私の気のせいかわかりませんが、最近のgoogle先生は新しいサイトの記事をなかなかインデックスさせてくれない傾向にあるのかなぁと感じています。
以前は新しいサイトでも、ある程度記事が溜まってくれば即日インデックスされていましたが、最近は数日後はザラで、場合によってはそれ以上の時間を要することがあるため、新規記事をなかなか見てもらう事が出来ずに困る事があります。
インデックスが遅いと、ペナルティの恐怖が頭をよぎる事がありますが、実際にはペナルティを受けるようなことはなく、単純にインデックスされていないだけである事がほとんどです。
googleのアップデートによりインデックスが遅くなったかどうかは分かりませんが、今後記事を更新する際に
『インデックスの遅さを解消する方法』
はないのか?
その点について私なりの解決策をご紹介していきたいと思います。




好きなところから読んでください
インデックスについて

そもそもこのインデックスというのは、直訳で『索引』という意味になります。
googleのクローラーというロボットが定期的にWEBページの情報を集めに来ますが、そのクローラーが収集したWEBページのデータを検索エンジンに登録していきます。そこで登録されれば、自分が書いたコンテンツがネット上で見る事ができるようになるのです。
これを一言で
『インデックス』
と呼んでいるのです。
インデックスがされないと、自分のコンテンツがネット上に存在していないのと同じことになるため、WEBページにユーザーを集めることができないのです。
新規サイトがインデックスされない理由を理解しよう!

このインターネット業界で新しいWEBサイトを立ち上げた場合、最初の数ヶ月は全くインデックスされない時期が続くことが多いです。
というより、ほとんどインデックスされないのが当たり前です。
よくサイト初心者から
『自分のサイトが全然インデックスされないんですけど‥』
という質問がきますが、これは誰もが通る道であるため、全く不思議なことではありません。
むしろ新規サイトを立ち上げていきなりインデックスしまくった場合、あまりよろしくないことが起こっている可能性が高いです。
もちろんやり方次第ではインデックスを早めることは可能ですが、新規サイトは共通してインデックスがされないということをまず理解しておきましょう。これは自分がgoogle側の視点を持つと簡単に分かることです。
ネットには、毎日のように膨大なサイトが新しく生み出されています。その中の大半はあまりgoogleにとってよろしくないサイトであることが多いため、それらをインデックスさせないために、新規サイトは最初に振るいにかけるのです。
その中で
『あ~、このサイトはちゃんと運営しているな!そろそろインデックスさせてやっか!』
となり、晴れてサイトがネット上に出てくるのです。簡単に言ってしまえば
『真面目にサイトをコツコツ育てていれば、いつかは必ずgoogleが見つけてくれる』
ので、そこまで不安になる必要はないということです。
googleにサイトの存在を知らせインデックスを促進する方法

サイトのインデックスが遅くても問題ないことを理解しても、やはり早い段階でインデックスしてもらったほうがアクセスを集めやすいのは事実です。
普通にサイトを運営しているだけではインデックススピードを早めることは難しいですが、いくつかインデックスを促進する方法を取り入れると、早い段階でgoogleにコンテンツを認知してもらうことができます。
以下の方法に関しては私自身も取り入れているため、効果があることは証明済みです。

ウェブマスターツールの『Fetch as Google』を使う

新しいサイトを作った場合、早い段階でgoogleが提供している無料サービス
『ウェブマスターツール』
を使うようにしましょう。
このサービスはgoogleが提供している無料ツールの一つであり、インターネット集客では必須となります。サービス内容としては
- インデックスの促進
- サイトキーワードの解析
- 検索流入の確認
など、サイト情報に関することを詳細に見ることができます。
その中でもインデックスに効果的なのが
『Fetch as Google』
という機能です。
これはgoogle側にページのインデックスリクエストを送ることができるため、クローラーがサイトを巡回する可能性を高くすることができます。
実際にデータを見てみると、このFetch as Googleという機能を使うことでインデックススピードを早めることができているため、使わないよりも使ったほうが明らかにサイトのインデックスが早くなります。


サイトマップを使い、クローラーの巡回をスムーズにする

そしてウェブマスターツールのもう一つの機能である
『sitemap』
を使うことで、クローラーに自分のサイトのコンテンツを認識してもらいやすくなります。

クローラーが自サイトに訪れると、それぞれのページ情報を持ち帰ることになります。
新規サイトの場合、そこまで多くの情報を持ち帰ることはないのですが、サイトマップを導入することで、効率よくクローラーが情報を持ち帰ることができるため、新しく入れたコンテンツの情報を持ち帰る可能性が高まります。
こちらも導入しているのとしていないのではインデックススピードが大幅に変わってきますので、すぐに取り入れるようにしましょう。
ワードプレスのプラグイン『PubSubHubbub』を使う

正直このPubSubHubbubというのは今だになんて読むのかがさっぱりわかりません笑。しかしプラグインとしての機能は抜群に良いです。
簡単に言ってしまえば、このプラグインは
『リアルタイムにコンテンツの更新を通知する』
仕組みになるため、記事更新後、瞬時にインデックスを促すことができるのです。サイト運営での悩みどころとして
『新しく書いた記事がなかなか検索に表示されない』
という悩みがありますよね?
これを解消してくれる優秀なプラグインがPubSubHubbubなのです。

このプラグインを使うと、積極的にクローラー側に新しいコンテンツの存在をアピールすることができます。
イメージ的には、集団の中で大きく手を振って自分の存在を目立たせるようなプラグインだということです。分かりづらかったですかね笑。
記事の更新頻度を高くする

そして基本的なことですが、誰もがおろそかにしがちなポイントである
『記事の更新頻度』
もインデックスの促進には効果的です。
というより、定期的に記事を更新し続ければ、嫌でもgoogle側があなたのサイトを認識します。
上記した方法は、インデックスする時間を短縮するテクニック的な方法であって、一番重要視すべきは記事の更新頻度を高めることです。
例えば月に1度しか記事を更新していないサイトと、毎日記事を更新し、月に30記事以上アップしているサイトがあれば、google側は後者のサイトを認識しやすくなります。
もちろん一つ一つのコンテンツの質を高めることも重要ですが、やはりアクティブな状態のサイトはgoogle側も評価を高くするのです。
常に最新の情報を取り入れたサイトであれば、気づけば多くのコンテンツがインデックスされているはずです。
▼合わせて読みたい
googleが好むのは信頼できるサイト

常にgoogleは進化をしています。最近はAI(人工知能)の発達により、より詳細なデータを取ることができるようになりました。
となると、今まで小手先のテクニックで上位表示していたサイトも、AIが瞬時に見分けることができるため、本当に価値のあるコンテンツしか生き残ることができない時代になっているのです。
これを聞くとサイトの上位表示が難しく感じるかもしれませんが、実はチャンスでもあるのです。
今まで業者が量産していた記事を評価しなくなり、独自性のある個人のサイトをgoogle側は高く評価するようになりました。
私のサイトもgoogleのアップデートにより軒並み上位表示するようになったため、急激にサイトのアクセスが増えたこともあります。
常に求められるコンテンツを作成していれば、必ずgoogleがあなたのサイトを評価してくれますよ。
新規サイトがgoogleに認められるには?

今後新規のサイトを立ち上げた場合、まず最初にインデックスを促進するための上記の方法を取り入れていきましょう。
- ウェブマスターツールの登録
- サイトマップの導入
- PubSubHubbubの導入
これらの対策をするだけでもインデックススピードは格段に上がりますので、ぜひ試してみてください。

そして基本的なマインドとして
『google側は新規サイトを高く評価することはない』
ことを頭に入れておき、長期的な視点をもってサイト運営をしてください。
適当にコンテンツを量産しても、結局はgoogle側の優秀なロボットに全てバレてしまいます。1つのコンテンツに時間がかかっても、それが世の中の人が求める有益なコンテンツであれば、いずれ必ずgoogleも評価してくれるでしょう。
よくSEO対策として小手先のテクニックを教えている人もいますが、あれはあまり参考にしないほうが良いです。
昔は小手先でも大きな金額を稼ぐことはできましたが、これからの時代は
『人に求められるコンテンツ』
を作れる人だけが生き残ります。
いわゆる
『コンテンツSEO全盛期』
となっているため、この点だけは忘れないようにしましょう。
実際に私がブログで月10万円の結果を出した方法に関してはメルマガ内で公開していますので、そちらもチェックしておくとコンテンツの作り方を学びながら結果を出すことができます。




小手先のテクニックはオススメしない

ちなみに小手先のテクニックというのは、簡単に言ってしまうと
『コンテンツを手抜きしてそれ以外の要素で上位表示をさせる方法』
です。
例えば被リンクを使った方法や、SNSを使った拡散方法(こちらは取り入れると爆発的にアクセスは集められます)がありますが、これはあくまでも
『質の高いコンテンツがあることが前提』
の話であって、最初からこれらの要素を取り入れても意味がありません。
むしろテクニック的な手法はgoogle側から嫌われることがあるため、むしろサイト運営にとってリスクとなるのです。
この小手先のテクニックの考え方を理解していないと、大切なサイトが圏外に飛ばされることにもなります。その点だけは必ず頭に入れておいてください。
SEOの業者に上位表示を依頼しても、小手先のテクニックで改善しようとする業者もあるので注意が必要です。場合によってはお金を払ってサイトが圏外に飛んでしまった!という事例もありますので、依頼する業者は十分注意して選びましょう!
まとめ

今回はgoogleのインデックススピードを促進するための方法をご紹介してきました。ちょっとしたことではありますが、今回ご紹介した方法を取り入れるだけでもライバルより有利にサイト運営ができるようになります。
短期的な視点でサイト運営をすると
『なんでこんなに頑張っているのにアクセスが集まらないんだよ‥』
と思ってしまうかもしれませんが、その考えはまず捨ててください笑。むしろ今自分がやっていることは数ヶ月後に花開くという考え方を持つと、自然と良い結果になることが多いです。
過去の私はいかに早い段階でアクセスを集めるか?ということしか考えていなかったため、色々と痛い目にあったことがあります。
何度もお伝えしますが、短期的な視点ではなく、サイト運営は
『長期的な視点』
で考えていきましょう。