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現代を生きていれば、嫌でも働き方が大きく変わっていることに気づくと思います。すでにサラリーマンの5人に1人は本業の傍らで副業に取り組んでいますし、会社勤めをしていた人の中でも、自分でビジネスを始めて成功し、今では個人で働いている人も増えてきています。

もし今の社会で『大企業が安定している』『公務員はリストラがない』と安心している場合、もしかしたら新しい時代の波に乗り遅れてしまうかもしれません。

ここではサラリーマンという働き方を否定するのではなく『副業禁止の会社に勤めることのリスク』について具体的に考えていきたいと思います。もし今の会社で副業ができないのであれば、なるべく早い段階で退職を考えておく必要がありますよ。

副業禁止の会社勤めはリスクでしかない現実

すでにインターネットの普及によって世の中が大きく動き始めていることは誰もが感じていることですが、この先の将来がどうなるのかを真剣に考えている人はごく少数しかいません。

もし今の時点で60歳まで会社で働き定年退職を迎えることを考えているのであれば、まずその考えは捨ててください。これからの時代は定年退職という言葉が死語になります。

そもそも10年以上続く会社は全体の1割以下と言われていますから、自分の会社の10年後がどうなっているのかすらも分かりません。

しかし日本人のほとんどは会社員=安定という思考を持っているため、自分の考え方がどれだけリスクを持っているのかに気づいていないのです。

いつ消えるか分からない会社で『副業禁止』と言われるのはかなりのハイリスクです。

会社が倒産した後、その後の人生の保証をしてくれるのであれば副業禁止でも安心ですが、実際は倒産した後は自分でなんとかしてくださいという仕組みになっています。

副業もできない、将来が不安定となると、縛りのキツい会社に勤め続ける理由が私には分かりません。

新しい時代の波がすぐそこに来ている!

今考えられる中で、この先私たちを待っている『新しい時代』というのはどんなものなのでしょうか?

まず今後一番注目されるのは『人工知能(AI)』です。この人工知能は、ある特定の分野に特化したロボットが、面倒な処理を完璧にこなしてくれます。

例えば今まで人の手で行っていたデータの処理や、エクセルでの管理シートなどは、すべて人工知能が代わりにやってくれるようになります。

人の手だと必ずミスが出ますが、人工知能であればノーミスで完璧に仕事をこなしてくれます。

そうなると、人件費がかからない人工知能に仕事を切り替えて、今まで事務作業・データ管理をしていた人たちの仕事は無くなるでしょう。

それ以外にも、ロボットが自動で物を運んだり、自動運転技術の発達によってドライバーの職業も人工知能に切り替わります。ドローンが発達すれば、この先私たちがアマゾンで注文した商品をドローンが運んできてくれるような仕組みもできるはずです。

私たち日本人が知らないだけで、すでに世界ではテクノロジーが飛躍的に発展を遂げているため、人工知能が活躍する時代がすぐそこまで来ているのです。

数年後確実に働き方が大きく変わる

これを聞いても『いやいや、そんな話何百年も先のことでしょ?』と思われるかもしれませんが、一つの区切りと言われているのが2020年の東京オリンピックです。ここが日本の大転換期となる可能性が高いです。

オリンピックに向けて、日本は今動き出していますが、そのオリンピックが終わった後、急激に働き方が変わってくるはずです。日本の経済は、少子高齢化によって縮小していくと言われていますし、不景気の影響で国民に対する税金の金額も高くなることでしょう。

それと同時に人工知能の発達によって、人の仕事がどんどん奪われていき、企業が従業員に支払える給料も下がり続けるはずです。

すでに大手企業や大手銀行がテクノロジーの発達によって大規模なリストラをしているのがニュースで取り上げられるようになりました。大企業=将来安泰なんて考えはすでにオワコンになっているのです。

ちなみに最近は大手企業であっても、安定していないことを意味する重大なニュースも出てきています。

AIの進化によって誰にでもできる仕事は無くなる

人工知能は、人の手で行っていた単純作業をすべて担うことができます。言ってしまえば、この人工知能の技術発達によって『誰にでもできる仕事はほとんどなくなる』のです。

分かりやすい例で言えば、近くのスーパーで『セルフレジ』が導入されていると思います。これもテクノロジーの発達によってできることの一例であり、人の手に変わってロボットが勝手に計算をしてくれます。

他にも工場で行っている単純作業も、今後はロボットが働いてくれるようになります。言い方は悪いですが、今後は誰にでもできるような仕事はすべてロボットに切り替わることはほぼ確定しているので、今自分がやっている仕事がロボットに切り替われるかどうかを考えておく必要があります。

会社が個人に仕事を依頼する例が急増中

人工知能の発達によってネガティブな情報が多いように感じますが、実はそんなことはありません。シンプルに言ってしまえば『誰にでもできる仕事はなくなるが、その人にしかできない仕事はめちゃめちゃ増える』のです。

現に今の仕事の以来先が『個人単位』になっていることはご存知でしょうか?

今まではどこかの会社に依頼していた仕事も、いまでは優秀な個人に頼まれるケースが増えています。

最近流行りのフリーランスという生き方ができるのも、仕事の依頼が個人単位になっていることが大きな理由です。

特にIT業界は、特殊なスキルを持った人は会社に属さずに個人でいくらでも仕事を取ることができるため、フリーランス、もしくは独立という形で働いています。

会社員として働いていた人の中にも、自分で副業を始めて、その副業の収入が本業を上回ったことによって退職を決断したという人も数多くいます。

これからの時代はさらに個人に対する仕事の以来が増えることになるでしょう。場合によっては個人同士がお互いの力を組み合わせて新しいビジネスを始めるということも頻繁に出てくるかもしれません。

副業できない会社に勤めることの最大のリスクとは?

新しい時代の波を、私たち個人がどうこうできる話ではありません。重要なのは『現実を受け入れて、今自分に何ができるのか?』を考えることです。

前半で様々な事例をお伝えさせていただきましたが、これからの時代のことを考えると、どう考えても『一つの組織に所属しているだけではリスクが高い』ということです。

特殊なスキルを使った仕事であれば、その先いくらでも仕事は見つかりますが、いずれロボットに切り替わりそうな仕事で副業禁止の会社に勤め続けるのは超ハイリスクです。

ではこの『副業できない企業』に勤めることで、その人にどんな弊害が出てくるのでしょうか?

収益の柱を一つしか持てない

生きるためには必ずお金は必要です。今を生きるのであれば、このお金から目を背けることはできません。

会社に属すことで世の中的には安定というレッテルを貼られるかもしれませんが、途中でもお伝えした通り、テクノロジーの発達によってこの先会社がどうなるのかは全く分かりません。

その状況下で『収益の柱を一つしか持てない』というのはとんでもないリスクになることは想像できますよね?その収入が途絶えたら、よく月から全くお金を稼ぐことができなくなります。

もし万が一のことが起こった時に、副業によってもう一つ収入の柱があれば、最悪の事態が起こっても無一文になることはありません。

自分のスキルを伸ばすことが難しい

これからの時代は、いくらでも個人で仕事を受けられる環境が整ってきます。今のうちにスキルを伸ばしておけば、そのスキルを必要とする企業や個人が必ず出てくるため、それだけでも生きていけるような働き方を実現することも可能です。

しかし自分のスキルを伸ばすためには『副業』という形を選ぶ必要もあります。会社で資格を取ることでスキルを伸ばすことも可能だとは思いますが、今後は『暗記系の資格の価値は全くなくなる』可能性が高いので、自分でビジネスを始めてスキルを伸ばした方が圧倒的に有利となるでしょう。

私たち人間がロボットに記憶力で勝てるわけがありませんから、いくら暗記して知識が豊富でも、それを仕事で活用できなければ何の意味もありませんからね。

会社が倒産したら人生が詰む可能性がある

最も恐ろしいリスクはここです。副業禁止の会社で頑張って働いていても、結局会社の業績が悪化して倒産してしまえば、自分が頑張ってきたことは何も評価されなくなります。

人間誰しも自分が可愛いですから、会社がピンチになった場合、自分の保身のためなら人を切り捨てることもできてしまいます。

そんな環境に人生を捧げて自分の人生が詰んでしまっても、誰も助けてはくれません。

そうなるのであれば、今の時点で自分で生きることができるスキルを身につけ、どんなことが起こっても『俺はこれができるから大丈夫』という考えを持てた方が良いでしょう。

大企業の幹部・超有名企業の社員という肩書きは『その会社に務めているときだけ』しか効果を発揮しません。

会社が倒産・リストラをされれば、ただの一人の人間となりますので、そうなった時に自分という存在に付加価値をつけるためにも、副業禁止の働き方は危険だと言えるでしょう。

ホワイトカラーの消滅が現実に起こるかもしれない

全てのホワイトカラー(スーツを着て仕事をしている人)が一気に消滅することは考えづらいですが、それでも人工知能の発達によってホワイトカラーの仕事が脅かされることは間違いありません。

最近では不動産鑑定士・宅地建物取引士が経験を元に不動産の査定をしていましたが、これに関してはすでに人工知能の方が詳細に価格を割り出すことができます。

パターン化し、それを数値化して評価する仕事に関しては、人間よりも圧倒的に人工知能のほうが優れているのです。

逆に人工知能が苦手な仕事(右脳的)なことに関しては、人間以外ではまずできません。例えば料理の美味しさ・旅の楽しさ・旅館の居心地の良さなど、感覚的な部分を判断することは人工知能にはできないのです。

これらを考えると、この先人間がどのような仕事をこなすべきかが少し見えてくる気がします。

新しい時代で活躍できる人の共通点

新しい時代がやってくるとともに、これから頑張ることができれば、誰でも活躍可能な時代がやってきます。今までは、ある意味会社の肩書や勤めている会社のブランドによって人を判断するような文化がありましたが、これからの時代は違います。

会社のブランドではなく『自分自身のブランド』を持つことで、多くの人から必要とされる人材へと成長できるのです。ではこれからの時代、どんなスキルを持ち、どんな考え方を持てば成功できるのでしょうか?

自分で仕事を生み出すことができる

この先個人で活躍する人が増えることで、企業側も人材不足が深刻化するでしょう。そのため、転職活動もやりやすくなり、年齢の壁もあまり関係なくなってきます。

しかしそれ以上に『自分自身で仕事を生み出すことができる人材』はこの先の時代で大きく注目されることになります。インターネットによって、新しいシステムを開発することが誰でもできるようになりました。

自分で便利なサービスを生み出し、そのサービスを世の中に広めることができれば収入・信頼を獲得することができます。自分で仕事を生み出すと言われると難しく聞こえますが、実際にやってみるとそんなに難しいことでもありません。

人が求めている新しい価値を生み出すことによって、これからの日本を盛り上げることもできますので、このような『起業家思考』の人がどんどん出てきてほしいですね。

ロボットにはできない右脳的な思考を持っている

途中でもお伝えした通り、これからは人工知能が人間の仕事を奪っていきます。これは避けることができない事実です。それと同時に人工知能には絶対できない仕事もたくさんあります。

これからの時代は『今まで仕事だと思われていなかったことも仕事として成立する』ようになるため、どれだけ斬新なアイディアを出せるかが活躍するために重要な要素となります。

江戸時代は人口の7割以上が農民だったことからも分かるように、時代によって仕事が大きく変わっています。

今の平成で仕事の7割以上が農民ではありませんよね?その時代その時代によって仕事というのは変化していくものですので、この先のAI社会の到来によって働き方が変わるのは歴史から考えても何の違和感もないのです。

むしろ歴史は繰り返すを実証していると言えるでしょう。

コミュニケーション能力の高い人

どんなに優秀な人工知能(AI)だったとしても、ロボットが人に影響を与えられることは限られています。

この先人工知能で作られたロボットが総理大臣になって、人に影響を与えるような存在になることはまず考えられませんよね?もしあるとしたら、本当にターミネーター的な話になってしまいます笑。

優秀な人工知能であっても、人間と密なコミュニケーションを取ることはまず不可能です。そうなると、今後高いコミュニケーション能力を持っている人は間違いなく注目されます。

よく聞く話の一つとして、会社の社員を1人以外全てリストラするのであれば、残す人材は『宴会部長』というものがあります。

場の雰囲気を良くしてくれる人材というのは、それだけでも希少価値がある存在であるため、このような表現がされるのです。

これからの時代、このコミュニケーションスキルの高い人は間違いなく注目されていきます。

副業禁止の会社はあなたの可能性を奪う

今回の記事で様々な事例をご紹介してきましたが、これからの新しい時代の波を考えると、副業禁止の会社というのは自分の人生の可能性を狭めるリスクでしかありません。

働き方がどんどん変わっていく世の中で、同じ仕事をやり続けるのは時代に沿った働き方ではありません。

すでに世の中を理解している企業のトップは、続々と会社で副業を解禁しています。そんな中で、断固として副業を推奨しないような会社に勤めてしまっている場合には、この先転職を頭に入れておくべきでしょう。

人手不足により、この先転職もやりやすい世の中へと変わっていきます。収益の柱を一つ持つだけではなく、複数の収益源を持ち、この先どんなことがあっても自分の命・家族の命を守れるような環境を整えておきましょう。

まとめ

数十年前は、会社で副業をすることは禁止されているのが一般的ですが、時代は大きく変わり、これからは副業が当たり前の時代がやってきます。今回の話でもまだ会社勤め=安定という思考が抜けない人もいるかもしれませんが、この先の日本は何が起こるかを予測することはとても難しいです。

一つ言えることは、この先日本が急激に好景気になる可能性はほぼゼロに近いということです。

変わるとすれば『悪い方向に向かう』可能性は高いので、今自分に何ができるのかをもう一度考えていきましょう。景気の悪化によって

  • 企業のリストラ
  • 税金の増加
  • 物価の高騰
  • 会社の保証がなくなる

など様々なことが考えられます。

すでに動き出している人は、新しい時代に適応するためのスキルを身につけ始めています。ネガティブに考えるのではなく、むしろ新しい時代が楽しみになるような生き方をこれからしていきましょう。

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