普通に話しているだけでも、なぜか自分のことを否定ばかりしてくる人がいます。
特にその人の悪口を言ったわけではないのに、なぜかマウントトークで否定ばかりされていると、その人との付き合い方を変えようとするはずです。
しかし場合によっては、その否定してくる人との関係を完全に断つことが難しいこともあるでしょう。
では長期的にその人と付き合わなければならない場合、どのようなマインドを持てばストレスなくその人と接することができるのか?今回はその点について様々な角度から考えていきたいと思います。
最初にお伝えしておきますが、否定してくる人を
『自分が変えてあげよう』
と思っても、まず話を聞いてくれることはありません。
否定ばかりしている人に人望があるはずもないので、寂しい人生を過ごしているその人とどのように関わっていけばよいのか?それを考えるようにしましょう。
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人生で必ず出てくる人種『否定してくる人』の生態

ではそもそもなぜ否定する人がそのような人間になってしまったのか?そこを理解していきましょう。
人間誰しも一人では生きていくことはできません。生まれてから今の年齢になるまで、言葉を発したその日から否定ばかりしていた人というのはまずいないでしょう。
ではなぜ人生経験を積む中で、周りの人たちを否定する人種へと変貌してしまったのか?それには様々な原因が考えられるのです。
否定してくる人の心を理解してあげよう!

否定してくる人たちを理解することができると、今後接する際に気持ちがとても楽になります。否定する人の性格を変えることはとてつもなく難しいことですが、否定する人を理解して自分が変わるのはそこまで難しくはありません。
むしろ自分のステージを一段階上げることができるため、否定してくる人たちの対処法を身につけると、人間関係が大きく好転するのです。
これは私の実体験なのですが、いつも自分のことを否定してくる人に対する対応を変えただけで、びっくりするくらい人間関係が良くなりました。
今までは自分が否定する側の人の要素を持っていたことに気づき、それを排除して新しいマインドで人と接したところ、今では否定してくる人は自然と離れていき、接していて楽しい気持ちになる人ばかりが集まってきたのです。
これはあくまでも私の例ですが、考え方を切り替えることができれば、今のあなたの人間関係が激変する可能性があるのです。
そもそもなぜ否定ばかりしてくるのか?

ではこのような人種はなぜ否定ばかりしてくるのか?その根本的にある原因について理解してあげましょう。
まず、この人たちは否定をすること自体には特に意味はありません。そうではなく、否定する理由としては
『根本的な自分の欲求を満たすための行動』
なのです。
否定することで何かしらの快楽が得られることを知っているからこそ、頑張って私たちを否定してくるのです。
ではその満たしたい欲求とは一体何なのか?実は否定してくる人たちには共通した特徴があるのです。
めちゃめちゃ寂しがり屋さん
最初にもお伝えしましたが、否定ばかりしてくる人たちというのは、基本的には人望がありません。
自分の意見を持って相手の話を否定するのはまだ分かりますが、一時的な感情でただ相手を否定したいことがほとんどなので、人から認められるような人はまずいないのです。
人望や友人を持っていない人というのは、間違いなく寂しい人生を過ごしています。となると、寂しがり屋さんが
『自分の存在を目立たせる手段』
として否定的な言葉を用いるのです。
よく飲み会が盛り上がっている中で、突然否定的な言葉でその場の空気を変えるような人がいますよね?あれは悪意を持って否定をしているのではなく、単純に
『自分に興味を持ってもらうための手段』
として否定的な言葉を使うのです。
この否定的な言葉を発すると、一時的ではありますが、飲み会に参加した人たちがその人の方向に注目しますよね?
自分の注目を集めるための手段として否定的な言葉を使っているのであって、根本にあるのは
『自分に注目してもらいたい欲求』
なのです。
言ってしまえばめちゃめちゃ寂しかり屋さんだということです。
嫉妬心がえげつない
そしてこちらの嫉妬心が否定的な言葉を生み出すことは多々あります。まず嫉妬というのは、自分が幸せではないのに、周りが幸せそうにしているとムカつくような気持ちです。
自分が満たされていない、なのに周りは楽しそうにしている。そうなると、周りよりも
『自分が劣っているような気持ちになる』
ため、その嫌な気持ちを打ち消すために周りを否定していくのです。
要するに、今満たされていない自分よりも、相手を否定して格下に落とすことによって自尊心を保っているのです。
露骨に自慢話をするような人も、実は根っこには嫉妬心があります。自分の幸せをアピールすることによって、周りよりも自分の方が圧倒的に上にいることを見せつけて自尊心を満たすことができるのです。
相手を否定する人とリア充アピールをする人は同じ人種だということですね笑。
嫉妬でタチが悪いのは、本人はそこまで相手を否定しているという自覚がありません。自分の自尊心を保つために
『無意識的にやっていることがほとんど』
なので、これを指摘するとさらに攻撃がエスカレートする可能性が高いのでご注意を‥。
中身がないので自分に自信を持てない
ここまでの話で私は否定してくる人種をかなりディスっていますが、正直私はこの人種があまり好きではないので、少し感情むき出しの文章になっています笑。
読んでいて気分が悪い場合はこの辺で離脱してもらって大丈夫です笑。では話を続けていきますが、否定してくる人に共通しているもう一つの要素としては
『自分自身に全く自信がない』
ということです。
実際に自分の存在自体に自信を持っている人というのは、わざわざ人を否定するようなことはせずに、自分の短所を受け入れる努力をします。
しかし自信を持っていない場合、少しでも自分のことを否定されると、無知・無能であることを誤魔化すために、露骨に反発するのです。
相手が自分を否定する→もしそれを受け入れてしまうと自分の立場が相手よりも低くなってしまう→自分の立場を上に保つために反発して怒る→逆ギレで相手を否定する・もしくは自分の自慢話に持っていく。この流れが否定してくる人たちのテンプレですね。
中身が溢れるくらいの宝箱を持っていれば、もし人が寄ってきて
『それ見せて』
と言われても
『お~いいよいいよ!』
と受け入れられますが、中身が空っぽの宝箱を持っていて
『それ見せて~』
と言われたら、絶対に中身が空っぽであることを知られないために、怒るか相手を遠ざけると思います。
なので自分に自信を持っていない人たちというのは、積極的に相手を否定して自分の中身を見せないための努力をしていると解釈しましょう。
もし否定してくる人が目の前に現れたらどうする?

新しい環境に身を置き、そこでもし目の前に否定的な言葉を扱うスペシャリストが登場した場合、今後どのように対処すれば良いのか?ここは誰もが気になるところだと思います。
もちろん私自身も完璧に対処できないのですが、以前よりはイライラせずに付き合うことができるようになりました。
今までは否定され続けると
『なんだよコイツ』
と思っていたのですが、最近はそこまでストレスなく付き合うことができます。
数多くの失敗の経験を積み重ねていき、私なりに導き出した対処法をあなたにも伝授したいと思います。
絶対にこちら側はムキにならない
ここまでの話で伝わったとは思いますが、基本的に否定してくる人たちというのは
『否定してくること自体に意味はない』
です。
否定してくる理由は何かしらの理由で自尊心を満たすためになりますので、こちら側がムキになるとさらに面倒くさいことになります。
人によってはネチネチ悪口を言ってきたり、周りを味方につけて自分をハブらせようとしてくることもありますので、ここは十分に注意しておきましょう。
一番の対策は全く関わらないことなのですが、環境的に難しい場合には、こちら側は感情的にならずに相手の自尊心を満たしてあげましょう。
重要なポイントとしては
『相手の話は全て聞き流す』
ことです笑。
基本的にこの人たちの話はほとんどが愚痴や自慢話なので、スーパー聞き上手になってとにかく相手の話を引き出しましょう。
そして聞いているふりをしながら、右から左へ話を受け流す~事で、ストレスなく関わることができるでしょう。
言葉で説明すると簡単ではありますが、実際にやってみると話を聞いているだけでイライラしてくることもあります。そんな場合には、次の対処法を考えましょう。
適度な距離感で接する・できれば離れる
このような人たちと接する際に最も重要なことは
『適度な距離感を保つこと』
です。
人間関係は踏み込みすぎると面倒くさいイベントが発生することがあるため、本当に自分が大切だと思う人たち以外に関しては、適度な距離感で接することが大切になります。
これを聞くと冷たい印象を受けるかもしれませんが、やはり全ての人と密接に関わるというのは不可能なので、自分が居心地の良い距離感を保つことがエネルギーを使わない一つの手段となります。
否定してくる人たちというのは、ほとんどが
『自分の考えは全て正しい』
というスタンスで発言をしてきます。
そうなると、その意見に反発した場合、相手もムキになって対抗してくるため、半端じゃなく面倒なことが起こります。これは私も何度も経験しました笑。
全く無意味なところでエネルギーを使ってしまうと、自分の人生にマイナスしかありません。
一番の理想はその人から離れることですが、それが難しいのであれば、自分が疲弊しない距離感を見つけて接していきましょう。
否定してくる人は自分の人生にとって絶対大切な人ではない!

もし現在このような人たちと接することで悩みを抱えている場合、必ず覚えておいていただきたいことは
『自分を否定ばかりしてくる人は、あなたにとって間違いなく大切な人ではない!』
ということです。
本当に大切な人であれば、否定ばかりするのではなく、自分のことを考えて発言をしてくれます。
生まれてから死ぬまで数多くの人と出会いますが、その中で本当に大切な存在となる人はごく少数です。
それを考えると、今目の前にいる否定してくる人種の人たちというのは、あなたにとって
『いてもいなくても同じ存在』
でしかありません。
根底にそのマインドを持っていると、わざわざその人たちにエネルギーを使うような考えはまず出てこなくなります。
マインドが変われば、必ず自分自身の行動も変わってきます。相手を変えようとせず、まず先に自分が変わり、そこからどのような行動を起こすかを考えてみてはいかがでしょうか。
自分がそちら側(否定してくる人)にいかないようにすること
そして最後に私の経験を踏まえての意見ですが、このようなネガティブな要素を持った人たちと接すると、ある日突然
『自分がそちら側(否定してくる人)になってしまいそうになる』
ことがあります。
否定的な意見ばかり出してくるような人と接していると、本当に気持ちがイライラしてきます。
もちろんその気持ちを爆発させて相手をけちょんけちょんにしてしまうこともアリですが、くれぐれも相手と同じような考えを持った人にならないように気をつけてください。
私の場合、一時期自分に自信がなく、とにかく人が発することがに敏感になっていました。ちょっとでも自分が否定されると、その人のことを嫌いになったり怒ってしまったこともあります。
それが当たり前となると、無意識的に自分が相手を否定していることに気づく瞬間があります。
自分がそちら側(否定してくる人たち)と同じ人種になってしまうと、最終的に自分の周りには否定してくる人たちしか集まってきません(それ以外の人たちは居心地が悪くなるため)。
自分の根本的なマインドがブレてしまうと、最終的に自分自身の首を苦しめることになりますので、それだけは注意しておいてください。
まとめ

否定してくる人たちがなぜそのような行動を取るのか?この部分を理解しているのと理解していないのとでは接し方が大きく違ってきます。
嫉妬というのは結局は『八つ当たり』です。
嫉妬するくらいなら努力して自分が満たされるような生き方をすれば良いだけなのですが、この人種は努力をせずに楽に気持ちよくなることを考えます。
そうなると、今目の前にいる人たちに八つ当たりをして、自分の理想と現実のギャップによって生まれたストレスを解消しているのです。
私が目指す最終地点は『ブッタ』です笑。考え方を一つ切り替えるだけでも、人生が驚くほど好転することを私自身も経験しているので、今後もスーパー成長していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。