。
なので、もし現状の自分の経歴に不安を持っている場合には、そんなことに悩まずまずはプログラミングスキルの向上に努めましょう。
いきなりプログラミングのコードを見てもわけがわからない
とはいえ、何も知らない状態からいきなりプログラミングを理解しろというのは無理な話です。
私の場合、全く何も知らない状態からプログラミングを始めたため、意味わからんコードの羅列を見たときに絶望しました。

と思った瞬間、本気でこの業界から離れようと思いましたね。だってこんなコードがたくさん出てくるんですよ?

未経験からしたらマジで未知の世界ですよ笑。
なので過去の私と同じような状態で始める未経験の方は、まず全体的なコードを見ることをやめて、正しい手順で勉強していくようにしましょう。
プログラミングど素人が早々に挫折してしまう原因

正直な話、このプログラミングというのは学び方をミスると高い確率で挫折します。
というより、実際に学習している人の9割以上は数カ月で挫折していると言われているくらいです。

それもそのはず、いきなり謎のコードを見せられて勉強しろと言われても、まず無理な話です。実はプログラミングで挫折している多くの人は同じような理由で挫折をしてしまいます。
モチベーションが保てない
例えば
という明確な目標があれば頑張れると思いますが、大半の人たちはプログラミングを学習する理由が具体的ではありません。

それよりも
『自分はこのサービスを作りたい!』
という具体的な目標を掲げていたほうが、圧倒的に成果を出すことができます。
目標物があると
を考えることになります。
そうすると、持っていない知識を補填するための行動を取りますので、壁にぶつかっても平気で乗り越えることができるのです。
プログラミングを学ぶメリットを正しく理解してない
この偉大なるプログラミングのスキルを学ぶ上で、しっかりとメリットを理解しておくことは重要です。
例えばですが
『今この花を女性にプレゼントしたら100%の確率で付き合うことができます!』
という幻の花が売られていたら、我先に行動に移して好きな人にプレゼントしますよね?

プログラミング学習も似たようなものです。
最初に
『プログラミングを学ぶと自分にどんなメリットがあるのか?』
を具体的に理解しておくと、その恩恵を受けるために頑張ろうと努力します。ここで軽くプログラミングのメリットを紹介するならば
▼プログラミングを学ぶメリット
- 年収1千万を狙える
- 自由な働き方が選択できる
- 収益方法がたくさんある
- スキルを伸ばせば仕事に困らない
などが挙げられます。

自分を動かすためには、最低限メリットを明確にしておく必要があります。
そのためにも、プログラミングを始める前に、自分にとってどんなメリットがあるのかを正しく理解しておきましょう。
いきなり難しいことをやろうとしている

と思っていた勘違い野郎は‥、はい、私です笑。
とりあえずプログラミングど素人の頃は、完全になめてました。
最初コードを見て挫折し、そこから自分でサービスを生み出そうと始めた時に、一瞬だけ
『これいけるわ!』
と思った瞬間があります。
そこで見事に勘違いをして、難しいサービスを作ろうとしたところ、見事に2度目に挫折笑。
このような末路を辿らないためにも、あなたはいきなり難しいことをやろうとせずに、基本を固めてから複雑なサービスを作るようにしてください。
プログラミングは段階さえ踏めば、必ずスキルアップできるようになっていますから笑。
プログラミングど素人・未経験が最初にやるべきこと

数々の挫折を味わった元ど素人の私が、これからプログラミングを始める方のために軽く助言をさせていただきます。
一つだけ断言できることは
『プログラミング学習は最初さえ乗り越えればあとは楽しい』
ということです。

この段階だけ頑張れば、必ず道は開けます。
その道を開くための方法として、重要な部分を4つに絞らせていただきました。
とりあえず動画コンテンツを見てみる

プログラミングをスタートする場合、いくつかの選択肢を選ぶことができます。
というのも、最近はプログラミングを分かりやすく教えてくれるサービスが豊富に揃っているため
『自分が何を使って学ぶか?』
を選べるのです。

これはテキストの勉強が向いている人には最適なのですが、正直意味わからんコードを解説してある書籍を読んでも、最初はあまり頭に入ってきません。
なので私の経験を踏まえて考えると、まずは書籍ではない
『動画コンテンツ』
を視聴することをおすすめします。
動画の良いところは
『ただ見ているだけでも情報が入ってくる』
ため、インプットするだけなら挫折のしようがありません。
無料で使えるオススメの動画コンテンツサイトは『ドットインストール』です。
これはなんで無料で提供してるのかわからないくらい質の高い内容なので、ブックマークに入れておきましょう。
そこである程度の大枠を理解し、そこからスタートするのが一番楽だと思いますよ。
とりあえず1つの言語のコードを触ってみる

プログラミングは資格試験などではありませんから、ただ情報をインプットしただけでは何も意味がありません。

動画コンテンツで情報を取り入れることで、ざっくりとした情報は頭に入りますので、そこからは1つの言語を選択して実際にコードを書いてみましょう。
私の場合は、最初に
を勉強し、そこからPHP・JavaScriptを学んでいきました。
実際にコードを書いてみると、自分の手でサイトの組み立てやデザインができるようになりますのでめちゃめちゃ楽しくなってきます。

そこでコードの入力に慣れてきたら、次のステップに進んでいきましょう。
自分が作りたいものを1つ決める

- 動画コンテンツでざっくりと大枠は掴んだ
- 1つの言語のコードを実際に書いてみた
ここまでくれば、あとは知識を取り入れてサービスを作るだけです。

これは私の経験・エンジニアとして活躍している人の話を聞いていてもそうですが、とにかく
『サービスを作るのがプログラミングスキル向上の一番の近道』
だということです。
例えば1つのサービスを作りたいと考えたとします。
そうなると、そのサービスを作るために必要な知識を掻き集めようと努力をします。
すると今までできなかったことも、サービスを完成させるまでのプロセスで知識を取り入れることができるため、自然とできるようになっているのです。
知識を詰め込む人:コードを覚えることはできるが、それが実際に実務で使えるようにはならない。
知識よりもサービス作りを優先する人:アウトプットがメインとなるため、自然と実践的な知識が身につく
逆にサービスを作らずに基礎ばかり勉強していると、今自分がなぜこの勉強をしているのか?が具体的にイメージできないため、成長が滞ってしまうのです。
学生時代に勉強が得意だった人は、このミスはやりがちなので注意しておいてくださいね。
プログラミングの上達が早い人は学ぶことが目的になっていない
少し矛盾するようなことを言いますが、最終的にプログラミングのスキルが飛躍的に伸びる人というのは、プログラミング自体を学ぼうとしていません。
むしろ
『自分が作りたいサービスを完成させるために、知識を取り入れているだけ』
という流れがほとんどです。
コードを暗記するような学び方は、テストで100点を目指す人がやることです。
しかし私たちは、プログラミングを使って新しいサービスを作り出す、もしくは仕事として働けるスキルを身につけることが目的なので、100点なんて取っても全く意味がないのです。

わからないことはその都度google先生が教えてくれるため、インプットの鬼になるのではなく、アウトプットの鬼を目指すのが最短ルートを駆け抜けるためには重要な要素となります。
この点は意識するだけでも成長速度は大きく変わってきますので、ぜひ参考にしてみてください。
人生で一番ヤバいのは目的地に歩き出さないこと!

自分がRPG(ロールプレイングゲーム)の主人公だとしましょう。
その際に、最初のチュートリアルを終えて最低限の武器を揃え、いざ街から出発し、数々の困難を乗り越えて仲間を見つけながらゴールを目指すと思います。
プログラミングを勉強する場合、最初の段階で挫折してしまうということは、ゲームを立ち上げてチュートリアルを見て終わるという死ぬほどつまらないゲームのようなものです。
これだと人生になんのイベントも発生しません。
チュートリアルを乗り越えて、そこから武器防具やアイテムを購入しても、街から出なければ何も始まらないように、プログラミングの教材を買っても、それが自宅のインテリアと化してしまっては、これもまたゲームが始まらないのです。

せっかくこんな将来性のある世界に足を踏み込んだんですから、まずは
『目的地に一歩踏み出す』
ことを考えるようにしましょう。
プログラミングを学べる環境に飛び込むのが一番です!
もしどうしても一人で戦い抜く力がない場合、思い切って環境を変えてしまうというのも一つの手です。
プログラミング学習の場合、全く無知の状態でも親切に教えてくれるプログラミングスクールがたくさんあります。

実際にエンジニアという業界で活躍している人たちが教えていることがほとんどなので、もし最短ルートを駆け抜けたいのであれば、まずは無料体験に足を運んでみてはいかがでしょうか?
ちなみにTech Academyであれば『はじめてのプログラミングコース』がありますので、未経験・ど素人でも段階を踏んで学んでいくことが可能です。
まとめ

最後にまとめてしまうと、プログラミングど素人・未経験というのは何のデメリットにもなりません。
確かに知識や経験がないのは事実です。

就職という働き方だけではなく、フリーランスという選択肢もあるため、年齢の壁も一切考える必要はないのです。
結局は完全実力社会ですから、これからスタートする場合でも熱意次第でいくらでも上り詰めることはできます。
もしど素人・未経験という肩書きに引け目を感じていたのであれば、まずは一歩踏み出して何かしらのイベントを発生させていきましょう。私もど素人・未経験でのスタートでしたからね笑。