読者に読まれるブログ記事を書くのはなかなか難しい。
サイトに数多くの読者を呼び込んだとしても、そこで記事が全く読まれなければアクセスを集めた意味がありません。
全く文章を読まずにブログを去るような読者はほとんどいないとは思いますが、記事を読み進めていくうちに

と思ってしまうことはあります。
これは読者目線に立つと分かりやすいです。人は、周りの人たちが書いているブログには読みやすい・読みづらいという判断ができますが、いざ自分が書いた文書となると、客観的な視点で見ることができずに
『読みづらい文章を量産し続けている』
人もたくさんいます。

私自身の過去の経験を元に、ここでは読者にじっくり読まれるブログの書き方についてお伝えしていきます。
好きなところから読んでください
私たちが想像しているよりも読者のスクロールは早い

まず記事の書き方をお伝えする前に一番理解していただきたいことは
ということです。
例えば、読者がスマホであなたのブログを読んだ場合、私たちがビックリするくらいのスピードでスクロールをしながら
『興味を持った部分だけを読む』
ことがほとんどです。

まずは
『読者は基本的に記事を読まない』
という前提のマインドを持っておくことが読まれる記事を書くために必要な考え方になります。
基本的に読者は記事を読んでいないです。なぜなら‥

記事を読んでいないと言われても

と信じたくなる気持ちは分かります。
しかし考えてもみてください。ブログの記事を読むユーザーさんが、あなたの記事を読むときの状況はどんな場面でしょうか?
もしかしたら、会社の休憩時間に読んでいるかもしれませんし、電車の中で暇だから読んでいるだけかもしれません。
ちょっとした隙間時間を見つけてブログ記事を読んでいることを考えると、そこでじっくり読み込むようなことはまずあり得ないでしょう。
基本的に、記事を読む時は何かしらの『隙間時間』か『ネットサーフィン』をしている時です。
つまり、じっくり読む検索ユーザーは全体の数%しかいないのです。
仕事が終わり、家でくつろいでいるのであれば読み込むことは可能ですが、1日の中でそのような時間を確保できるのはごくわずかです。
それを考えると
ということは当然の話なのです。


読まれる記事と読まれない記事は何が違うのか?

基本的に、記事は読まれないという前提を理解していただいたところで、私たちがすべきアプローチとしては
『いかにして読者が読みたくなる記事を書くか?』
です。

なんて思ってしまうのはもったいないです。
多くの読者が読まないからこそ
になるのです。
これを考えると少しやる気が出てきませんか?
ネット上には無数のサイトが存在します。言ってしまえばその中の大半は
『読まれない記事』
です。
しかしその一方で、読者目線で作られた有益なコンテンツを作成している一部のサイト運営者は、面白いようにアクセスを集め続けています。

最初からそのような魅力的な記事を書くことは難しいとは思いますが、これは意識すれば誰にでもできることですので、必ず頭に入れておきましょう。
読者が読みたくなる記事を書くための5つの具体的なテクニック

読者が何を考えて自分のブログに訪れているのかが明確に分かれば、そこまでテクニック的な要素は必要ありません。
しかし

と一言で片付けてしまうと

となってしまいますよね?
なので過去数々の失敗を経てきた私が、読者目線で記事を書く際の具体的なテクニックを5つご紹介させていただきます。
これらのテクニックは私自身も当たり前のように使っていますので、今後ブログを運営するのであればかなり役立つと思います。
まずは記事よりもタイトル・見出しに力を入れる

最初に
『読者のスクロールのスピードはめちゃ早い』
ということをお伝えしましたが、それを私が知った時
という仮説が生まれました。
早いスピードでスクロールした場合、小さな文字で書かれているブログ記事は全く見えません。
見えるのは
『最初に表示されるタイトル』
『記事内の見出し』
だけです。
タイトル
見出し←ここ
記事
見出し←ここ
記事
見出し←ここ
記事
その他は読者の目に止まることはほとんどありません。
ということは、ブログ記事よりもタイトル・見出しにインパクトを残すことができれば、そこでスクロールをストップして記事を読んでもらえる可能性は高まるな!という判断をしたのです。

意識すべきポイントは
です。
これができるようになると、読まれるきっかけを作ることができるようになります。
自分が指定したタイトルに沿って記事構成を考える

タイトルと見出しの話をしましたが、さらに掘り下げると
『読者は読みたいと思うようなタイトルではないとアクセスしない』
のが基本です。

ネット上に膨大な数存在するサイトの中から
ここを考えた時、一番意識しなければならないことは
『タイトル』
です。
読者が思わずクリックしたくなるようなタイトルさえつければ、少なくとも読まれないという事態は避けられます。
検索結果一覧
他サイト
他サイト
他サイト
自サイト←クリックされるタイトルを付ける
他サイト
※ありきたりなタイトルでは、他サイトに埋もれてクリックされることがないので注意!
そしてそのタイトルに沿った記事構成を組めば、読者もストレスなく記事を読み進めることができるのです。
ただしやってはいけないことが一つあります。それは
ことです。

記事で最終的に何を伝えたいのかを決める

ブログで収益を得るために記事を書いている方がほとんどだと思いますが、基本的に読者はあなたのお客さんになる気はありません。
そもそもブログ記事に訪れている理由も
ということがほとんどです。

例えばこの記事で言えば
『読者にじっくり読まれる記事の書き方』
について具体的なテクニックを交えてお伝えしています。この記事を読んでいる方の中には
などの悩みを抱えているかもしれません。
そのような方に向けて何を伝えるべきか?そこを私が考えて情報を発信しているわけです。
この伝えたいメッセージを明確にすることで、ブログ記事にまとまりが生まれます。
逆に
『何を伝えたいのかがさっぱりわからない』
記事の場合、読んでいる読者もどうしたら良いか分からず、最終的に離脱してしまうことにもなるのです。
その記事を読むターゲットを明確にする


先ほど読者は誰もが悩みを解消する一つの手段としてブログ記事を読んでいるという話をしました。
そして記事に訪れる段階で、読者が何を知りたいのか?ということはある程度絞られています。
今回の記事の場合
『読まれるブログ記事の書き方』
について興味を持った読者さんが読んでいると思います。となると、この記事は
人向けに発信する必要があるということです。
これはあくまでも私の結論ですが、最初の段階でターゲットを決めておくと、そこから
『その人たちが知りたいことは何なのか?』
を掘り下げていくことで、具体的な記事内容が構成できます。
最初は抽象的なイメージでも良いですが、いずれは年齢・性別・職業などを具体的に設定し
『より具体的なターゲットに向けた発信』
を心がけることで、コアなファンを獲得できるブログを運営できるようになるでしょう。
結論から伝えることを意識する

ほとんどの読者が記事を読まないのであれば、最初からダラダラと文章を書き連ねても仕方がありません。
自分が一番伝えたいことを記事の一番下に持ってきてしまうと、途中の段階で読者が飽きて読まなくなってしまうかもしれません。
途中でもお伝えしましたが、読者はあなたのブログ記事に訪れたときから
ので、そこを真っ先に解決するために
『記事冒頭から結論を伝える』
構成でブログを書くのです。

人によっては

と思われるかもしれませんが、これは実際にデータを取ってみればすぐに分かります。
結論から述べた方が記事の滞在時間が長くなるのは事実ですからね。ぜひアクセス解析を導入して検証してみてください。
読まれる記事を量産している人はマインドが違います

最初から人に読まれる記事を書くことはなかなかできません。しかしできないからといって、ただ闇雲にブログ記事を量産しても時間の無駄です。
コンテンツの量が溜まっていけばある程度結果を出すことはできますが、将来的に大きな結果を残したいのであれば
『読者に喜ばれるブログ記事』
を作る必要があるのです。
量産系のノウハウを求めている人にとっては無意味な内容だったかもしれませんが、ブログの本質を理解したいと考えている場合には、ぜひ今回お伝えしたことを意識して記事を書いてみてください。
そしてブログで実際に稼ぐ方法を知りたい場合には、私のメルマガで本質的な稼ぎ方やアクセスの集め方も解説していますので、そちらをチェックしてください。
まとめ

ただブログを書いて収益を得ようとする人、逆にブログを深くまで理解し、ビジネスとして本気で結果を残そうとしている人。
これら別々のマインドを持った2人がいた場合、1年後に大きな結果を残せているのは間違いなく後者です。
確かにブログは
のは事実です。
しかし本気のマインドでブログを運営すれば、そこから大きな飛躍を遂げられます。

せっかく同じ作業をするのであれば、やはり大きな結果が出た方が楽しいですからね。今回の内容を読んで終わりではなく
『ちょっと実践してみる』
というマインドを持っていただければ幸いです。