『これから新しいサイトを作って、アクセスを大量に集めてやる!』
そういうやる気に満ち溢れている方は私は大好きです笑。
ちょっとした愛の告白が終わったところで、ここでは新規サイトを立ち上げる際にぶつかる壁である
『上位表示できない・アクセスを集められない』
という問題を取り上げていきたいと思います。
そもそも数年前の私は、1つの新規サイトに200記事入れて、1日の総アクセス数が最高70PVという伝説の記録を残したことでも有名です。70PVですよ?w
1つの記事が1アクセスを集めても、最低200PV以上はいくはずなのに、まさかの70PV笑。

しかし今考えると、その経験が現在の私の思考回路を作ってくれましたので、人生レベルで考えるとむしろ
『経るべき経験だったな』
と思いますね。
まぁ絶対に過去には戻りたくはないですけど。
ここまでの話で分かる通り、失敗の経験に関しては、誰よりも悲惨なものを経験しています。
しかし最近ではサイト運営でほとんどアクセスを集められないという事態はなくなりました。
なのでここでは
『アクセスを集められなかった私が、なぜ今では新規サイトを上位表示させまくっているのか?』
その戦略について詳しくお伝えしていきたいと思います。




SEOにおいて新規サイトは圧倒的不利な場所からのスタート

そもそも私たちが新規サイトを作るということはどういうことかを理解しておきましょう。
まずネット上をご覧ください。
しかも上位表示しているサイトのほとんどは、ある程度ユーザーに価値ある情報を届けているものばかり。
そんなたくさんのサイトがひしめき合っている中に、今日からあなたの新規サイトが入り込むということは、ベテラン社員がたくさんいる老舗の会社に、新人が
『今日から働かせてもらいます。よろしくお願いします!』
というようなものです。
仮に検索エンジンを仕切るgoogleがあなたの会社だとしたら、新人として入ってきたあなたを最初に高く評価すると思いますか?まずしませんよね?

新規サイト:経験のないペーペーの新入社員的扱い
実績のあるサイト:ある程度経験を積んだスキルのあるベテラン社員的扱い
新規サイト×新規ドメインで挫折する人は多い

この前提の考え方を持たずに
『俺は新人だけど、ベテラン社員なんか余裕で追い越せるだろ』
と意気揚々と入ってきた人たちのほとんどは挫折を経験することになります。そもそも新規サイト×新規ドメインで参入するということは
- 実績なし
- 経験なし
- スキルなし
の新人を雇うのと同じです。
あるのは根拠のない自信だけ。
そうなれば、まず短期間で大きな成果を残すことはできません。
自分はできると思っていても、その業界のプロの洗礼を味わえば、9割以上は挫折を経験し、1割以下の人が歯をくいしばって生き残るような感じでしょう。

仮に質の高い中古ドメインを使用すれば、実績と経験を引き継ぐことができるため、googleに評価されるのも圧倒的に早くなります。
中古ドメインは使うべきなのか?

これを聞くと、新規サイトを立ち上げる場合、わざわざ新規ドメインを使うのではなく
『中古ドメイン』
を使った方が早いのでは?と思われるはずです。
もちろん
『質の高い中古ドメイン』
なら使うべきです。
しかし中古ドメインのほとんどは
ような問題を抱えているものです。

中古ドメイン:今まで誰かが使っていたドメインなので、良いものであればその実績を引き継げる
新規ドメイン:今まで誰も使っていなかったドメインなので、まっさらな状態でのスタート
この中から当たりを引き当てて良質なサイトを運営することは、なかなかの難易度になります。
それを考えたら、過去に何も問題を抱えていない新規ドメインを使った方が効率よく良質なサイトを作ることができるのです。
私が新規サイト数ヶ月で大量のアクセスを呼び込んだ際の戦略

ではこれから新規サイト×新規ドメインで戦うと決めた場合、なるべく早い段階で結果を出すために何をすれば良いのか?ここが一番きになるところだと思います。
そもそも私がこの記事を書こうと思った理由は
『過去に70PVを叩き出した苦い経験』
があるからです。
正直毎日何時間もかけて書いた記事が、トータル200記事で70PVしか集められないサイトになると、精神がやられます。

では
『たくさんの記事を書いてアクセスを集められなかった頃』
と
『少ない記事でも上位表示しまくっている今』
の私とではどこに差があるのか?その戦略的な思考をお伝えしていきます。
まず自分が勝てないサイトを把握する

そもそもサイト運営で失敗している人のほとんどは
『自分が戦える場所を正しく理解していない』
のが一番の原因です。

仮にネット上に自分のサイトしかなければ、世の中のアクセスを総取りできます。
しかし検索需要があるのにアクセスを集められないということは、そのアクセスは自分のサイトではなく別のサイトに流れているということです。
つまり他のサイトがgoogleに評価されているということですね。
逆に自分が勝つことができる場所を正しく見極めることができれば、どんなにサイトが多かったとしても、最終的にアクセスは集められるようになります。
なぜ自分のサイトが勝てないのか?なぜ他のサイトがアクセスを集められているのか?この点を理解することがアクセスを集めるための最低条件です。
これを踏まえて以下の内容を読んでみてください。
▼サイト運営の注意点
戦える場所を理解していない場合、そのジャンルを選んだ時点ですでに結果が出ないことが見えているため、作業をしても無駄なことが多いです。
なのでここを見極められるスキルは必須となります。
徹底的にキーワードを洗い出す

自分が勝てないサイトを最初から見極めることは難しいです。
なので最初の段階では
『まず自分のサイトを他のサイトと戦わせることをやめる』
ことから始める必要があります。
そのための
『キーワードの洗い出し』
です。
私たち日本人は、同じような意味であっても違う言葉で表現することができる人種です。
そのため、ネット検索でもキーワードが豊富に使えるため、わざわざ他のサイトと競合する必要はないのです。

一例を挙げると、例えば今回私が書いているこの記事で使っている『SEO』という言葉がありますよね?
このSEOという単語で検索上位を取れば大きなアクセスを集めることができますが、現実を見ると、SEOに命をかけている業者が上位をひしめきあっているため、まず戦いに勝つことはできないでしょう。
しかしSEOを検索しているユーザーの脳みそを考えてみてください。この検索ワードを調べるということは、何かしらのサイトを運営したい・運営することを考えている人だということが分かります。
となればキーワードはいくらでも出てきます。SEO以外で考えると
『検索上位』
『キーワード選定』
『アクセスアップ』
『検索ボリューム』
などが思いつきました。
このように徹底的にキーワードを洗い出すことで、強いサイトと戦う必要のないところで記事を入れることができるのです。
googleよりも検索ユーザー視点だけを考える

そして、これは私が実際の経験を踏まえた上でお伝えすることですが、googleの評価ばかり気にしていると、アクセスを集められるサイトを作ることはできません。
もちろんgoogleからの評価は大切です。しかし結局googleが求めているサイトというのは
『ユーザーに喜ばれるサイト』
ですから、検索ユーザーの視点をメインで考えることによって、自然とgoogle側から評価されるサイトを作ることはできるのです。

となると、最初にまずやるべきことは
『訪問ユーザーを満足させるためのサイト作り』
を意識することなのです。
ここを徹底的に意識することで、アクセス解析のデータが激変します。そうなればgoogleも
に育っていますので、そこからはアクセスに悩むことも少なくなるでしょう。
最初の数ヶ月はできるだけ毎日更新

ここで勘違いしていただきたくないことは、記事更新を増やす=SEOで有利になるという解釈ではないということです。
もちろん更新頻度が高いサイトとそうではないサイトがあれば前者が有利であることは確かですが、記事更新をすべき本質的な意味はそこではありません。


新規サイトに関しては、最初の段階でアクセスを集めることができません。
となると、1週間に1記事更新するような頻度では、短期間でアクセスを集めることはかなり難易度が上がります。
インデックスが遅い新規サイトでは、なるべく早い段階で記事を入れておくことが重要となりますので、なるべく記事の更新頻度を高めた方が結果は出しやすいと言えるのです。
一度アクセスを集めることができれば、そこからは記事の更新頻度を落としても問題ありませんからね。
最初の1ヶ月は一切アクセスを見ない

そしてマインド的な話になりますが、人は何かしらのリターンがなければ努力を継続し続けることはできません。
ブログやサイトというのは、そのリターンを得られるのが遅いことでも有名です。
最初の作業量に比例した結果が出るのは数ヶ月後になることが多いため、最初の1ヶ月いくらアクセスを確認しても意味がありません。

それならば作業に集中するために、最初の1ヶ月は一切アクセスを見ずに更新を頑張り、翌月からアクセス解析を導入した方がメンタル的にも優しいです。私自身はこれを徹底してやっていました。
誰よりも打たれ弱いお豆腐メンタルですから、記事数とアクセスが比例していないギャップがめちゃ辛かったです笑。
強靭なメンタルを持っているのであれば、最初からアクセスを確認しても良いと思いますが、どちらかというと私のようなメンタルを持っている場合には、アクセス解析の導入を遅らせてみると作業の捗りが変わってきますよ。
検索ユーザーを逃さないための構成を作る

新規サイト×新規ドメインでは、最初に集められるアクセスの量はある程度限界があります。
となれば、まず私たちサイト運営者がやることは、アクセスを集めることよりも
『訪問してくれたユーザーを逃さないためのサイトを構築する』
ことです。
例えば一つの記事を検索してあなたのサイトにユーザーが訪れたとします。
その時に内部リンク(別の記事に飛ぶリンク)が充実している記事と、内部リンクが一切ない記事であった場合、どちらの方がユーザーを長い時間サイトに滞在させることができるでしょうか?
もちろん内容にもよりますが、間違いなく前者ですよね?これは『Wikipedia』が上位表示していることを考えてみても分かると思います。

イメージとしてはあのような感じです。
内部リンクがあるサイト:一つの記事を読んでも、他の記事も読みたくなるため滞在時間・PVを伸ばすことができる
内部リンクがないサイト:一つの記事を読んで満足し、そのままユーザーが離脱してしまう可能性が高い
もちろんあそこまで徹底する必要はありませんが、検索ユーザーの求めている情報を届けるためにはどのような内部リンクの配置が適切か?を考え続けることで、普通のサイトよりも高い評価を受けるサイト構成にできるようになります。
新規サイト×新規ドメインでアクセスを集めることは可能

そして最後にお伝えしたいのですが、どんなに歴史あるサイトが存在するジャンルであっても、新規サイト×新規ドメインで上位表示し、アクセスを集めることは可能です。これは私の経験から間違いありません。
ただ、競合サイトが多いジャンルというのは
『サイト運営を熟知している人たちが多い』
ため、今自分が持っているスキルでは太刀打ちできないだけです。

サイト運営の戦略を学びつつアクセスをアップさせ、さらに新しいジャンルで戦えるスキルを身につけることによって、いずれはサイト運営のプロとなっていきましょう。
もちろん私自身も成長しまくっていきますので、その度にこのサイトで有益な情報をお届けしていきたいと思います。
▼今回の総括
新規サイト×新規ドメインを選ぶことに問題があるわけではなく、結局は自分の力量を正しく判断し、今の力で戦えるジャンルを見定める力と『競合ひしめくキーワードをズラしてアクセスを集めるスキル』を身につけることが何よりも大切!
まとめ

今回はサイト構成や戦略の話をメインでさせていただきましたが、いかがだったでしょうか?

私がいつもお伝えしていることである
『スキルをアップさせながら収益を加速させ、いずれはあらゆる業界で活躍できる人材』
になっていただくため、今回の記事の内容を理解し、今後のサイト運営に生かしていただければ幸いです。